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【キュレーター本部 法人営業担当マネージャー 大久保尚】人の喜びが自分の喜び。自分と関わる人達を幸せに、成功に導きたい

チームが日本一になれた喜びと、レギュラーになれなかった悔しさ。

「表彰されるかもしれない」と緊張するくらいにやり切った。

若手が活躍できる市場だからこそ意識するのは「走れるオヤジが最強」。

――大久保尚(法人営業担当/ブランドアカウント本部)



大学の同好会カテゴリでサッカーチームが日本一に

幼稚園の頃からサッカーを続けていて、大学では同好会カテゴリーのチームに入っていました。体育会サッカー部よりも実力者が集まってくる中で、監督がいないチーム。選手だけで取り組んでいたんです。

僕が3年生の時に、チームが日本一になったのはとてもいい思い出。でも実は、僕はレギュラーではなかった。2年生の時は試合に出れていたのが、いつからかパタッと出られなくなったんです。下級生に素晴らしい選手が多くいて、スピードが突き抜けて速かったり、絶対的な運動量があったり、自分にない武器を持っていた。認めたくなかったけど、後輩のほうがレギュラーにふさわしいのは明らかだった。だから、出られない時はサポートに徹しようと切り替えました。

監督やコーチがいないので、レギュラーメンバーはキャプテンが決めるんです。いつも一緒に遊んでいて仲のいい友人からレギュラー落ちを聞かされるのは悔しくはありましたが、それでも本気で応援できたのは僕にとっての成功体験。本当にチームやメンバーが大好きで、チームのために同じ目標を目指していた。それぞれが、一番貢献できるところでやり切ることが大切だと思っていました。

サブのメンバーが強くなるほど全体のチーム力は上がるので、練習はいつも全力で臨んでいました。大事な試合の時には応援団となり、自分が中心となってひとりひとりの応援歌を作るほどでしたね。ホームの雰囲気を作り、出ている選手たちが「あいつらの分まで」と誇りを持ち、最後まで責任を持ったプレーをできるように鼓舞し続けました。

その結果として念願の同好会日本一を勝ち取れたので、プレーで貢献できない悔しさはありながらチームで大きな目標を成し遂げた喜びがとても大きく、最高の思い出なんです。




周囲の力もあって、最優秀ベストプレイヤー賞を受賞

大学卒業後は新卒でサイバーエージェントに入社して、いろいろな部署を経験しました。基本的には広告の営業で、自社媒体拡販やSEOコンサルティング、スマートフォン向け広告を扱いました。

マクアケに入社する前の7年間は、スマホ専業の広告代理店であるグループ会社。マネージャーとして大きな成果が上がらず、プレイヤーに戻った2015年ごろ、ちょうど大手のニュースアプリやゲームアプリで広告予算が爆発的に伸びる時期だった。その時に、僕は営業として大型競合コンペに勝つことができたり、最重要クライアントをいくつか任せていただいていました。

連日業務が深夜まで及ぶ中、コンサルとして広告運用してくれるメンバーや、支えてくれるクリエイティブスタッフや上司がいて、ありえないような金額を売り上げることができた。売上だけでなく、社内スタッフの力による広告効果も素晴らしく、目標を達成し続けることができたんです。

サイバーエージェントでは、半期に一度のグループ総会で、全社員の中から一握りの人だけが表彰される機会がある。僕も入社したときから受賞を目指していたし、社員ならみんなが憧れる場だった。僕は同期入社メンバーがすごく優秀で、過去すでに多くの同期が表彰されているのを見てきて「いつかは自分も」と思う気持ちは強かった。

半期やり切って、受賞を期待する気持ちと「もっと成果を出した人もいるんだろうな」という気持ちがないまぜになっていました。「表彰されるかもしれない」と緊張するほど、自分は頑張ってきたんだと思えた。だから、こういう場で緊張していること自体が大事で、毎回この状態で臨みたいなと思った。

そして僕が、「最優秀ベストプレイヤー賞」を受賞することができた。逃げずに向き合ってきたことが報われたと思いました。一方で、たまたま名前を呼ばれたのが僕なだけで、サッカーに例えれば「たくさんいいパスが来たから決められた」という感覚。素晴らしい仲間に恵まれたチームに、そして僕を信じて任せてくださったクライアントに、今でも感謝しています。

セルリアンタワーのホテルで名前を呼ばれて、壇上でスピーチしたことは今でも忘れられません。何を言ったのかは、全く覚えていないんですけどね(笑)。


大手メーカーのビジネスを成功させるために

マクアケには1年半ほど前に入社しました。今担当している仕事は、大手メーカーの新製品をMakuakeを通して成功に導くことです。以前は新製品開発の資本が足りない時に活用いただくことが多かったですが、今では新規性の高い商品が市場でどれほどニーズがあるのか事前調査したり、一般販売前に製品の認知を高めたり、Makuakeでの実績をもとに流通チャネルを広げたりと、さまざまな活用目的があります。

大手メーカーにいながらMakuakeに挑戦するような方は、たいてい熱量が高い。だから、僕たちもそれに負けない熱量で向き合うようにしています。時にはまるで自分たちが開発したかのように熱くなってしまいますね。いよいよMakuakeにデビューすると嬉しくて周りに勧めたくなるし、実際自分でもよく応援購入してしまいます。

応援購入額が目標に達するときはもちろんうれしいですが、一番うれしいのは「Makuakeをやってよかった!」と実行者さんに言ってもらえた時ですね。感度の高い新しいもの好きなユーザーさんからリアルな声を集められたり、Makuakeでの露出によって思いもしなかった企業から提携の問い合わせが入ったり……。プロジェクトが金額的に成功するだけでなく、それ以外の波及効果で喜んでいただけることも多いです。

以前の広告代理店での仕事では「大久保さんのおかげで目標達成しました!」「表彰されました!」とクライアントに言われることもありました。自分が関わっている人に貢献できて、その人が喜んでくれることが一番うれしい瞬間ですね。

今の課題は、新たな大手メーカー様との新規コンタクトの数。Makuakeを効果的に使って事業を伸ばしてほしいのですが、特に商品開発の方々は表に出てこないことも多い。ターゲットになり得る方々にMakuakeの今を知ってもらい、いかに最初の接点を持てるかについては日々試行錯誤です。

キーパーソンにしっかりお会いできてご提案の機会さえもらえれば、必ず実施意義をご理解いただけると思っています。今のMakuakeにはそれくらいの力があるし、やって後悔させない自信もあります。



友人の結婚式の余興を10回以上任された

仕事だけでなくプライベートでも、チームで同じ目標を掲げて人に貢献するのが好きなのかもしれません。友人の結婚式で余興を頼まれることが多く、これまでに10本以上動画を作ってきました。

新郎新婦に合った曲を選んで替え歌にして、ふたりにちなんだコアなエピソードを歌詞に入れていきます。アーティストのPVを作るイメージで、思い出の場所を調べて時には地方まで行って撮影するなど、メンバーを集めてかなり念入りに打ち合わせをして作っていきます。

結婚式の前日は編集でだいたい徹夜になりますが(笑)、晴れ舞台で初めて映像をお披露目して、会場が盛り上がったり、ふたりが喜んでくれたりするのはすごくうれしい。大イベントを口実に、昔の仲間と頻繁に会ってワイワイ作業するのが純粋に楽しいから、全く苦にならないですね。

こないだ人に言われて気が付いたのですが、飲み会などで幹事を担当することも多いです。苦手な人が幹事になって、事が進んでいないほうが心配になるんです。クライアントとの会食や、社内の懇親会やランチさえも、若手に任せず自分でお店を選ぶことが多いです。

些細なことですけど、参加者に合ったセッティングで場が盛り上がったり喜んでもらえると、やっぱりすごくうれしいですね。

そんなことをしていると、若手メンバーから(私が参加しない)会食のお店を予約してほしいと頼まれることもありました(笑)。それはさすがにお前の仕事やろ!っていう(笑)。



Makuakeを誰もが憧れるブランドに

これから目指していることは、Makuakeを誰もが認め、憧れるブランドにしていくこと。今後の僕たちの成果次第で、そこに近づけられると思ってます。

そのためにも、これまでMakuakeを利用するイメージのなかったような大手企業のサポートをどんどん加速させたいし、Makuakeで「自動車」が発売されても誰も驚かないような世界観を早く作っていきたい。

もっともっと実績を創りながら、Makuakeを大手企業の新製品創出におけるインフラにしていきたいです。

チームとして目指していることは山ほどあるけど、僕自身の目標みたいなものはあまりないかもしれない。自分が関わる人たちを成功に導いていくことが一番大事。

その結果、Makuakeやブランドアカウント本部自体がブランドとして認められていけばいいですね。

最後に、僕がことあるごとに思い出す言葉を。

「走れるオヤジが最強」

これはサイバーエージェント時代に、上司が繰り返し言っていたフレーズです。

ベテランになると要領よく仕事ができるようになる反面、過去の成功経験や慣習に縛られて気づかぬうちに自分の限界を決めてしまうこともある。特にこの業界は経験や知識のあるベテランが我武者羅にチャレンジし続けることこそ脅威であり、突き抜けた成果に繋がっていく気がしています。

ふと仕事をこなしている感覚や効率的な選択を続けてしまっている時に、この言葉が頭をよぎり内省することができます。勝負所の機会を自分で創りながら、たとえ足がつっても走り切る姿勢をずっと持ち続けていきたいと思います。


取材・執筆:栃尾江美 Website


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