こんにちは!株式会社メイツ採用担当です。
株式会社メイツは教育をアップデートするをミッションに、SaaS事業と塾運営を行っており、中途採用を積極的に行っています。
○●————————————————————————————————●○
社員インタビュー連載の第2弾となる今回は、マーケティングチームを牽引する中村さんの登場です。
Webマーケティングにおける永遠の課題とも言える「送客の質と量」のジレンマ。
現場(教室)と本部(マーケティング)の間で生じる摩擦を、彼はどう乗り越え、チームを導いているのか。「綺麗事だけでは進まない」仕事のリアルを、対談形式でお届けします。
![]()
── まず、現在の「リアルな業務内容」を教えてください。
中村:一言でいうと、プレイングマネージャーのような動き方をしています。
自分自身が手を動かす「作業」と、チーム全体を見る「管理・レビュー」の両方がメインタスクです。
具体的な業務としては、SEO(検索エンジン最適化)の目標設定や進捗管理、問い合わせ経路の分析(広告経由なのか、SEO経由なのか等)を行っています。
また、それと並行して、アルバイトや業務委託の方が作成したメールマーケティングの企画・文面のレビュー、チームメンバーの管理業務なども担当しています。 正直、会議や打ち合わせは多い方だと思います(笑)。
マーケティングチーム内の定例はもちろん、業務委託のパートナーさんとの定例会議など。私が直接見ているパートナーさんだけでも8名ほどいるので、彼らとの連携やディレクションも重要な仕事です。
── 多岐にわたる業務を担当されていますが、その中で特に「メイツのマーケティングならでは」と感じる難しさや、やりがいはどんなところですか?
中村: やはり、「現場(塾運営)とのすり合わせ」ですね。ここが一番大変であり、一番面白いところです。 私たちマーケティングチームのミッションは、各教室への「問い合わせ数」を増やすことです。当然、Web広告のリーチを広げて、件数を最大化しようと動きます。
しかし、現場を統括するエリアマネージャーたちからすると、欲しいのは「ただの問い合わせ」ではなく、「入塾につながる熱量の高い問い合わせ」なんです。
── なるほど。「数」を追うマーケと、「質」を求める現場のジレンマですね。
中村: そうです。極端な話をすると、私たちが広告でターゲットを広げすぎて集客してしまうと、現場からは「話を聞きに来ただけじゃないか」「入塾に繋がらない対応で疲弊する」という声が上がります。 会議では、現場を統括するエリアマネージャーや取締役と、正直“バチバチ”と議論することもありますよ(笑)。
ただ、対立したままでは進まないので、「じゃあ、これくらいの温度感なら営業努力でカバーしよう」とか、「この層はターゲットから外そう」といった、お互いのすり合わせを徹底的に行います。
一方的にこちらの理屈を押し付けるのではなく、現場の声を吸い上げ、それを次の広告施策やSEOのターゲット設定に反映させる。「マーケティングはマーケティングだけで完結しない」というのが、メイツの鉄則ですね。
── 中村さんがこれまでの仕事の中で「成功した」と感じる事例はありますか?
中村: 『SEOチームの体制構築』ですね。 以前は記事制作の代行会社に丸投げしていたり、社内で手探りでやっていた部分があったのですが、現在は業務委託のプロのライターさんとディレクターさんを組織化し、チームを作りました。
私が細かく指示を出さなくても、週1回の定例ミーティングだけで自律的に高品質な記事が出来上がり、数字(検索順位や流入数)もしっかり伸びていく仕組みが作れました。自分がいなくても回る「仕組み」を作れたことは、大きな手応えでしたね。
![]()
── では、今のチームの課題と、これから入社する方に期待することを教えてください。
中村: 正直なところ、私自身が後輩のレビューや育成、緊急対応に追われてしまい、自分の実作業が定時後になってしまう……なんてこともあります(笑)。
だからこそ、「自走できる人」に来てほしいですね。
メイツのマーケティングチームは、決まったことをやるだけのルーチンワークではありません。日々変動する数字を見て、現場の声を聞いて、「じゃあ次はこうしよう」と高速でPDCAを回す必要があります。
── 「整った環境」というよりは、変化を楽しめる人が合っていそうですね。
中村: そうですね。社内では専門用語も飛び交いますし、スピード感も速いです。 でも、橋本さんや伊津さん、鳥海さんといった個性的なメンバーがお互いを補完し合っていて、チームとしての雰囲気はとても良いですよ。
「現場と戦いながら、本質的な成果を追い求めたい」 そんな気概のある方と一緒に働けるのを楽しみにしています!
── 最後に、仕事の「しんどい所」と「スタンス」を教えてください。
中村:リアルな話をすると、後輩の育成やレビューに時間を取られて、自分の作業時間が定時後になってしまうことですね(苦笑)。
緊急対応が入ると計画が崩れることもありますが、それはプレイングマネージャーの宿命だと思って割り切っています。
心がけているのは、『立ち止まらないこと』です。
マーケティングの数字は日々変動します。良かった数字に浸ることもなければ、悪かった数字に落ち込み続けることもしない。
一喜一憂している暇があったら、『じゃあ次はどうするか?』を考えて手を動かす。
その切り替えの早さが、この仕事を楽しむコツかもしれません。
○●————————————————————————————————●○
編集後記
「バチバチすることもある」と笑って話す中村さんからは、現場へのリスペクトと、成果への強い責任感が感じられました。
きれいな戦略だけでなく、泥臭い調整や仕組みづくりができる彼のような存在が、メイツのマーケティングを支えています。
次回は、弊社の塾の教室職員で入社し、現在はWEB広告運用を担当されている橋本さんに、担当する業務の詳細やチームのリアルな雰囲気についてお話いただきます。お楽しみに!
▼過去の記事はこちら