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自社サービスにおけるディレクターの役割とは

こんにちは!採用担当の喜多です。

今回はサービス企画職(ディレクター)として働いており、経歴や担当PJの異なるお二人にお話を伺いました。

転職の経緯から現在の仕事の魅力まで語っていただきましたので、制作会社から事業会社に転職して自社プロダクトに関わりたいと考えている方は、ぜひご覧ください。

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プロフィール

小林まどかさん(画像左)

・2021年にLIFULL seniorへ中途で入社

・前職で旅行比較サイトのディレクターを約4年半経験

・現在は情報強化チームに所属

安東健さん(画像右)

・2022年にLIFULL seniorへ中途で入社

・自社サービスのディレクターを約17年経験

・現在はUX革新チームに所属

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前職での仕事内容と、LIFULL seniorに入社を決めた理由を教えてください。

小林さん(以下、小):旅行の比較検索サイトを運営する会社で、今と同じWebディレクターとして、主にサイトの改修などを担当していました。前職では自分が好きなことに携わりたくて旅行業界を選択しましたが、働く中でもう少し世の中に貢献できるようなサービスに関わりたいと思うようになったんですよね。

社会貢献性の高いサービスという軸で転職先を探していたところ、たまたま同じ会社だった先輩から声をかけてもらって、初めてLIFULL seniorの存在を知りました。

現マネージャーでもある林さんや他の社員の方から話を聞くと、何度かこちら側が不安に思っていることに寄り添ってくれる場面がありました。社会貢献性の高さだけでなく、そういった会社の暖かさを感じたことが入社の決め手でしたね。

前職もディレクターとしてサイト改修に関わっていたとのことですが、今の業務との違いはありますか?

小:前職の場合は、ユーザーからの問い合わせなどをもとに、サイトの改善点を考えていました。大まかな要件や施策の優先順位は決められており、メンバーから提案する機会はあまりありませんでした。

今のLIFULL seniorでは期ごとに部署の方針やKPIがあり、そこに対してメンバーが主体的にどんな施策をやるか考えることができます。

また転職の際、自身の関わった施策の効果検証ができることを重要視していましたが、今では施策をリリースした後も継続して、効果検証や改善のためのアクションができています。

企画からリリースまで一貫して関わることができるのは、自社サービスならではの環境ですよね。安東さんは前職で自社サービスに関わっていたとのことですが、具体的な仕事内容と、入社の決め手も教えてください。

安東(以下、安):前職ではバイクのポータルサイトで開発・ディレクションを担当していました。そこまで大きな会社ではなかったので業務範囲は広く浅く、LAN接続など社内SEとして、IT関連の対応までやっていましたね。今の方がよりサービスについて考える時間が増えたと感じています。

前職で仕事や環境に対して不満があったわけではないのですが、プライベートな事情で転職をすることになりました。自社サービスだと自身がサービスの改善に直接関わることで、ユーザーに貢献できる実感を持ちやすいので、モチベーションが高いメンバーが多いと感じています。自分たちのサービスを良くしようと考えている人が多い環境の方が、自身もモチベーション高く働けるのではと思いました。そのため次も自社サービスを運営している事業会社で、ディレクターとして働くことができる環境を探していました。

LIFULL seniorについては、正直スカウト経由で声をかけてもらうまで知りませんでした。

これまで介護やシニア領域について、情報を収集するような機会は少なかったのですが、カジュアル面談をしていく中で、サービスや組織に対して良いイメージが持てました。また会う人全員が真面目で、雰囲気の良い会社だなと感じたことも入社の決め手になりましたね。

分かります、本当にうちの社員って真面目で良い人が多いですよね。シニア領域についてこれまで情報収集する機会がなかったとのことですが、なぜサービスに対しても良いイメージが持てたのでしょうか。

安:最近長野県に引っ越したのですが、たまたま家を探していたら、介護が理由で相続されないまま、放置されている空き家物件と出会うことがありました。

そのようなシニアの課題に触れる機会があったこと、それから自身の両親も高齢になってきたタイミングでLIFULL 介護のようなサービスが広がったらいいなという思いを持てたことで、自然とこのサービスに携わりたいと思うようになりました。

もっとシニア領域に対して知っていきたいと思いますし、自分の下の世代にもより興味を持ってもらいたいです。急に介護が必要になった時慌てずに済むように、サービスを育てていきたいと思っています。

たまたま考えるきっかけがないだけで、いざシニア領域の課題に触れると、解決していくことの重要性を感じますよね。


今の業務内容についても、もう少し伺っていきたいなと思います。特にチーム内での役割や業務の進め方について、教えてください。

小:今所属しているプランニンググループ(ディレクターが所属しているグループ)では、今期二つのチームに分かれています。私は二つのチームのうち、情報強化チームとして、ユーザーに必要な情報を届けるための施策を、先輩ディレクターやデザイナー、エンジニアと一緒に考えています。

例えば以前リリースした画像強化施策ですと、ディレクターのメンバーと企画の大枠について相談した後、デザイナーやエンジニアと企画をより良くするために意見交換をしています。

画像強化施策はどのような背景で企画が立ち上がったのでしょうか?

小:テキストよりもわかりやすい「写真(画像)」で施設の雰囲気をより伝えることを目的に、この企画を立ち上げています。

競合他社やホテルや不動産といった他業種のサイトを参考にしながら、施策を考えていきました。

また施策の仕様検討だけでなく、実際リリース後クライアント(介護施設の運営会社)にどのように活用いただくかまで検討していました。

なるほど、そういったところまでディレクターの方が考えているのですね。施策の中で、デザイナーやエンジニアとはどのような相談をしているのですか。

小:デザイナーにはサイト上でどのように見せるかを相談したり、エンジニアにはいかに表示スピードを短縮できるかを相談したりしています。ユーザーやクライアントにとってより使いやすい機能にするために、企画の段階から相談しながら進めています。

デザイナーやエンジニアと企画の段階から相談できるのはいいですね!安東さんは小林さんとは別のチームでしたよね。

安:はい、僕はUX革新チームとして、主にユーザーがサイトをより使いやすくなるための企画を考えています。前職ではディレクターが細かいところまで仕様を決め依頼する形でしたが、LIFULL seniorではデザイナーやエンジニアと一緒にサービスの詳細を考え、進めていけることが楽しいです。

デザイナー同士・エンジニア同士でもそれぞれレビューをし合っているのですが、関わる全員が作るものに対して、どのようなものがいいのか常に考えているので、とても仕事が進めやすいと感じています。

通常だとプロダクトオーナーもしくはプロダクトマネージャーの役割の人がやることを決め、決めた内容に従ってデザイン・開発していくことが多いと思います。今の環境ではデザイナーやエンジニアもサービスをより良くするための意見を持っていて、それを共有しながらブラッシュアップしていけるのがいいですね。

そういう進め方ができるのはうちの企画体制の特徴ですよね。それぞれの役割がありつつも、職種を超えてお互いの業務についても何か意見を言えたり、提案できたりする環境なのでしょうか。

小:デザインの場合、デザイナーが制作した後に何か意見あればくださいと言ってもらえるので、私たちディレクターからもコメントや提案がしやすい環境です。私はエンジニアに対して提案まではできていないのですが、できるかどうかを聞くと親切に答えてくれるだけではなく、より良くなるアイデアをエンジニアから提案してくれることもあります。

安:完成したデザインに対して、当然デザイナーも確認しますが、エンジニアも確認しています。それぞれが意見を出し合っていて、エンジニアやディレクターからデザインに対して意見を言ったり、デザイナーからエンジニアに対して提案したりすることもあります。それぞれが制作・開発しているものの目的に合わせて、自分の役割からお願いや提案することは日頃できているなと感じます。

職種が異なると、わからないことも出てくるかと思いますが、特にエンジニアとコミュニケーションを取る際に、どこまで相手の業務について知っておく必要があるのでしょうか。

安:LIFULL seniorではエンジニアリングの高度な知識がなくても、コミュニケーションが取れる環境だと思います。

意図を伝えて技術的にできるかできないかはエンジニアが判断してくれますし、これならできるという提案もしてくれます。抽象的な話でもきちんと汲み取ってくれる環境があると思います。

エンジニアリングのような知識がない分野でも補い合いながら働けるということですね!


入社して良かったこと、大変なことを教えてください。

小:良かったことは繰り返しになりますが、効果検証を通して数字の動きを見ることができ、改善施策まで実行できているところです。

また施策の検討から改善までを、割と早く進めているところも良かったです。

前職であれば施策が決定すると丁寧に仕様を考えリリースしていましたが、LIFULL seniorではまずはリリースして実際にユーザーの反応を見ながら変えていくことができます。リリースまでの早さや、リリース後に次の施策に取り組むスピードが早いと感じています。

大変なことは、「全てのステークホルダーを重んじる」というガイドラインにあるように、ユーザーとクライアント両方にとってwin-winな施策を考える必要があることです。いろんな角度から施策を検討する必要があり大変ですが、一方でやりがいもあります。

安:僕も先ほど同様に、チームで動く中でそれぞれのメンバーが、最終的に出来上がったものを良くしようと同じ目線で動けていることが、入社して良かったと感じることです。良いものを作る上では大事なことだと思います。

また儲かるかではなく、きちんと誰かの役に立つかという目線を持って考えられるところがいいですね。

大変なことでいうと、セキュリティ面におけるルールが多いため、入社間もない頃はフリーソフトのインストール一つでも悩むことがありました。ただそのような時は周りのメンバーに相談できたので、一人で困ることはありませんでした。

現在(2023年4月時点)ほとんどリモートワークだと思いますが、他のメンバーとはどのようにコミュニケーションを取っていますか?対面の時との違いがあれば教えてください。

小:ディレクターのメンバーとは毎日リモートで朝会をしていて、その日の業務の報告や相談をしています。施策を進める際はデザイナーやエンジニアと定期的にMTGを実施していますし、相談したいことがあればslackやGoogle meetを使って、気軽に話すことができています。

ほとんどリモートワークと言っても出社することもできますし、働き方は比較的自由ですね。入社して数日は他のメンバーも出社しながらレクチャーしてくれていたので、入社後すぐにリモート環境に変わっても、問題なく働くことができました。

安:僕は長野県に住んでいるので、リモート中心で働ける環境を探していました。対面でコミュニケーションを取っていた時と比べて変わった部分は、対面の時だと通りすがりにたまたま話をしたり、ちょっとした雑談に参加したりしていましたが、そういう機会は少なくなりましたよね。ただ業務上話す必要がある場合はその場が用意されていますし、自分で作ることもできます。

最後に、こんな人と一緒に働きたいというお考えがあれば、教えてください!

小:ユーザーとクライアント両者のことを考えて、サービス改善に取り組んでくれる方がいいですね。またそのために、デザイナーやエンジニア、そしてユーザーやクライアントと接点のある他部署とも協力して進められる方と、一緒に働けると良いなと思っています。

安:社員のみんなが人柄がよいので甘えてしまうこともできる環境ですが、きちんと意思をもって取り組める方があっていると思います。関係各所と協力しあってより良いサービスを作ることができる仲間が増えるとうれしいですね。

お二人の入社経緯から現在の業務や働く環境まで、色々と教えていただきありがとうございました!LIFULL seniorでディレクターとして働きたいと感じた方は、ぜひお気軽にご連絡ください!

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