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やりたくないことはやらない。社長の右腕のmakeにいる理由。

私がmakeにいる理由。みんなそれぞれバラバラでいい。でもここでだからこそのハッピーを感じてここにいる。そんなmake standardsの一人ひとりにフォーカスして、多様な、だけど何か大切なものを感じてほしい。そんな思いでインタビュー。でも素の姿で喋ってもらいたいということで、飲みながら話を聞くリレーを始めることにしました。

三回目の今回は代表佐藤の右腕であり続ける山崎(以後、おしょうさん)に迫ります。山崎はリクルートにいたときから、その後のスタートアップでも、そしてmake創業時から今までも一貫して佐藤とともに歩んできた人間。佐藤の描くものを形にしていく役割。攻めでも守りでも、おしょうさんがいればなんとかしてくれる。佐藤からの揺るぎない信頼を得ているmakeのキーパーソン。本人は自身のことを「村はずれの老人」と言います。その彼がなぜmakeにいるのか。そしてこれからのmakeに求めるものは何か。とある新宿のダイニングバーのカウンターで横並びで話を聞きます。

※make standardsの代表の佐藤はメンバーからも社外ででも「じゃがさん」と言われているため、ここでも「じゃがさん」と書かせていただいています。内輪っぽく感じられた方には大目にみていただけたら。

・やりたくないことをやらない

やりたいことをやりたい。ではなく、やりたくないことをやらない。

やるべきこととそうでないこと。自分に合うこととそうでないこと。好きなことと嫌いなこと。色々なシーンであると思うんですよね。自分は、やるべきで自分に合ってる好きなことだけをやりたい人ではないんです。ただ、やるべきだと思えず、自分にも合わず、嫌いなことっていうのは絶対にしたくないんです。あるときから、それだけは貫いて生きようって。

かつていた会社で、大規模な新規事業の立ち上げにあたって、とある強烈にトップダウンな上司のもとで仕事をしていた時期があったんですよね。その中であるミッションを数日で完遂しろとミッション与えられて。極めてハードでリスクの伴うミッション。それはやるべきじゃないと、やり方が違うと思った。なぜそう思うのか。それをどれだけ伝えても聞く耳すら持たれず。その事業領域にまつわる豊富な経験と人脈を有するその上司。会社としてもその彼がその事業成否の生命線だと思っていたのか、その彼の横暴さに対して目をつぶっていた。そんな状況ではあったんですけど、死に物狂いでやりきってやったんです。でも、駆け抜けてみて思ったんです。誰と働くかは自分で選んで生きていきたい。今の状況は辞めるわって。そんな中でその会社の人事とは色々なやりとりをして、他の事業でも表彰を受ける成果を出したりしながら辞めるときまで手は抜かず。その会社は大好きなので、今でも結構接点ありますけどね。

じゃがさんは、自分がマネージャーだったときの部長。状況や案件が変化しても、企画側の自分と営業側トップのじゃがさんとでつながり続けてたんです。とても強い意思と行動力があるパワフルな人間でありながら、聞く耳を持ってる。相手の考えや思いをしっかり受け止めて、真剣すぎるほど考えてくれる。理不尽なことを言わないし、理不尽でもやらなきゃいけないことがあっても、ちゃんと事情を伝えてくれる。じゃがさんとはとてもやりやすいんです。お互いに会社を辞めて次のステージへと思っていたときに誘われて、まずはフリーで色々な会社や案件を見ました。その後にじゃがさんが「やっぱり自分たちで会社を作ろう!」となって一緒にやることになって。どうしてここまでじゃがさんとやってきたのかでいうと、自分が大切にしたいことを理解しようとしてくれるからなんだろうと思いますかね。やりたくないことをやらない。その気持ちの背景にあるものもしっかり受け止めようとしてくれる。

やりたいことをやるって、やりたいことがあるならすごいなぁと思いますけど、自分はあまりやりたいことってないんですよね。わざわざ狭めなくてもいいんじゃない?って。やりたくないこと以外ならどう楽しむかなんで。

・大切にしたいことを叶えるために

でも、やりたくないことはやらないとか、やりたいことをやりたいとか、それを叶えるのって、自分が何がやれるのか、どんな価値や成果を出せるのかを、自身で理解して、伝えられて、相手が理解できて、初めて成り立つことなんですよね。仕事内容もそうだし、給料とか待遇とかもそう。

自分が何ができるのか、どんな価値や成果を出せるのかを理解しようともしていないのに、これはやりたくないとか給料上げてくれとか、それって違うよねって思うんです。でも、見渡してみると世の中そんな人が本当に多くて。自分でわかっていなくても、伝えられなくても、相手は察してわかってくれる。そんな期待を相手に押し付ける。過去こうだったから、他でどうだったから、それは今ここの話ではないし移り変わるもの。

少なくとも、このmakeという会社は、営業やカスタマーサクセスという専門性を持つ人の集団であり、その力が商材であり提供価値。だからその価値が高くないと、高く売れない。売れなければお金は増えないのでもらえない。自分がどんな営業なのか、どんなカスタマーサクセスなのか、何ができて何ができないのか、何ができる人になりたいのか。そしてそれはなぜなのか、それを叶えるためにどんな経験を積みたいのか、何を克服したいのか。それを考えられなければ、せめて考えたいと思えなければいけないとは思ってるんですよね。

確かに一人ひとりそれぞれに幸せの形はあっていいと思うんです。でも、自分の幸せは何かは誰かが考えてくれるものではないし考えられるわけもない。自分がどうあれれば、何ができればその人なりの幸せを叶えられるのか。それを考える人たちの会社でありたいし、これからもあってほしいです。

もちろん100%の正解なんてないし、自分のことだって周りのことだって完璧にわかることなんて無理。でも、自分を自分で理解しようとし続けることが、このmakeにおいては不可欠なことだと思う。

考えたい。でもわからなくて考えられない。自分でよかったら考える手伝いならできるから、考えたいと思う人は声をかけてほしいと思ってます。オンラインでもいいけど、そういう話はやっぱ対面の方がいいかな。あと、欲求がない人には何を話しても変わらないので、欲求はあってもらいたいかも。

そして、案件とか仕事とかって当たり前にあるもんじゃない。それを獲得してもらえて仕事ができるってすごいありがたいことなんですよね。自分でやってみたらわかるけど。そこにありがたみを感じられない人は、もしかしたらどこか大きな会社とかで待ってれば仕事が来るところで正社員として働く方がいいんじゃないですかね。これはmakeのみんなに、そしてこれから加わってくれる方にも伝えたいことです。

・思考のチャンバラ

じゃがさんを見ていて思うのは、思考のチャンバラがし足りなくて寂しいんだろうなぁって。こう思うああ思う、こうしたいああしたいって、ある人はじゃがさんに伝えなきゃ。伝えるためには伝えられるように考えておかないとダメだけど。でも考えられてないから伝えないとかそんなことより伝えること。それで色々言われてもそれを受けて考えてまたチャンバラ仕掛けて行かなきゃ。じゃがさんはそれに応え続けてくれる人ですからね。今いるみんなにも、これから入ってくる方にも、思考のチャンバラを仕掛けていってもらいたいです。自分も仕掛けられたいし、仕掛けて仕掛けあう人がもっともっと増えていく組織にしていきたいですよね。

ところで、今度の週末初めて相撲を観に行くんですよ。正直今は好きでも嫌いでもない、これまで興味も湧かなかったことなんですけど、ちょっと機会をいただいて。嫌いじゃないんなら、観にいけば好きになるかもしれないし、知れることがあるかもしれない。好きにならないかもしれないけど。でも今の自分は、ただただそんな機会があったら行ってみるかって思えるんですよね。

山崎 靖正

◆プロフィール
1983年生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程修了。2008年に株式会社リクルートに入社。販促メディアや中小企業向け業務支援領域で、営業/企画の両方において現場とマネージャー職を経験。営業/企画のどちらでも事業の年間最優秀賞を受賞。またリクルート在職中に1年間渡米し、フロリダWalt Disney Worldでの業務にも従事。2017年9月に独立、株式会社make standardsに参画し、営業企画業務全般を複数社より受託。

◆入社から今までの仕事内容
・大手販促メディア企業での社内研修設計/コールセンター運用設計/その他営業企画業務
・医療系ベンチャーでのSFA設計/納品フロー設計
・その他複数企業でのBPRプロジェクト対応
・make standardsでのコーポレートタスクの運用設計

◆魅力ややりがい
バラエティに富んだ案件があるので、色々な業界や職種の話を聞けることが魅力です。自分がどんな案件に興味があるのかなど、ある程度考慮してくれていると感じます。
また、担当する案件次第ですが、業務中の時間の使い方もある程度自分で自由に考えられるのも魅力だと感じています。


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