今回の社員インタビューは、2023年に入社されたバックエンドエンジニアの岩﨑さんです。 「Omni Data Bank」の開発を経て、現在は「CallDataBank」の保守運用や「AI推進チーム」でAIエージェントの導入を主導されています。中途1人目として手探りの研修期をどう乗り越えたのか、業務において「モチベーション」に依存しない理由、そしてAI時代におけるエンジニアの本質的なスキルについてお話を伺いました!
─ まずは簡単に自己紹介と現在の業務について教えてください。
岩﨑:2023年4月に入社しました、岩﨑敦基と申します。 入社から2026年5月までは、自社プロダクトである「Omni Data Bank」のバックエンド開発を担当していました。
現在は主に2つのチームで業務を行っています。 1つ目は「AI推進チーム」です。 ここではAIエージェントを使用した開発フローを各プロジェクトに共有し、開発プロセス全体にAIを取り入れる取り組みを推進しています。 2つ目は「CallDataBank メンテナンスチーム」です。CS(カスタマーサポート)チーム経由で届くユーザー様からのご要望に応え、改善やサポート対応を行っています。
─ ログラフで仕事を始めた時に感じたことはありますか?
岩﨑:「どんな立場の方であっても意見を発信しやすい環境」だと感じました。 私が入社した頃はインターン生も多く在籍していましたが、社員やインターン等関係なく意見を発信し、「プロジェクトを良くしていこう」というチーム意識が根強くあると感じました。今でもそれはどのプロジェクトでも意識されており、プロジェクト内外問わずコミュニケーションが活発であると思います。
研修と「最初の壁」:手探りだった初期環境と、退屈を乗り越えたキャッチアップ法
─ 入社後の研修やサポート体制はいかがでしたか?
岩﨑:実は、私がログラフでは知人紹介以外の初めての中途採用のエンジニアだったこともあり、当時は研修体制がまだ整備されていない時期でした。
会社としても手探り状態の中で始まったため、最初の2週間は本や参考資料を読み込む「座学期間」でした。エンジニア経験者であったため、手を動かせない時間を少し退屈に感じてしまいました(笑)。私はもともと活字や読書がどちらかと言えば苦手なタイプです。
― 活字が苦手な中で、その座学期間をどのように過ごしていたのでしょうか?
岩﨑:専門用語や業界知識等を理解していく工夫をしました。具体的には次のような方法です。
●一次情報と技術書を読み込む
社内にあった業界本や技術書はもちろん、分からない単語を自分で調べたり、公式リファレンスや開発者解説のあるオライリー本などを読み込みました。
●頭の中での復習サイクル 読んだ内容を頭の中で思い返して復習し、引っかかる部分があれば読み返して理解を深めました。重要な箇所に付箋を貼ってすぐに復習できるようにした上で、夜にその日読んだ内容を思い返して、覚えていない内容があれば再度本に戻っていました。
※入社後のキャッチアップ期間では下記のような書籍を活用しています!
これまでのエンジニア経験によって研修期間の内容や長さも変わりますので、実務未経験や経験が浅い方もご安心ください。
― 業務に入る中で、広告業界の専門知識などはスムーズに吸収できましたか?
岩﨑:いえ、最初はWeb広告の専門用語がほとんど意味不明で、定例MTGに出ていても「何の話をしているんだろう?」という状態でした。ただ、「最初は分からなくて当たり前」と割り切っていました。
まずはMTGや日常会話で繰り返し出てくる単語から優先して調べ、頭に入れました。 最初は「ふわっと」覚えた状態からスタートし、実際の開発タスクで触れることで「こういうことか!」と徐々に腑に落ちていきました。入社後2〜3ヶ月ほど経つ頃には、開発フローや業界の知識も体感として理解できるようになり、自然と業務に馴染んでいきました。
仕事への価値観:「モチベーションに頼らない」プロとしての使命感
─ 仕事をする上で、大切にしていることを教えてください。
岩﨑:モチベーションややりがいに頼らず仕事をすることです。
よく「モチベーションを保つにはどうしたら良いか」といった議論を見かけますが、そもそもモチベーションややりがいに頼っているからこそ、仕事のパフォーマンスにムラができるのではないかと思っています。
何でもかんでもやりがいを見つける必要はないと考えています。かと言って適当に仕事をするわけではなく、どちらかと言えば「使命感」に近い感覚で淡々と業務に向き合っています。
将来のエンジニア像:AI時代に求められる「ビジネス脳」と「抽象と具体の往復」
─ 岩﨑さんは将来、どんなエンジニアになりたいですか?
岩﨑:今は、「具体的にどんなエンジニアになりたいか」をあえて持たないようにしています。
最近はAIエージェントを用いた開発が主流になるなど変化のスピードが非常に速く、目指していた理想像やポジションがAIで代替されたり、チーム構造が変わったりする可能性が高いからです。あえて言うなら、「どんな環境変化にも柔軟に適応できるエンジニア」でしょうか。
― 変化の激しい時代において、エンジニアには今後どのようなスキルが必要だと思いますか?
岩﨑:「エンジニア」という従来の職種の枠組みに囚われないことです。 ただ「手を動かすのが好き」という状態にとどまらず、システム化すべき課題を捉えて構造に落とし込む「ビジネス脳」を持つことが重要だと感じています。
AIが発達している今は要件定義やSDD(仕様駆動開発)、システム設計等もAIと共に行っていくケースが増えています。
そこで活きるのが、”課題や目的”に対して「抽象と具体を行き来する思考力」「構造把握」「仕組み化」といった汎用的なスキルです。AIの精度が上がり、AIを活用してシステムを組むのが当たり前になっても、この根本的な思考力・ビジネス脳があれば、どんな部署や職種になっても自分の持ち味を発揮し続けられると考えています。
最後に:ベンチャー企業で働く方へメッセージ
─ 最後に、ベンチャー企業で働くことについてのアドバイスをお願いします!
岩﨑:ベンチャー企業に限りませんが、「会社やサービスをより良くしていく」ためには競合との勝負や市場の変化等の様々な要因が関係してくると思います。
だからこそ日々の業務では、「自分たちが開発しているものが、顧客にとってどのような価値があるのか?」を常に意識し、改善や試行錯誤をしながらサービスに携わっていくことが重要だと考えています。その意識を持つことが、結果としてユーザービリティ(使いやすさ)の向上にも直結してくと思い、私は日々の業務に取り組んでいます。 自分の普段の意識の持ち方次第で、その後に生まれるアイディアや気付きの変化にも繋がっていくと思っています!
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