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影響力だけでなく、方向性や価値を大切に。電通出身のマーケティング本部長にインタビュー

こんにちは。ミツモア採用広報担当です。

今回は、マーケティング本部長として活躍する高井さんのインタビューをお届けします。マーケティングの面白さから、ミツモアのマーケターが積める経験についてまで、幅広くお話しいただきました。

高井洋輔
一橋大学社会学部を卒業後、新卒で電通に入社。ビジネスプロデューサーとしてコミュニケーションから事業改善まで、一気通貫での課題解決・グロースに従事。2021年にミツモアへジョインし、現在はマーケティング本部長を務める。

反応があるからマーケティングは面白い。社会のためになる大きなインパクトを目指して歩み続ける

高井さんが考える、マーケティングの面白さとは何ですか?

社会に影響を与え、その影響を実感できることです。

私がマーケティングの世界に飛び込んだきっかけは、大学生の頃に参加した世界のCMフェスティバルというイベントでした。夜通し世界の様々なテレビCMを見るというちょっと変わったイベントでしたが、メッセージの発信の仕方や対象はすごく多様なのだと実感し、感動したんです。「この飲み物おいしいですよ、買いませんか」というような単純な働きかけだけじゃなくて、人々の意識に訴えかけて、世の中のムーブメントを引き起こすこともマーケティングが行うアプローチの範疇なのか、と。

テレビCMだけでなく、オンライン広告でも記事でもSNSのポストでも、発信すれば必ず世間のアクションが返ってくる。その反応が狙い通りだったら嬉しいし、無反応も含め予想外な反応も面白いなと感じます。

ミツモアで働く中で、社会に影響を与えられていると感じる場面はありますか?

ミツモアは依頼数500万を突破し、だんだんと大きな規模の事業になってきました。直接届くユーザーの声はもちろん、事業としてインパクトを少しずつ出せている手応えはあります。とはいえ、まだまだ社会に対する影響まで実感できる段階ではないというのが正直な気持ちです。価値を作り、影響力を高めている途中の黎明期だと思っています。

私はもともと、大きな影響力を持てる環境のほうが面白いと思って電通に入ったんです。そんな環境を出てミツモアに入ろうと決めたのは、影響の大きさだけでなく、どんな方向にどんな価値を届けるのかにもこだわりたいという思いが芽生えたからでした。

今のミツモアは、価値も影響力も十分といえる状態ではありません。でも一歩ずつ、社会にとって良いインパクトだと信じられる方向に向かって成長しています。より良い大きな価値を追求していきたいです。

では、現在ミツモアで働く中での面白さは何ですか?

人々に対する接点の持ち方や、反応の得方の広がりを日々感じられるところが、今ならではの面白さだと思っています。

例えば、ミツモアの個人向けプラットフォームでは、対象のサービスをどんどん増やしています。私が入社した時には100くらいだったものが、今は700以上になっている。この数字は事業の広がりの証であり、マーケターが取り組むべきことがどんどん増えているということを示しているわけです。

どんなサービスでも価値を分かってもらうための方法は、広告を打つ、記事を作る、というように似ていると感じるかもしれませんが、内容やそれを伝えたい相手が全然違うのでやることが全然違う。取り組むことがどんどん広がっていっている実感があります。今取り組んでいることは、将来的に世の中へ大きなインパクトを出すためのベースになっていると感じますし、そう考えると意義があるなとも感じます。

ミツモアなら世の中を変えられるはず。そんなインパクトを実現するのがマーケティングの役割

ミツモアは今後どんな進化をしていくと思いますか?

今ある事業がさらに成長して、世の中のあり方を変える大きなインパクトを生み出していくと思います。ミツモアのプラットフォームが世の中で広く使ってもらえる状態を作っていくことができれば、サービス業界のAmazonのような新しいスタンダードになるはずです。

プロワンも現場業界のインフラとして浸透していくポテンシャルを持った事業だと思っています。導入すれば人材が何人か増えたかのような効果があるサービスなので、人手不足が叫ばれる現場業界でも仕事が回るようになったり、事業が良い方向に動き出したり、きっと良いインパクトがあります。

また、既存事業を成長させるだけでなく、新たな事業が増えていくことも起こり得ると思います。ミツモアの軸は生産性を向上させ、日本をもっと働きやすい国にしていくことなので、新たなアプローチで事業を広げていく可能性は十分にあります。

ミツモアが進化するために、足りないものはありますか?

価値の磨き込みとそれを広く伝えることです。ただ売上をあげるだけでなく、世の中に対して価値を提供し、そのフィードバックをもらい、高める。そのサイクルをより早く、大きなものにしなければいけないと思います。

そのためには、自律性をもって取り組める人材がもっとミツモアにいる状態を作らないといけません。自律性というと少しわかりづらいですが、企みを持っている人だと思っています。ゲームの中でルールを守る必要はありますが、その中でこれをやってやろうという企みを持っている人材が増えれば、さらに加速度的な成長が実現できると思っています。それに、そういう人が集まったほうが単純におもしろいですよね。

自律的なチャレンジを尊重し、事業とマーケターの成長を支え続ける

ミツモアではマーケティングに40名以上のメンバーが関わっていますよね。どのような体制で動いているのでしょうか?

現在は手段と対象によってチームが分かれています。手段としては、コンテンツマーケティングやオンライン広告などがあります。対象については個人チームと法人チームに大きく分かれていて、それがさらに引っ越しや勤怠管理など、サービス内容ごとに担当が分かれています。

そして、各事業が追い求める状態に向かって個別に目標設定を行い、より大きな価値の提供が実現できるように取り組んでいます。

高井さんにとって理想のチームとはどんなチームですか?

良いチームのあり方は、掲げる目標や達成したいことによって変化しますが、現在のミツモアにおいては、自律的に働きかけあえるチームが理想です。

チームってリーダーが操れるものではなくて、チームメンバーがすべてなんです。嬉しいことに、マーケティングチームに限らず、ミツモアには自律性のあるメンバーが揃っています。そんな環境で心掛けているのは、各々の自律性を活かしてあげることです。単にメンバーのやりたいことを認めるだけでなく、思いを汲んでアドバイスをしたり、他のメンバーと補い合えるようにサポートしたり、皆の狙いやパフォーマンスを最大化できるよう、フォローアップするようにしています。

正直、もっと私が手を出したくなる瞬間もあるんです。でも、意思を持って取り組んだ経験を積むことで本質的な取り組みができるメンバーが増えることに圧倒的な価値がある。なので各々のチャレンジを尊重したいと考えています。

やはりマーケティングでは経験を積むことが大事なんですね。

狙いを持った、幅のある経験を、たくさん積むことが大事だと思っています。経験を積むのはなんでもできる人材になるためではなくて、自分がやりたいことをできるようになるためです。狙いを持って取り組んだ経験から、どうして狙いが上手く行ったか、行かなかったか。自分は何ができて、何をやりたいのか、次に必要なスキルは何なのか見当がつくようになるわけです。

そういう意味で、ミツモアはとても恵まれた環境だと思います。スタートアップはチャレンジを許容されやすい環境ですが、限られた領域の一つの事業しかないことが基本です。でもミツモアはサービスの数もビジネスモデルの数も多いし、これからさらに増えていく見込みもある。ミツモアは生産性を連続的に向上させ、価値をどんどん生み出していく会社なので、必然的にいろんなモデル、いろんな対象、いろんなサービス、いろんな顧客に対する向き合い方を考えなくてはいけなくなる環境です。きっと、自分のやりたいことも見つかるし、そのために必要なスキルも体得できる、マーケターにとって豊かな環境にどんどんなっていくと思います。

最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

自分をどういう方向に連れ出そうか悩まれている方がいれば、ぜひ刺激と変化が得られる成長環境に飛び込んで行ってほしいです。そして、その選択肢がミツモアであれば嬉しい限りです。一緒に世の中に大きなインパクトを与えられるようなチャレンジをしましょう。


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