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地元紹介丸投げパック 誕生ストーリー

Photo by Aditya Romansa on Unsplash

キッカケは社員の退職

2020年2月、営業の社員から会社を退職したいと打ち明けられました。
理由を聞くと、母親が病気になり、その看病をしなければいけない、とのこと。
彼女は当時、20代後半。働き盛りの年です。
看病中は、自宅近くのドラッグストアでアルバイトをして生計を立てる、ということでした。

その1週間後、幼馴染から連絡がありました。
PCを購入したのでExcelを覚えたい、どうやって覚えたらいいのか、という相談。
幼馴染は全く異なる仕事をしていたので、突然のことでびっくり。
いろいろと聞いているうちに、労働環境が過酷で肉体的にきつく、かつお給料もそれほどよくない、とのこと。
そのため、長く安定して働ける事務の仕事に就きたい、ということでした。


一方でバリバリと仕事をしている人も

たまたま立て続けに起こった二人の話。
ニュース等では見知っていたものの女性の働く環境は厳しいものだと感じました。
ただ、一方で同じ女性でもバリバリ稼いでいる方もいます。
両者の違いはなんだろう?
仕事へのコミットなど、いろいろな要素があるとは思いますが、
私なりに行きついた答えは、「手に職をもっているかどうか」でした。


このままでいいのだろうか?

その当時、当社は営業支援システムの開発・提供を中心に事業を行っていました。
システムを中心に事業活動を行えば、少人数で売上・利益が伸ばせる、というビジネスのメリットを活かしそこに邁進をしていました。
しかし、前述の2人の話を聞いた後、このまま営業支援システムの事業を続けるべきなのだろうかと、ふと立ち止まることに。
本当に社会の役に立っているのか?3年後、5年後に何が残るのか?と自問する日が続きました。
「果たしてこのままでいいのだろうか?」

地域密着企業の悩み

埼玉県で地域密着30年以上、事業を展開している企業担当者と打ち合わせをした時のこと。
地域に恩返しをするためにも、この地域の良さを紹介しようとしたことがあったそうです。
具体的には、過去、社員が持ち回りで街についての情報を発信。
しかし、実際にやってみると意外と大変で、仕事の片手間でできるものではなく、更新が止まっているという話を伺いました。
そうした会社は多いのか、他の企業の担当者にもヒアリングをしたところ、予想以上に困っているところが多いようでした。

日比谷公園あたりを走行中に…!

自転車通勤をしていたある日。
日比谷公園付近を走行中、突然「!」とひらめきました。
地域密着企業は地域の住みやすさや良さを伝えたいけれども、社内ではできない。
一方で家庭の事情などによりまとまった時間の仕事ができず、スキルアップできない方々がいる。
その方々に地域の住みよさを企業の代わりに伝える手助けをしてもらえれば、ライティングスキルを伝え、報酬も提供できる。
そして、ライティングスキルを向上できれば派生する仕事が生まれ、提供できる仕事や報酬も上がっていくはず。
そうして生まれたのが地元紹介丸投げパックです。

地元密着企業の事業拡大を、地域の人たちが実現する

私たちが実現したい世界観は三方良しです。

地元企業にとって
業績の拡大とともに、地元での雇用が拡大。地元の人々との関係が強くなり、社員の方々がやりがいを感じている。

地元サポーターにとって
ライティングスキルをはじめとして、手に職がつき、収入が増大する。サポーターのコミュニティが生まれ、安心感を得ている。

地域社会にとって
「地元に住んでいてよかった」と地元に住むことへの誇りを持てること、「ここに行ってみたい!」と地域の外の人たちの往来が増え、移住につながり、地域経済が太く回っていく。

この世界観を実現するために、常にサービスを磨き続けています。
もしこれを読んでちょっとでも面白いなと感じた方がいましたら、一緒に何かできるかもしれません。
ぜひ一度お話してみませんか?

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