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データサイエンスをビジネスで体験してみた。インターン生インタビュー!

大学の長期休みを利用してデータサイエンスのインターンに参加した吉田さんと横溝さん。データサイエンスに興味を持ったきっかけやインターンを経験したことでの気づきを伺いました。

-今日はよろしくお願いします!二人ともインターンに来る前から大学でデータサイエンスの勉強をしていたんですよね?データサイエンスに興味をもったきっかけは?

横溝 大学のゼミでデータ分析の勉強をしていて、ゼミの勉強と並行して独学で機械学習や深層学習をしてくうちに、楽しいと思ってデータサイエンティストという職種に興味をもちました。

吉田 私の大学にはデータサイエンスをめちゃくちゃ推す教授がいて、その人がそんなに言うんだったらやってみようかな、という思いで始めました。小学4年生ぐらいから脱出ゲームを作りたくてプログラミングをしていたのでデータサイエンスにも抵抗はなかったです。

-メトロエンジンでインターンをすることになったのはどういう経緯からですか?

横溝 僕は福岡に住んでるんですけど、長期休みには東京でインターンしようと決めてたんです。独学の勉強に限界を感じていたし、福岡よりも東京の方がデータサイエンティストやエンジニアの募集も多くて刺激がありそうだったので。それを教授に相談したらCOOの小阪さんを紹介してもらって、web面談をしてすぐにインターンが決まりました。

吉田 私がメトロエンジンを知ったきっかけは小阪さんのTwitterです。Kaggleをしている人をフォローしていて、その人のイイネでたまたま小阪さんの「インターンやりたい人募集」という内容を見つけたので直接小阪さんにDMを送りました。朝10時くらいに送ったら、その30分後くらいに返信がきてすぐ面接が決まりました。

-二人とも積極的ですね。インターンではどんなことをしていたんですか?

吉田 インターンの最後に私たちが1人ずつ社員の人たちの前で発表することになっていたので、それに向けて準備をしました。それぞれ別のテーマを与えられていて、私は「イベントが与える宿泊需要影響の可視化」というテーマで発表をしました。

横溝 僕は「ホテルの稼働指数の予測モデルを作る」という内容でした。最初は予測精度よりもいろんなモデルを作って比較したいと考えていたので、その予測のモデルをいっぱい作ってそこから精度を少しずつ上げていくことを1ヶ月間かけてやりました。

-発表に向けての準備で大変だったことや、驚いたことってありましたか?

横溝

僕がもらったデータは福岡市のイベントデータ・6カ国の祝日データ・そのホテルデータをもらったんですけど、データを読み取ることにまずつまずきました。変数名がわからないし、そもそも業界用語のOTAとか稼働指数とかを知らない状態だったので、そこに一番苦労しました。

あとメトロエンジンの持っているイベントデータの量はすごかったです。クリーニングは必要でしたけど、2年で4万データくらいあるのでびっくりしました。カテゴリ毎のデータがしっかり取れていたので余計に多く感じました。

吉田 ホテルのデータに関してなら、言えば何でもくれるんじゃないかと思いましたね。私は最初はデータとテーマを渡されて、「じゃ、頑張って」という感じだったので「どうしようかなぁ」っていう状態で(笑)ゴール設定は小阪さんに相談して一緒に決めてもらって、その後わからないところはデータサイエンス部の社員の人にフォローしてもらっていました。

途中から全社的にリモートワークになったので、やりとりのほとんどはSlackだったんですが、「インターン部屋」ていうchannelを作ってもらったので、そのchannelでわからないことを質問して教えてもらいながら進めていきました。

-インターンと大学の授業で感じた違いがあれば教えてください。

横溝 インターンを始めて、「綺麗なデータってないな」ということを知りました。大学で使うデータは既に綺麗な形になっているものを渡されていたので、EDAをするという考えがなかったんです。ビジネスで使うデータは数値に空白の箇所がいっぱいあるので、この空白をどうやって埋めるかということはインターンにきて初めて考えました。

大学は研究をすることが目的だし、自分の研究なので失敗しても成功してもいい、と思っていたんですけど、インターンをしたことでお金をもらいなから仕事をする以上、自分がやっていことを成果として出さないといけない、ということはすごく思いました。なので最後の方はすごく切羽つまってました。

吉田 私はビジネスって「自由だな」って思いました。学校の実験だと、「このチューブにこれだけ入れて」みないな感じでやり方も全て決まっていて全員同じことをするんですけど、ビジネスではゴールが決まってスタートも決まっているけどあとは自由なので「あぁ、自由だなぁ」って思いました。

過程を自分で考えるのは難しかったけど、その自由を受け取るのが楽しかったですね。

最後の発表の時には、このパワポで納得してくれるかなっていう不安がありました。まだまだ精度も出せるし、やりようはいくらでもあるのにここで止めていいのかという葛藤があったんですけど、限られた時間で出せるものをつくるっていうのがビジネスかなと思って。


-インタビューありがとうございました。最後に、今後の自分たちの目標は?。

横溝 大学4年間で自分のやりたいことを明確にすることが大きな目標です。小さな目標としては、インターンが終わったあとはプログラミングの勉強をしたり、プラスデータサイエンスの勉強をしたり、ITの勉強をしたり。いろんな業界をちゃんと知った上で自分の将来を決めたいので大学4年間でほんとにやりたい仕事を探したいです。

1日がとても濃くて充実していたあっという間の1ヶ月でした。

吉田 学校に通っているよりもあっという間でした。毎週インターンでなにかしら成果物を出さないといけないので追い詰められていたからかもしれません(笑)面白いことをやりたいと思っているので、今回のインターンが終わったら次はまた面白いものを探そうと思っています。

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