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【エンジニアブログ】次世代EC開発の始まりと進め方

はじめまして、GMOメイクショップ プロダクト開発部コアグループの羽田です。

コアグループでは次世代ECの開発を行っています。次世代ECを開発することになった経緯と、どのようなやり方で進めてきたのかなどをご紹介させていただきます。

次世代EC開発とは?

www.makeshop.jp

  • 1.経緯
  • 2.開発体制
  • 3.開発手法
  • 4.技術スタック
  • さいごに

1.経緯

1番の目的としては今よりもさらに開発スピードを向上し、ショップ様に機能提供を早くしたいというところになります。そのためにはどうすれば良いか?が始まりになります。

課題として以下のような点がありました。

  • 積み重なる開発によって機能開発、保守運用の難易度の向上
  • メンバーの成長機会の不足
  • 新規人材の獲得難易度の上昇

これらを解決するために、時代にあったモダンなアーキテクチャを選択し、次のようなやり方で進めてきました。


2.開発体制

プロジェクト開発当初は人数も少なくエンジニアのみのチームで開発を行っていました。開発規模が少しずつ大きくなるにつれ、デザイナー、プロダクトオーナーにジョインしてもらい現状では以下のようなチーム構成になっています。

  • 第一開発チーム

フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア

  • 第二開発チーム

フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア

  • プロジェクト推進チーム

プロダクトオーナー、デザイナー

※開発当初はフロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニアを分けていましたが、プロダクトの成長とメンバーの成長も加速して境目はなくなってきています。

大枠としては先行してプロダクトオーナーとデザイナーに仕様やデザインを決めてもらい、その内容をもとに開発チームと連携しながら開発を進めてもらっています。開発後は別チームのQAチームにテスト依頼を行い、問題なければリリースという流れになっています。


3.開発手法

開発の進め方としてはスクラム開発を採用しています。スクラム開発は初体験なので試行錯誤しながら進めています。参考になる本やネット記事、経験者などから知見を得つつ常に改善を意識して進めています。現状はスプリントは1週間、スプリントレトロスペクティブ、スプリントプランニングを隔週で回すことにしました。

  • デイリースクラム(毎朝15分)

各チームで状況確認後、全チーム間で共有しています。

  • スプリントレビュー(週1回1時間)

プロダクトオーナーのもと全チームで動作確認をしています。

  • スプリントレトロスペクティブ(隔週1時間)

KPTとして行っています。やり方の改善をもっとしないといけないと悩んでいるところです。

  • スプリントプランニング(隔週1時間)

プロダクトオーナーに内容説明をしてもらい共通認識をもてるようにしています。

その他には、月1回チーム強化MTGを実施しています。内容としてはチームが成長するための仕組みや課題などをディスカッションしてもらい、アクションを決め期間中はそのテーマを実行してもらっています。


4.技術スタック

次世代ECでは以下の技術を採用しました。

  • フロントエンド

Vue.js / SPA / Vuetify / TypeScript

  • バックエンド

Golang / GraphQL / gRPC


さいごに

コアグループではアーキテクチャを固定せず、常に変化・進化させ続けていけるようにしていきます。カートの利便性を大きく向上させ、ショップ様と寄り添った機能開発を高スピードで提供できるようにしていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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