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★Genki Group施設紹介★~行徳翔裕園~地域とのコラボを目指す

こんにちは。株式会社メディクルードの星加です。
先日、介護現場を見てみたいという23卒学生さんとともに行徳翔裕園を見学してきました!その時の様子をレポートとしてお伝えします✨

行徳翔裕園とは?

この施設は、千葉県市川市の事業としてつくられた複合施設です。地域コミュニティの拠点として、子供から高齢者までが一緒に暮らす。そんな市川市の「ふれあい・交流施設」をコンセプトにしているこの建物は、市川市立第七中学校と公会堂、保育所、という多様な事業機能を持つ複合施設です。創設から17年、地域との関係性もコツコツと築き上げてきました。

👆複合施設であるこの建物のフロア図です。

👆行徳翔裕園の前の校庭で夏祭りを開催している様子です。

新型コロナウイルス流行前は夏祭りや翔裕園の日(創業祭)のイベントを盛大に開催しており、地域の中でも有名になりました!夏祭りはサンマを500~600匹焼いても足りないほど、多くの方が来場される大規模イベントでした🐟現在は、コロナ禍でも地域との関係を継続できるような取り組みを実施しています。

いざ、施設見学へ

👆今回は介護課の井上主任に案内していただきました(※以下、敬称略)

井上)この施設の1階が「行徳デイサービスセンター翔裕園」、4階・5階(グループユニットのケアハウス)が『行徳翔裕園』となっています。

わが家のようにほっ…とする場所『ケアハウス』

井上)まず、4階と5階にあるケアハウスから紹介しますね。2つのフロアで定員が50名なのですが、1ユニット10名として、5つの番街に分かれています。普段はお部屋に近いフロアで過ごされていますが、イベントやレクの時には共有スペースに集まっていただくこともあります。

👆ご入居者全員が集まれるローズルーム。窓からは電車も見えて良い眺めです。

👆ローズルームで開催したお花見イベントの写真です🌸素敵な笑顔!

井上)ケアハウスは入居施設であり、わが家のように、その人らしい暮らしをする場所だと考えています。そのため、入居しても元の生活を続けられるようにすることを大事にしています。行徳翔裕園は特定施設として認定を受けており、要支援1~要介護5までどの介護度の方も受け入れることができます。最期まで行徳翔裕園で過ごすことができるからこそ、「その人らしさ」をより大事にしています。
例えば、毎朝パンを食べる人が介護施設ではパンを食べられなくなったり、朝起きる時間ががらりと変わったりと、入居したからといって今までの生活ができなくなるのはおかしなことだと思います。もちろん全ての希望を叶えることは難しいですが、どうしたらできるかを考えています。

星加)ご利用者さんは1日をどのように過ごされているのですか?

井上)お食事は番街ごとに召し上がっていただいていますが、それ以外は比較的自由です。
午前は一緒に体操をやる方もいれば、廊下で歩行訓練をする方もいらっしゃいます。お昼ごはんの後はお部屋でゆっくりされる方が多いですが、16時くらいになるとデイスペースに集まってお話されています。

井上)こちらがデイスペースと呼ばれる場所で、番街ごとにお食事をお召し上がりいただいています。キッチンも自由に使えるので、中にはおそうめんを茹でる方もいらっしゃいます。共有の冷蔵庫も自由に使うことができます。

星加)お料理される方もいらっしゃるのですね!

井上)先日はご利用者さんと一緒にお味噌作りを行いました!

👆お味噌作りに真剣なご様子です。

井上)お部屋は全部屋個室となっているので、ゆっくりお過ごしいただけます。行徳翔裕園の個室は18平米(約11畳)と、他の施設と比べても広いのが特徴です。ベッドとタンスは備え付けですが、それ以外の家具や家電はご自宅から持ってきていただいています。テレビ台なども設置して、ご自宅のような雰囲気を作られています。

👆東側のベランダからは中学校の校庭が見えます。

井上)ケアハウスの壁を挟むとすぐ中学校の図書室があり、新型コロナウイルス流行前は、自由に図書室に入ることもできていました。地元のご利用者さんが多いので、ひ孫さんが中学校に通っていることもあるんです。

また、ご入浴は週2回を予定していますが、その時の気分に合わせて決めています。仲良しの方がいると、一緒に入浴を希望されるケースもありますね。一緒に生活をされているので、仲が良い方々も多いです。

👆ご利用者さんの100歳のお誕生日をお祝いした時の写真です!家族写真のようなほっこり写真です📷

👆コロナ禍においては、ご家族とオンラインで繋いで一緒にお食事をしたり乾杯をしたりと、お祝いしています🎉

※新型コロナウイルス感染対策としてガウンを着用し、特別にケアハウスと屋上を見学させていただきました。

井上)屋上はご利用者さんも中学生も出入りできる場所です。畑があるので、園芸が趣味のご利用者さんと職員で一緒に育てています。今年はそろそろサツマイモを植えようと準備を始めていますよ🍠
それでは1階のデイサービスも見学しましょう!

アミューズメントパークのように非日常を味わう場所『デイサービス』

井上)デイサービスは、通所サービスで在宅で生活されている方が使うサービスです。アミューズメントパークのようにまた行きたいと思える場所を目指しています。

行徳翔裕園のデイサービスは35名定員、毎日ほぼMaxでご利用いただいています。レクリエーションは個人で選んで過ごしていただけるので、参加したいと思えるようなレクリエーションを多く企画しています。ドライブで外出することもありますし、施設内で楽しめるレクリエーションもあります。ご当地クイズや卓球、園芸、ミシン教室など、日替わりでプログラムを組んでいます。

例えば、手工芸レクリエーションでは本格的なものを作ることを意識しています。お家に帰ってお孫さんに自慢できるようなものや会話のきっかけになるものを企画しています!

星加)手工芸はどんなものを作っていらっしゃるのですか?

井上)お箸置きやキーホルダー、あづま袋などを企画しました。玄関に飾れるものや鞄につけられるものは特に喜ばれます!今年は作ったものをフリマアプリで販売してみようと考えています⭐

👆以前の手工芸イベントのポスターです。アマビエは好評だったそうです✨

井上)レクリエーションは毎月ご利用者さんとご家族にアンケートを取り、結果をもとに企画を行っています。また、昨年は「美と健康」をテーマとして薬膳を提供したり、グループの聖心美容クリニックとコラボして、ブースター美容液やシャンプーも導入したりしました。パウダールームに化粧水を置くと、意外に男性の方も多く使われるんですよね。

👆デイサービスのパウダールーム

井上)そして、昨年取り組んでいた「美と健康」をさらに今年は発展させ、発酵食品にも力を入れています。管理栄養士がテーマに沿ったお食事やおやつを考えて、腸活Cafeのイベントも開催しています。ご利用者さんは便秘の方が多いので、下剤を減らしたいという気持ちで薬膳や腸活の取り組みを始めました。『味噌水ようかん』や『グリーンルイボスティ』などのメニューを出しています。コロナ禍のため、今はご利用者さんが直接料理することは出来ないですが、それでも楽しめる方法を考え企画しています。

👆見学の日は『もち麦スムージー』でした🍌(いただきましたがとても美味しかったです!)

👆腸活について学んだあと実食されているご様子です。

井上)あとは、デイサービスの隣は保育所なので、子どもたちとの交流も作っています。子どもたちを見ると癒しになるので、とても喜ばれます!新型コロナウイルスが流行してからは、オンラインで繋いで一緒に体操をしたり、窓越しにハロウィンイベントを行ったりしています。中学生のお孫さんが校庭から手を振ってくれることもありますよ。

👆保育所とデイサービスをオンラインで繋いで、手を振りあっています(*'ω'*)

井上)このように企画をたくさん立てていますが、一番大事にしていることは「自分や自分の家族だったらどう思うか」ということです綺麗な景色を見て、自分の子供にも見せたいと思うように、ご利用者さんとも一緒に体験したいと思うのです。ご利用者さんの笑顔のために、新たな取り組みにも挑戦しています!

星加)見学させていただき、ご利用者さんも職員の方もにこやかな表情をされているのが印象的でした!まさに「共に生きる」や「家族主義」といった理念を体現されているように感じました。ありがとうございました!

以上、行徳翔裕園の見学レポでした!ご協力いただいた皆様ありがとうございました!
次回の記事もお楽しみに!

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