「人とは違うことをやりたいんです」
当時僕が考えていたキャリアパスは、リビングハウスの仕事とは一見すると、まったく関係のないものでした。多くの就活生が安定や将来性を求めていた中、自分が求めていたのは「誰とも同じじゃない、自分だけの道」。その強い想いだけ。
他の企業ではきっと「ウチじゃないね」と言われるような、ぼんやりとした夢。それでも、僕は面接で正直に話しました。「できることは何でもやります。とにかく、人とは違う経験をしたいんです」と。すると、会長はにこやかに言いました。「それはいいな!ウチは人として成長できる会社だから、きっと面白いぞ」。一般的な会社が求める「即戦力」ではなく、僕という「人間」そのものを見てくれた。この一言が、リビングハウスの門を叩く決め手になりました。
入社後、意気揚々と始まった社会人生活。しかし、現実は甘くありませんでした。 右も左もわからず、接客の基本すらままならない。周りの同期が次々と成果をあげていくなかで、僕は思うように成果が出せず、次第に自信を失っていきました。インテリアの知識も浅く、お客さまの質問にもうまく答えられない。焦る気持ちばかりが先行し「なんのためにこの会社に入ったんだろう」と自問自答する日々が続きました。
そんな苦しい時期、一人の先輩が僕にかけてくれた言葉が、僕の人生を変えることになります。
「数字は後からついてくる。大事なのは、お客さまに真摯に向き合うことだよ」
その言葉を聞いた瞬間、胸のつかえが取れたような気がしました。僕は、「モノを売る」ことばかりに囚われていたのです。先輩の言葉から、単に商品を販売するのではなく、「お客さまの暮らしをデザインする」という視点を持つことの大切さを学びました。
それからは、目の前のお客さまとじっくり向き合うようになりました。 お子さんの話、飼っているペットの話、趣味の話。インテリアとは関係ないように見える会話の中から、そのご家族の「大切にしているもの」や「理想の暮らし」を探っていく。お客さまが本当に求めているものを理解した上で、最適な家具を提案していくと、お客さまとの間に確かな信頼関係が築かれていくのを感じました。
「八次さん、ありがとう。リビングが、家族みんなの一番好きな場所になりました!」と言われた時、僕は初めて、心からこの仕事のやりがいを実感しました。
リビングハウスは、単にインテリアを販売する会社ではありません。僕にとってここは、人として成長し、誰かの人生に寄り添う喜びを教えてくれた、かけがえのない場所です。
もしあなたが「人と同じは嫌だ」「自分の人生をかけて熱中できる何かを見つけたい」と考えているなら、ぜひ一度、私たちの話を聞きに来てみませんか。リビングハウスは、あなたの人生そのものを応援する会社です。