こんにちは!
ソリューション本部マネージャーの佐々木です!
この会社に19卒のネタ枠(笑)で採用され、入社して2年半経ちました。
上場前から現在までの激動の時代を生き抜いてきた私から見たMacbee Planetの魅力をお伝えできればと思います。
この記事は、特に以下のような方に読んでいただきたいです。
・ベンチャー企業に興味がある方
・新卒でキャリアに悩んでいる方
・やりたいことがいっぱいある方
・様々なことに興味を持っている方
自己紹介
まずは簡単に私の経歴をご紹介します。
小学校の頃は好奇心旺盛で元気な一方、ひねくれた一面もある少年でした。
サッカー、バスケ、テニス、水泳とスポーツに明け暮れており、勉強は特にしていませんでした。
中学に入っても元気は有り余っていましたが、運動部には入らず遊び呆けていました。
相変わらず勉強はしておらず、中学3年の冬まで高校受験のことを一切調べないほどでした。
当時の私は、高校受験のシステムが理解できておらず、滑り止めという概念も公立と私立の違いも分かっていませんでした。
そんな状態だったので入ったのは、当時偏差値50未満だった無名高校。
学校の先生は勉強をしろと言うものの、環境は整備されていませんでした。
ただ、大学受験の重要性だけは常に言われていたので、ただ漠然と良い大学に行かなければと思うようになりました。
また、高校受験の時と同じようにしていると、今後の人生に影響が出てしまうのではないかと考えるようになりました。
それからは勉強にのめり込みました。
天邪鬼な性格からか、環境が悪ければ悪いほどやる気が出るタイプでした。
そのまま受験まで駆け抜け、気づくと私は東大に入学していました。
ただ、今度は性格が災いして、恵まれた環境を享受することなく終わってしまいました。
法学部に進学するも、バイトと部活漬けで何も学ばずに卒業しました。。。笑
Macbee Planetとの出会い
そんな自分自身の性質を理解していたので、就活ではベンチャー、特に創業から間もなく体制の整っていない企業しか見ていませんでした。
何もない状態こそ自分が最もパフォーマンスを発揮できることを理解していたからです。
組織が大きければ大きいほど機能分化も進み、一般的に自由度が低くなる傾向にあります。
一方で規模の小さいベンチャーであれば、組織体制・制度が確立していない分、自分が関われる範囲が広く、様々なことに挑戦できると考えていました。
そんな考えの中で就活しているとき、就活エージェントから「Macbee Planetの説明会があるから参加しないか」と誘いを受け、自分の探している条件には一致していたので参加を決めました。
そして説明会当日、会場で運命的な出会いが待っていました。
説明会では、ベンチャーの魅力よりも厳しさの方が主張されていました。
人数が少ない分一人あたりの業務量が多い、大半の方はベンチャーよりも大手企業の方が合っている等々…
特に強調されたのは教育体制が全く整っていないということでした。自分で考えて動かなければならず、指示を待っているだけだとこの会社で生きていけないと。
その話を聞いて、これこそ私が求める会社だと思いました。
環境が整っていないという最高の環境が用意されていると。その説明会で、入社を決意しました。
内定後〜現在の話
内定者インターン
内定が出たら、すぐに内定者インターンに参加しました。
インターンでは人事部やコンサルティング部の手伝いをしていました。コンサルとしての業務を学ぶ傍ら、20卒採用の手伝いや社内イベントの企画・運営等様々な業務を行いました。
当時のインターンの経験の中では、教育体制が整っていないことを実感しました。
社内の業務全般についてまとまった資料はなく、社員の方からも必要に応じて都度説明を受けるという形だったため、体系的な学習の機会はほとんどありませんでした。
オンラインでWeb広告系の教育動画を使った学習も進めていましたが、知識が正しいのかを確認する術もありませんでした。
そんな中、私が19卒で最初の内定者インターンだったこともあり、人事部長から確認テストの作成の依頼を受けました。整っていないどころか、自分で整える必要が出てきました。
このとき、説明会で言われたことを実感しました。自分で考えて動かなければならないと。求めていた環境だったことが証明され、自分の判断が間違っていなかったと確信しました。
実際にその後も様々な業務を任され(笑)、濃密なインターン期間を過ごしました。
あっという間に時は流れ、3月になりました。
このままあと1ヶ月でコンサルとして入社すると思っていました。
ところが、入社1ヶ月前になってある話を持ちかけられました。
「新規事業を立ち上げるのでそっちをやってみないか?」
当日開発部門の部長だった高原から声をかけられました。
コンサル部門への配属の想定で1年近くインターンをしていた時に起きた突然の出来事でした。
ただでさえ環境が整っていなかった状況で、環境を0から構築しなければならない新規事業。
これほどまでに自分に適した環境はないと感じました。
新規事業編(入社1年目)
入社してから、私は高原の下で新規事業の立ち上げに従事しました。
部長と私だけの新規事業部署。部長は開発関連の業務が忙しく、案の定、新規事業については私一人でほとんどのことをやる必要がありました。
インターンの時以上に自分で考えて物事を進めていく必要がありました。
新規事業の内容は、メディアを立ち上げて広告運用を行いながら成果報酬を得るもので、社内にはナレッジがほとんどなく、手探りで進める必要がありました。
最初はなかなか成果が上がらず苦戦しており、結果を出さないといけないというプレッシャーから内臓がやられるほどでした…(実際は感染症)
ただ、試行錯誤を繰り返し、得られたデータを分析して改修を繰り返すことで、徐々に結果が出てきました。大赤字で始まった事業も半年で黒字化することに成功しました。プレッシャーが大きかった分、成功による喜びも大きかったです。
翌年には更に売上を伸ばし、独立した部署にしていける!!
そう思って、どんどん施策を打っていました。
ところが……
期が変わる直前に役員の一人から呼び出されました。
「コンサルティング部に異動」
そう告げられました。
今後会社を成長させるためにはプロフィットセンターのことを知らなければならない。
現場を知るためにも、コンサルティング部で業務経験を積むようにとのことでした。
これまで育ててきた事業は既存の部署が吸収することになり、私は部署異動となりました。
コンサル編(入社2年目〜)
コンサルティング部では、社内最大のクライアントの担当になりました。
コンサルの業務はインターン時代にある程度見ており、コンサル配属の同期からも話は聞いていたので、業務自体に順応するのに時間はかかりませんでした。
ただ、さすがは最大クライアント。把握すべき業務が広く、タスクは常に大量にありました。
引き継ぎが進むにつれ、どんどん把握しなければならない範囲が増えていき、引き継ぎ直後は忙殺されていました。金額も大きいため、一つのミスが命取りになるというスリルを味わいながら仕事をしていました。
それに加え、7月から新卒1年目のメンバーのメンターまで任されることになりました。自分自身もコンサル1年目で、配属が2ヶ月しか違わない後輩を指導する必要がありました。
業務の全体を把握し、施策の準備を進めつつ、後輩の面倒も見る。ベンチャーらしく、ハードワークハードワークな状況でした。
更に、業務そのものだけでなく、上司とのやり取りもより神経を研ぎ澄まさなければなりませんでした。社内の重要案件を多く任されていると言っても過言ではない、社内のNo.1コンサルタントの門屋琴音。彼女の下で働くには生半可な気持ちではやっていけません。
流石はNo.1だけあって、求める業務の水準は非常に高かったです。
多数の重要案件をこなす上司の手間を減らし、効率的なコミュニケーションを取り、高い水準でのアウトプットを行わなければ、とプレッシャーを感じながら日々業務に取り組んでいました。
後輩のマネジメントにも細心の注意を払いながら、自分自身の業務も遂行する。業務の密度が1年目よりも上がっていたため、より速いスピードでの成長を実感できました。特に、後輩や上司の状況を把握しながら業務を進めることは、視野を広げチームの状況を俯瞰する意識を根付かせました。
怖ろしくも圧倒的な実力を持つ上司の元でボコボコにされながら業務をこなしていき、1年近くが経過しました。要求事項は多かったものの、しっかりとこなしていくことで評価はついてきました。入社からちょうど2年(コンサルになってから1年弱)でマネージャーに昇格しました。
マネージャーになってからは自部署全体を見る必要がでてきました。ただ、既に全体を俯瞰することについては業務の中で意識ができていたので、特段苦労することはありませんでした。
また、後輩も無事に育ってきたため、自身の業務の一部を委譲し、これまで着手できていなかったドキュメントの整備や教育を行いました。引き継ぎが円滑かつ効率的に進められるように引き継ぎ資料を整備したり、おざなりになっていた新入社員教育にも注力しました。
これらの作業の中で、社内の体制構築がまだまだできていないことを再認識しました。インターン時代と比べるとましにはなっているものの、体制が未整備であるが故の非効率は多々存在し、個人としても会社としても成長が阻害されていると感じました。
これらの問題を部長や役員陣へ指摘していきました。
すると当時着任したばかりの藤原本部長から呼び出しを喰らいました。
直近問題点の指摘ばかりしていて目をつけられたか…
「お前はクビだ!」と宣告されるのでは?と思いながら会議室へ向かうと…
「新規で部署を立てるから異動しないか」
と打診を受けました。
元々、私はより俯瞰した立場から業務を行いたいと上司に伝えていたのが伝わっていたようでした。
今度の部署ではその要望が満たされると。社内全体の体制構築を行うことが主な業務であること、初動でアサインされるメンバーは自分一人(またかよw)であることを聞き、すぐさまOKしました。
新部署編
今回は新規事業ではなく、社内のイノベーションを促進するための体制構築を行う部署になりました。
社内(特にコンサルティング本部)の売上が伸びるような仕組みを作り、業務に潜む非効率やリスクを無くすことで、健全で強力な会社を作ることを目的として、現在はここで日々業務を行っています。これまでは上場の準備であったり人員不足の関係で着手できていなかった、今後の会社の発展のために必要な社内の組織化のために尽力しています。
直近では、コンサルメンバーの業務効率の改善や、ナレッジの共有のための仕組みづくりに注力しています。やっていることが会社の発展に大きく貢献できることがわかるので、今も楽しく仕事ができています。
Macbee Planetの魅力
さて、ここまで長らく会社での経験を綴ってきましたが、ここからは会社の良さについて語っていきます。色々な部署で様々な経験をさせてもらった私だからこそ感じる魅力についてお伝えできればと思います。
Macbee Planetの魅力は沢山ありますが、私が特に良いと思うのは下記3点です。
1.挑戦の機会が多い
2.成長の機会が多い
3.自由度が高い
1. 挑戦の機会が多い
一番の魅力は、やりたいと言えばチャンスを与えてくれることだと思います。
この会社に入って私は様々な経験をさせてもらうことができました。
インターン時代の新卒採用の手伝い、新規事業の立ち上げ、大きなクライアントの担当……
上には記していませんでしたが、イスラエルへの視察出張にも行きました。経験させてもらったことは、小さいことも含めると枚挙に暇がないくらいです。
当然、何もしないでチャンスが降ってくることはないです。新規事業に関しても、インターンでしっかりと業務遂行ができることを示していたからこそ、チャンスが与えられたと考えています。イスラエル視察も今回の新部署への異動もそうです。
そのように、チャンスを掴む意思のある方にとっては最高の環境だと思います。
2. 成長の機会が多い
これは前項と深く結びついていることですが、挑戦の機会が多いからこそ、成長の機会も多いと思います。様々な経験をすることで見識が広がり、自身のスキルが増えていく。私はこの数年間でそれを実感しました。
よく「ベンチャー企業のメリット」の一つとして挙げられる「成長機会に富んでいる」とはまさしくこのことだと思います。
Macbee Planetは上場を果たしたものの、まだまだ整備されていない部分も多いです。
だからこそ挑戦・成長のチャンスはたくさんあり、そこが新卒の方にとって魅力的な一面でもあるかと思います。
3. 自由度が高い
3つ目に挙げるMacbee Planetの良さは自由度が高いことです。
コンサルティング業務一つをとっても、クライアントへの提案の幅は限られていません。
新しいアイデアがあればそれを形にすることは容易ですし、内容が良ければ止められることはありません。上長のGoサインをもらうだけなので、どんどん新しいことを進められます。
当然コンサルティング業務以外でも同様です。
自分の考えをどんどん形にしていきたい方にとっては良い環境だと思います。
また、環境の変化を好む方にとっても魅力的な環境だと言えます。
仕事において常に新しいことにチャレンジするには、環境を変える必要があります。
転職もその方法の一つだと言えますが、Macbee Planetは常に成長し続けるための変化をしています。
転職をせずとも新しいチャレンジの場があり、環境を変えることができます。
私は入社3年目で既に2回の部署異動を行っています。
話は会社側から持ちかけられるものの、常に選択する権利を与えられていました。
環境を変えたい、やりたいことを実行に移したいと思ったら、その決断を自らで下すことができるのも、Macbee Planetの自由度の高さの現れだと思います。
様々な物事に興味がある、やりたいことが多い方とってこの自由度の高さは心地の良いものでしょう。
他にも良いところはいっぱいありますが、特に私が享受してきたMacbee Planetの良さは上記のようなものだと考えます。
今後の挑戦
まだまだMacbee Planetは発展の余地があります(余地しかない)。
まずは、今いるソリューション本部で全社の成長を促進していくことが自分に与えられたミッションだと考え、その中で様々な挑戦ができると捉えています。これだけで少なくともあと3年は楽しめると思っています。
ただ、ソリューション本部でできる範囲もいずれは狭まってくると思っています。より広い範囲を見るためには経営層にまで上がる必要があると考えているので、5年以内には役員クラスになることを見据えて動いています(自称幹部候補なので笑)。
私と同じように、大きな野望をお持ちの方が集まることを楽しみにしています!