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北欧サウナの旅(フィンランド〜エストニア〜リトアニア〜ラトビア) その2

 北欧から帰ってきて1週間が経ち、落ち着いてきました。まあ帰ってきてから2,3日は時差ボケで夕方になると眠かったですな笑

 にしても今回の旅は非常に有意義でありました。

 移動し続けていたので、毎日早起きして当日の行程、交通手段、宿泊先を決めて忠実に遂行していくという、まあプロジェクトマネジメント的に粛々とやっていました。

 私の稚拙な英語力で大きなトラブル無く行程を終えられたのも、ひとえに現地で助けてくれた皆さんの優しさのおかげであります!!北欧で助けてくれた皆さんありがとうございました!!

 色々と考えさせられることは多かったのですが、特に「自然」「コミュニケーション」「文化」については深く考えさせられました。



 北欧のサウナは池や海の近くにあるのが当たり前。だからそういったところに水風呂代わりに飛び込みます(てか、そもそも水風呂の方が「池代わり」なのでしょうが)。そのように自然との距離が近いと、環境を保っていくことに対しての意識が高くなるのは当たり前かも知れません(「池に飛び込めなくなるの嫌だー!」となる)。「自分ごと」であり「身近なこと」なので。「自分たちの暮らし」と「自然環境」に地理的な断絶があるとどうしても精神的な断絶も発生し、「自分ごと」と考えるのは難しいかも知れません。

 「自分たちは自然から独立して存在しているわけではない」という当たり前のことを意識し続ける必要があると改めて感じました。



 コミュニケーションに関しても、比較的カジュアル。慇懃無礼なところがあまり無いと感じました。コミュニケーションって、「丁寧」であることは確かに大切ですが、心が入ってないのに過剰に丁寧になると却って気持ち悪い。「ふつう」が一番。勿論北欧も個人差はありますが、ざっくり「普通の気持ち良いフレンドリーなコミュニケーション」をしてくれる人は多いと感じました。

 文化についても、都市部については仕方ないところがありますが基本的にはしっかり継承していこうという意思を感じました。僕らはどうしても新しいものに踊らされるところがあると思いますが、常に本質的・中長期的な目線で「コミュニティはいかにあるべきか」ということを意識する必要があると思います。

 2週間の滞在で、継続的に他国というか、他地域の文化を真剣に見ることをやり続けないといけないと改めて感じました。

 学ぶべきところは学び、自分たちが大事にすべきところはしっかり大事にする。

 それを継続的にやり続け、思考停止しないようにしなければと切に感じています。

 ひとまず今回の旅で感じたことをしっかり運営に落とし込んでいきたいと思います。


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