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業界・職種・規模・勤務地を変えた転職に、悔いはない。


2018年10月、インサイドセールス部門の立ち上げメンバーとして中途入社した、山本詩織。前職とは全く違う環境に飛び込んだ山本の決断の背景や、LiBでの歩みを語ります。

介在価値を発揮できる場所に行きたい

「3,000人の中の1人である私がいなくても、何も変わらないんだろうな……」と思ったのは、新卒で入社してから1年が経とうとしていた頃でした。

会社経営をする父のもと、また関西という商売っ気のある地域で育った私は、学生時代のアルバイトで、雇われ店長として飲食店を切り盛りするなど、「働く」ということへの興味は人一倍強くありました。
大学卒業後は、質の高いサービスを提供するために何が必要なのかを経営視点で考えてみたいという思いがありました。就職活動では、大手・食品会社に内定をいただき、商品企画などに携われる部署への配属を希望しました。

しかし辞令は、愛知県での経理業務。珠算で段位を持っているのがプラスになったのかもしれませんが、なぜ経理部に配属なのかの理由もわからないまま、初日を迎えました。

新卒で入った会社は、毎日食材をもらえ、家賃も負担してくれ、1年目からボーナスも出るという、素晴らしい環境でした。ただこのような機会にありがたさを感じていた一方で、時代から取り残されていくような焦燥感もありました。

これまでの先輩方が築き上げてきた仕組みが確立されていて、私はその歯車でしかないという現実。私が今いなくなってもきっと何も変わらない。

自分自身を見つめ直した結果、事業に深く共感し、その事業に自分ごととして携わり、且つ価値を付与していける会社に勤めたいと強く思うようになりました。まずは視野を広げるために、愛知から東京まで車を運転し、ほぼ身一つで東京へ上京してきました。

業界・職種・規模・勤務地全てを変えた転職

東京に出てきてからは、学生時代の友人がいろんな人を紹介してくれ、視野を広げる活動を行いました。そしてそんな中で出会った一人が、LiB代表・松本でした。

少しお話を聞いただけでしたが、LiBが目指すビジョンや事業に共感し、また松本の真っ直ぐな人柄にも惹かれ、LiBに入社したいという思いを持つようになりました。

ただ心配もありました。これまで私が勤めていた会社は、新人研修で1ヶ月ホテルを借りて電話応対や名刺交換からしっかり学ぶような、いわば守られた環境だったからです。設立5年目のベンチャー企業のスピード感や、カオス感についていけるのだろうかと。

その心配は杞憂に終わりました。後日の面談で、松本にその不安をぶつけた時に、「LiBでは、成長をサポートしながら、挑戦に値する配置やミッションを任せる予定だから、経験や信頼を積んでいくにはちょうど良いと思う」と安心できるメッセージを返してくれたんです。

入社が決まった時は、とても嬉しかったです。支えてくれた友人たち、まだ何者でもない私に期待くださったLiB、行動し続けた過去の自分にも感謝しています。

配属は、インサイドセールス部門の立ち上げ。リーダー含め、2人しかいないところに3人目のメンバーとしてジョインすることになりました。

業界も職種も、規模も、勤務地もすべてを変えた決断。客観的に見ても、かなり大きな変化でしたが後悔は1mmもありません。

お客様にとって価値のある時間を提供する

晴れて、2018年10月、インサイドセールス部門の営業としてLiBへ入社しました。
社会人1年半、未経験での営業。そして新しい部門の立ち上げ。不安がなかったわけではありませんが、覚悟は決まっていました。

わからないことは先輩に聞き、土日は本屋で人材業界や営業スキル、セールス関連の本を読むなど、まずはいち早く基本を身につけられるようにしました。

日々の業務では、マーケティング部門の施策で繋がったお客様に、電話を通じて個社ごとの課題をヒアリングしたり、更に詳しく話を聞きたいというお客様には、フィールドセールス部門に繋ぎ商談を設定したりしています。

インサイドセールス部門は、マーケティング部門とフィールドセールス部門の間の「舵取り」のような役割で、お客様の満足度を高めるためにフレキシブルに動く組織だと誇りに思っています。

一週間前に作られた仕組みが変更することは当たり前。
お客様にとって価値のある時間を提供できるように、部としてベストな仕組みを作れるように、常にトライアンドエラーをしながら改善しています。私も課題を見つけたら、改善案とセットで上司に提案することを心がけています。

例えば、お客様にとってより良い時間を提供できるよう、お客様のコミュニケーションスタイルに合うフィールドセールス部門のメンバーをアサインする仕組みを作ったり。また、いち早くお客様に必要な情報を届けられるよう、当社のサービスに興味を持ってくださったお客様の情報の項目を一元化できるよう整理したりもしました。

またインサイドセールスは顔の表情は相手に伝わりません。音声のみの表現となります。
加えて、3分ほどの短い時間で情報をヒアリングし、当社のサービスの情報や活用イメージを持ってもらう必要があります。少しでも効果的なトークができるように、録音システムで自身の声の高さや抑揚などをチェックしながら、トーク内容を振り返ってスキルを磨くことを習慣としています。

企業様・他部門の仲間たちと協働し、成果に結びつける

印象に残っているエピソードは、従業員20名ほどのシステム開発企業様の採用に貢献できた事例です。WEB資料の請求をいただいたので、お電話さしあげたところ、課題として、「いくつか人材紹介を使ってみたものの、あまり良い結果が得られなかった」とお話されていました。

ヒアリングをする中で、その企業様は「3歳のお子様をお持ちの女性が時短勤務で社長を務めている」「従業員の働き方も柔軟」という独自の魅力を持っていることがわかりました。すぐにその担当の方とソーシャルスタイルが合いそうな担当をアサインして次の日に商談を設定しました。

その担当者様は初めての採用活動だったため、その不安に寄り添った上で、フィールドセールス部門、カスタマーサクセス部門と共に、企業の魅力の再発見と適切なTMP設計(※)を行いました。
※TMP設計:「Targeting」「Messaging」「Processing」設計

企業の担当者様、他部門のメンバーと協働した結果、LiBzCAREERの運用開始2週間で、20名以上からエントリーを募ることができ、2名の採用決定に繋がりました。

企業様からは、「当初は1名だけ採用しようと思っていましたが、子育てで10年ブランクありの方でも、システムの知識があってコミュニケーション能力高い方を営業ポジション×時短で採用できました。事務職の方もこちらが話す前に事業の可能性について自ら語ってくれるような素晴らしい人に出会えました。LiBzCAREERを使って本当に良かったです」というお言葉もいただけました。

とても嬉しかったのと同時に、企業様・ユーザー様の人生を変えるような責任のある業務をしているんだと改めて感じ、もっともっと良い仕事をしていこうという決意も持ちました。

世の中にある事業が、どのように回っているかを知れること、
規模・業種の違う様々な企業様の課題をヒアリングさせていただき、
採用のお手伝いを通じて、パートナーになれることにやりがいを感じています。

私たちのサービスや蓄積したノウハウを頼りにしていただけることは、女性活躍を推進する事業のプロとして、やはり背筋が伸びる思いです。

自身のありたい生き方を歩める人が増えるように

LiBに入社して、1年3ヶ月が経ちます。
もはや「不安だなぁ……」と悩むヒマがないような日々の中で、自分事として課題を捉え、やりきる力は備わったように感じます。(笑)

業務を進める中で学んだ、WHY(なぜそれをやるのか)で考える思考や、GOALと指標を設定してから走ることなど、基本的なことから入念に伝え続け、伴走してくれた上司にとても感謝しています。

働き方や生き方が日々アップデートされている時代に、最前線で「働く」を考えられること、加えてライフイベントによってキャリアを見つめ直す女性の「働く」に貢献できることを嬉しく思います。

私が新卒1年目で大企業を退職し、次の道に進む決断をしたように、これまで美徳とされていたような伝統的な日本の企業や個人の価値観も徐々に変化しています。

LiBが女性の働き方をテーマに社会に介在している意義を強く感じていますし、私もそれぞれが自身のありたい生き方を歩めるような社会づくりを提唱して、体現していきます。

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