1
/
5

XR・メタバースを新たな情報インフラに。「挑戦したい」という仲間と社会を変えたい

起業を志したきっかけ

ずっと頭に「いつかは起業」。10,001日目からは社会に貢献する人生に

学生時代から「いつか会社を経営したい」という気持ちが漠然とありました。スポーツ選手に憧れる感覚に近いです。だからといって経営の勉強をしていたという訳ではなく、当時はただひたすらに部活に熱中していました。

いざ就職となった時期に「どの業界でも行き着く悩みは、集客やプロモーション」と考え、Web系の広告代理店ベンチャーに就職。「集客やPRが上手くいけば会社・地域が良くなる。すると雇用も増える=世の中みんなが良いよね」と思っていたけれど、そんなに甘い業界ではありませんでした。

その後転職もしましたが、根底にはずっと「世の中に貢献したい」という使命感があって。そんな時にふと「人生は約30,000日」というフレーズを目にして、自分が間もなく生まれて10,000日目を迎えることを知り「次の10,000日は、人の役に立とう」と10,001日目をリプロネクストの設立日にしました。

新潟で起業した理由

地元・新潟を挑戦の場にしたい。シェアオフィスで一人創業へ

大学卒業後はそのまま関東で約5年働いていましたが「いつか新潟に帰りたい」と思っていました。久々に帰省するとシャッター街が増え、若者の流出などネガティブなニュースも耳にし、地元を明るい雰囲気にしたいと思ったんです。

起業の地を地元に決めた時は「新潟は保守的だから難しいよ」と周りに散々言われたんですが、それで諦めるのは悔しいと感じたし、大きな挑戦をするんだから自分の大切な土地で成し遂げたい、と決意しました。

でも、それまで新潟で働いたことがなかったので、知り合いも家族と友人しかいない。
右も左もわからず、とりあえず間借りしたシェアオフィスとクーラーの効かないボロボロの中古車、手作りの名刺を用意し、色んな企業の方にお話を伺ってニーズを把握しました。

苦労したこと

創業一年目はアルバイトも。試行錯誤の連続の中、一歩でも前へ

最初はお客様も仕事もない状態で収入がなく、生きていくために週5日ホテルの宴会場でアルバイトをしていました。会社員としてお給料をもらっていた時はスマホ代など気にしてなかったけど、請求が来るたびに「今月の支払いどうしよう...」と毎月焦っていて。

創業直前は高揚感や周囲の声援に囲まれて浮き足立ってたのに、現実はこんなに過酷なんだと思いましたね。最初に仕事を受注した時は、やっと社会から必要とされた気がして心底嬉しかったです。ですが、「VRってエンタメコンテンツでしょ?」と相手にされないことも多々あって。自信を持ってサービスを作ったけど、心が折れそうになることもありました。

でも、日本の課題である人口減少・経済縮小の課題を解決に導く一つの大きな鍵として『インターネットで疑似体験を生める』XR・メタバースを信じてやっていこうと、全国でサービスを広げていきました。

事業について

XR・メタバースを情報のインフラに。新しいスタンダードを作る

「社会課題をXR・メタバースで解決する」を掲げており、官公庁や地方自治体、上場企業など様々な企業のプロジェクトを担当しています。今、深刻な社会課題の一つが人手不足。私たちはその課題を解決すべく、メタバースのアバターに対してAI機能を持たせる開発も進めています。今後はアバターのスタッフがいることで、24時間365日無人でプロモーションが可能な状況にしていきたいと思っています。

メタバースはニッチなものだと思われがちですが、日常の中に取り込むことで、私たちのプロダクトを通して「初めてメタバースに触れた」という声も多く聞きます。静岡県様からご依頼いただいた広報活動用のメタバース空間「Metaverse SHIZUOKA」は3ヶ月で2万以上のアクセスがあり、多くの反響をいただきました。

今はSNSやホームページでの情報収集が主流ですが、これに変わって新しいスタンダードになるのがXR・メタバースだと思います。『インターネットで疑似体験を生む』を切り口に社会・経済の動きを変えていきたいですね。

どんな人と働きたいか

今が拡大フェーズ。大切なのは、スキルよりも姿勢

創業後数年はほぼ個人事業主のような規模だったのですが、7期(2023年)で全国規模の事例が増えました。まだまだ社会に多くの価値を提供できると手応えを感じ、成長を加速させていこうと決意したのが2023年末のことです。

現在は業務委託の方を含めて30名ほどメンバーがおり、今後50名100名と増やしていく予定です。なのでこれから入社していただく方には、いずれリーダーとして皆を引っ張っていく存在になってほしいです。

当社には異業種からの転職を経て活躍しているメンバーが多数います。
共通しているのは、自ら学んでいく姿勢。業界に対しての知識やスキルがなくても「お客様にどうしたら価値を提供できるか」「より良いサービスにするにはどうしたら良いか」と行動できる人が成長しています。「BREAK THE WALL」というビジョンの通り、挑戦しながら壁(課題)を壊していける仲間が増えてくれたら嬉しいです。

2024年4月には新卒メンバーも2名入社しました。新卒メンバーについても、いずれは教える立場になってほしいので「リーダーになりたい」「チームを持ちたい」と思っている人がきてくれたら嬉しいですね。部活や趣味など何かにハマった経験がある方は、きっと仕事にもハマれると思います。

私たちのミッションステートメントの一つにあるのが「チームのために動ける人になろう」。みんな人間だから、気分が上がらない日があるのは当然。ですがそんな時こそ「自分がやってやる」と鼓舞する気持ちが、組織で働く上では非常に大事です。そして、それができる人は多くないのです。ベンチャーは個々の存在が大きいからこそ、仕事をおもしろがる姿勢は大切。受け身ではなく、挑戦してみたいという方にはマッチすると思います。

今後の展望

クライアントワーク×自社プロダクトの両軸で、海外展開も視野に

人口減少が叫ばれる中、日本、特に地方はさらに厳しい時代に突入します。商店街が消える、会社がなくなるというニュースも珍しくなくなりました。こうした現状の中、距離という物理的なハードルを解消し、土地や施設の魅力を伝えるXR・メタバースで世界を変えられると心から信じています。

SNSでは伝えきれない質感や雰囲気といった“本当の良さ”。それを疑似体験で伝えることによって受け手との心の距離が縮まり、行動を促します。世間的にはXR・メタバースはエンターテイメントとしての認識が色濃くありますが、ここ最近で社会課題にアプローチしたさまざまな事例を出せたことが自信につながっています。

私たちは今後もお客様の課題に寄り添い、疑似体験を通して新しい価値を提供し続けていきます。
また、近い将来新規事業をリリース予定です。クライアントワークに加えて自社プロダクトの比率を上げ、ゆくゆくは海外展開も目指していきます。

これから全国・海外と挑戦していきたいので、興味を持っていただけたらぜひ応募をお待ちしています。

株式会社リプロネクスト's job postings
1 Likes
1 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Invitation from 株式会社リプロネクスト
If this story triggered your interest, have a chat with the team?