こんにちは、マイクロアド広報の井野口です。今日のwantedlyでは、マイクロアドのカルチャーの1つ「部活動」についてご紹介したいと思います。
部活動の目的としては『部活を通した社内組織の活性化』を掲げています。役職や部署を超えた社内交流を促すことで相互理解を深め、ビジネスに対してもよりよいパフォーマンスを発揮してもらいたいという想いから部活動を推進しています。
現在は、野球・フットサル・テニス・ヨガ・麻雀・ボードゲーム・アクアリウム部などなど、14の部活があります。その中でも、今回は2024年に発足したばかりの『農活部』について、部長の山田さんにお話しを聞いてみました。
そのほかの部活動についても今後記事にまとめていきたいと思います^^
目次
まずはじめに、農活部では何を作っているのですか?
「農活部」発足の経緯を教えてください
年間を通してどんな活動をされているのでしょう?
<4月の田植えと、野菜&卵のお持ち帰り>
<5〜7月の雑草・草むしり体験>
<8月の収穫祭>
全体の活動を通して、子供たちの参加率も高いのですか?
収穫したお米はどうするのですか?
\11月に、収穫したお米を社員に振る舞うイベントを行いました/
140名を超える社員が集まり、2日間で炊き上げたお米はなんと255合!
部長からひとこと
まずはじめに、農活部では何を作っているのですか?
私たちが作っているのは、お米です。殺菌剤・除草剤・殺虫剤・化学肥料を使用しない「特別栽培」で作っています。
この方法で栽培した場合、稲が自然に近い形で健康的に育つので、しっかりとした噛みごたえで甘みのある粒ができるそうです。スーパーで購入すると高価格でもあるので、自分たちで作ることで、低コスト・安心・安全と嬉しいことづくめです。
農園の場所は木更津で、普段の活動は部員たちが各々バスや車などで参加するのですが、今年の8月初めて収穫をした日は全社から参加希望者を募り、みんなでバスを貸切って現地に向かいました!現在の部員数は20名ほど。お子さんを連れて参加されるメンバーもいますので、社員同士はもちろん家族同士の交流もできる、貴重な機会となっています。
「農活部」発足の経緯を教えてください
これまでも屋外で開催される部活動はありましたが「自分たちで生産したものを自分たちで食べる」というような、農園での活動をメインとする部活は初めてですね。またこの農活部では、『部活を通した社内組織の活性化』はもちろん目的としていますが、それだけでなく障がい者雇用という枠組みも担っているんです。
障がい者雇用と言ってもオフィスワークではなく、何かユニークな取り組みを絡めていくのがマイクロアドらしいよね、という話から、自然の中で田畑をいじりつつも生産的な活動ができるものとして、部活動と雇用を組み合わせて発足されました。
特別栽培でお米を育てると、雑草が大量に発生するんです。雑草に栄養を取られてしまうと収穫に影響してくるので、ちゃんと稲を育てるためにも日々のメンテナンスが必要になってきます。私たち部員が現地で農作業ができるのは土日に限られてしまうので、農園の皆さんに、平日の畑のメンテナンスをサポートしていただいています。
年間を通してどんな活動をされているのでしょう?
・4月:田植え
・5月:雑草などの草むしり
・6月:雑草などの草むしり
・7月:雑草などの草むしり
・8月:収穫 (初めての収穫を記念し、その後みんなでBBQを行いました!)
・11月:芋掘り体験(農園が作っているサツマイモ掘り)
4月の田植えから年間の活動がスタートし、8月の収穫までは雑草を抜く作業をメインとしています。毎回帰りには、農園で育てている野菜(ミント、ルッコラ、枝豆、ミニトマトなど季節によりさまざま)を収穫したり、農園で飼育されている鶏の卵を持ち帰らせていただいています。
<4月の田植えと、野菜&卵のお持ち帰り>
天気にも恵まれた4月の田植えですが、広大な田んぼへ素足で突入し、苗を1本ずつ丁寧に植えていきましたよ!参加者全員、田植えは初体験でした^^
<5〜7月の雑草・草むしり体験>
5〜7月の草むしりは、稲を健康にしっかり育てるため欠かせない作業です。作業前に農園の方に、どの雑草を刈るのか、どのような草が生えてるかなどのレクチャーを受けて草むしりスタート!田植え同様に、素足で畑に入りますよ^^
<8月の収穫祭>
8月の収穫がメインイベントなんですが、鎌で稲を刈ってから、稲穂の先から籾(もみ)を分離する「脱穀」作業を行います。そのほかの工程を経てから、ようやく新米を部員に配布という流れですね。
今回の収穫祭では、お米の収穫のほかBBQを開催しました。子ども達はスイカ割りにプール遊び、大人達も炎天下での労働を労い合い、楽しい夏の思い出となりました^^
全体の活動を通して、子供たちの参加率も高いのですか?
けっこう参加されていますね^^意外と田んぼは深さがあるので、農作業は小学2年生以上を対象としているんですけど、小さなお子さんは、畑の近くで思いっきり泥遊びを楽しんでいたりしますよ。子供同士で集まってワイワイ遊んでいる感じです。なので田植えの時とかは特に、みんな泥だらけなこともあって、作業というか自然の中で泥遊びをしているというイメージですね^^
これは私たち大人にも言えることですが、お米作りの体験って誰しもができるわけではないと思うんですよね。田植え、収穫などピンポイントで体験できることはあったとしても、一連の流れを見て体験するっていうのは、東京都心で暮らしていると簡単にできることではないですよね。そういう、普段できない体験をさせてあげられるのは、親として、食育の観点でプラスだなと感じています。
泥遊びも幼稚園・保育園などでやってはいるけど、都心ではいないような虫とかもいる本当の大自然の中で思いっきり遊べるという経験をさせてあげられるって、いいですよね。
収穫したお米はどうするのですか?
年間を通して活動に精を出してくれた部員たちに優先的に還元しています。農活部として「自分たちで一生懸命手入れして作ったものを、自分たちで食べる」という自給自足的なところも目指しているので、農活部の新米を食べれることを私自身も楽しみにしています^^
あと「部活に参加すると、美味しい新米を食べることができますよ!」ということで、日々部員を募集中です^^人数が増えるとメンテナンスの作業量がアップするので、それにともなって収穫量が増えることも期待できると思いますし、次年度は2周目になるので、より多くの社員と一緒に活動したいと思っています。
\11月に、収穫したお米を社員に振る舞うイベントを行いました/
農活部が育てた新米を一人でも多くの社員に食べてもらいたいという思いから、社内で2日間に渡ってランチタイムにイベントを開催しました^^
140名を超える社員が集まり、2日間で炊き上げたお米はなんと255合!
炊飯器からホカホカのごはんをお皿によそって食べる形式と、忙しい合間でもパクッと食べられるように「おにぎり」を4種類ご用意しましたが、想像以上の反響により、一時は供給が間に合わなくなるほどでした!(笑)
部長「部員を中心としたメンバーで特別栽培法で育てた <安心・安全> の新米を多くの社員へお届けできてうれしかったです^^ 」
部長からひとこと
やはりマイクロアドのカルチャーとしての部活の醍醐味といいますか、普段仕事で絡むことが少ない他部署のメンバーが集まることで、新たな接点をもってコミュニケーションが生まれることもいい部分ですよね。
農活部には経営陣も参加してくれるのですが、仕事じゃない場面だからこそ、距離を感じさせることなく接することができることもまた、役職や部署の垣根を超えたコミュニケーションがうまれる機会になると思うので、とても素晴らしいカルチャーだなと感じています。
あと私自身も2児の母なのですが、子どもに関わる食の部分に興味があるので、農活部の体験を通して食育と自然との触れ合いを、子ども達に体験させてあげられることが嬉しいと感じています。
今後も、農活部だけでなく、部活動を通じて社内活性化を進めていければなと思っています^^