AIに勝つために総合力を磨け――MY CAREER SHEET~成長ベンチャー企業のトップ層はこんな人!~【役員 釘宮悠太編 後編】 | キャリア
L&E Group(旧リンクエッジ)の経営に携わる役員陣の人柄・キャリアをインタビュー形式で紹介する『MY CAREER SHEET』シリーズ。第三回は現執行役員・人事本部長の釘宮悠太さん編!...
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「成長しているベンチャー企業のトップ層ってどんな人たち?」
そんな疑問にお答えする、L&E Group(旧リンクエッジ)の経営に携わる役員陣の人柄・キャリアをインタビュー形式で紹介する『MY CAREER SHEET』シリーズ。
第三回は今年新卒メンバー初の執行役員に昇格した、21卒・人事本部長の釘宮悠太さんをご紹介します!
※第一回川合友樹さん編はこちら
※第二回新山草太さん編はこちら
父が製薬会社の研究職だった影響もあり、高校生になる頃には科学者になることを志すようになっていて、大学でも化学を専攻していました。周りと同様に自然な流れで大学院に進学し、研究漬けの毎日でしたね。まさに絵にかいたような“理系院生”という感じです。
また、小学校~高校まではサッカーを続けていました。かなり厳しいチームだったので、フィジカル面もメンタル面も相当鍛えられましたね。持ち前の粘り強さやタフさなどは、サッカーを通して培ったなと自信を持って言えます。
サッカーを通して心も身体も強い人間に!
科学者を目指していたとお話しましたが、実は学部4年生の頃には既にビジネスサイドへの興味が湧いていたんです。「理系で修士まで進んだら研究職に就職する」という固定観念が自分の中にあったのですが、実際に研究室に配属されると、ビジネス職に就職していく先輩も数人いたことに驚きまして。「理系院生もビジネス職に行くという選択肢があるんだ」「ビジネスって面白そう」と思うようになり、修士1年生の春くらいから少しずつ就活を始めました。
研究職も引き続き見てはいましたが、ビジネスそのものを動かすようなことをしたかったので、コンサルティング業界や成長しているメガベンチャーなどを同時に見ていましたね。
とはいえ研究にもしっかり打ち込んでいたので、なかなか忙しい日々でしたよ。研究と就活の両立に苦しむ院生が多いと思いますが、私も例外ではなく、研究を優先して就活がスムーズに進まない時期もありました。ある程度気になる企業を絞って、なんとか研究の合間を縫ってインターンシップに参加していましたね。
研究に明け暮れながら就活をしていた院生時代
就活サイト経由で知りました。コンサルやメガベンチャーを見ていた流れで一部ベンチャー企業も見ていて、研究の都合でたまたま3daysインターンに運よく参加できたのがL&E Groupを受けたキッカケでしたね。
会社の解像度がグッと上がったなというのが率直な感想です。まず第一に、入社した後にどんな仕事をするのかが想像できました。他社のインターンは新規事業を考えるものが多く、終わった後に「結局何をする会社なんだっけ?」と思うことがしばしばありました。一方でL&E Groupのインターンは、まず既存事業の成長戦略について考え、その後新規事業を考えるという流れです。既存事業について事業内容や特徴、L&E Groupの強みなどを知ることができるので、会社・業務の全体像を把握することができましたし、どんなスキルが身につくのかもイメージできました。
そして第二に、どんなメンバーが働いているのかも知ることができました。私がインターンに参加した当時L&E Groupはまだ社員数15名程度の会社で、その内の半数近いメンバーがメンターとして参加してくれました。経営陣も参加するので、どんな人たちがトップにいて、どんな人たちと一緒に働くのかを詳細に把握できたんですよね。大手企業だと、インターンに参加するのは何千・何万もいる社員の内の数名。もし参加した社員たちに尊敬・共感できたとしても、入社後に実際に一緒に働くことはなかなか叶いません。その点で、L&E Groupは人やカルチャーに対する入社後のギャップが少なくて良いなと思いました。
現在人事本部長としてインターンを企画・運営する立場になりましたが、こういった既存事業と新規事業両方に取り組むコンテンツ内容や、エース級メンバーがメンターとして参加する体制は、L&E Groupインターンの醍醐味として変えずに続けています。
マーケティング事業を通して様々な業界知識を得ることができる点に加えて、若手に任せてくれる環境だと感じられたことが、大きな決め手になったと思います。そもそもインターンに会社の中枢メンバーたちが参加していること自体に「新卒採用に力を入れているんだ」と感じましたし、川合社長が「新卒中心の文化を作っていく」と明言していたので、入社後の早い段階で色々任せてもらえそうだなと感じました。
私自身、特に「こんな仕事をしたい」「いつまでにマネージャーになりたい」といった明確なキャリアプランがなくて、どちらかというと「ビジネスを動かせる人材になれるよう、経営の意思決定に携わっていきたい」という想いが強かったんです。様々な業界のビジネスモデルを知れる事業内容で、少数精鋭で裁量が大きくて、新卒に期待してくれている。そんなL&E Groupに魅力を強く感じました。
元々は科学者を目指していましたし、どちらかといえば安定思考で堅実な性格だったのですが、L&E Groupへの入社に関しては「勇気を出して挑戦してみたい」と内なる熱意が自然と湧いてきたので、そういうご縁だったんでしょうね。
2021年新卒メンバーとしてL&E Group(当時リンクエッジ)に入社
入社時研修を終えて、まずはメディア営業チームに配属となりました。新規メディアパートナーの開拓と、既存メディアパートナーへのコンサルティングを行う仕事を約一年半ほど行って、二年目の途中で人事部に異動し新卒採用責任者になりました。その後三年目の終わり頃に人事本部長となり、五年目である今年、執行役員に就任しています。
メディア営業チーム配属当時は、別部署へ異動する先輩の既存取引先を引き継いで対応しつつ、新規のアドメディア(※)を開拓する、というのが私のミッションでした。また当時TikTok等のショート動画が流行し始めた頃でしたので、そこへのアプローチも色々とやっていましたね。
一年目でとにかく商材理解が乏しくビジネスのことも何もわかっていない状況で、新しい案件を新しいメディアに新しい手法でどう伸ばすか?というかなり難しいことをやっていたので、初めは結構大変でした。自分だけでのインプットには限界があるので、広告主営業チームのメンバーにお願いして案件に関する勉強会を開いてもらったりしていましたよ。商材について一生懸命勉強して、メディアパートナーと一緒に策を考えて売上を作っていった感覚です。
そうしているうちにある程度の売上が立つようになり、そこからまた新しい取り組みとしてメディアM&Aなどにも挑戦するようになりました。目標を達成するためにやれることに愚直に取り組み、突き進むことをやめないようにしていましたね。研究時代のように、仮説をいくつか立て実行・改善を繰り返す流れを割とかっちりやっていたタイプだったと思います。
※アドメディア…リスティング広告・ディスプレイ広告・SNS広告などの課金型広告全般を専門としているメディアパートナー
営業コンサルタント時代の対談記事はこちら!
少人数ベンチャーだからこそ経営陣との距離が近いことが、自身の成長に直結したなと思います。
一年目当時の自身の座席配置がとても特徴的で、斜め前に社長、横に上長である執行役員・メディア営業マネージャー、目の前に執行役員・広告主営業マネージャーという、今考えても非常に贅沢な席だったんです。物理的にも心理的にもすぐ傍に会社のトップ層メンバーがいて、日頃から営業戦略の話や会社経営の話を横で聞くことができたので、新卒一年目から高い視座で仕事ができていたように思います。
L&E Groupの新卒メンバーは現在も、基本的には経営層直下のチームに配属されます。フィードバック文化も根付いているので、上長が日頃から若手と密にコミュニケーションを取って、考えを汲み取りながらアドバイスや指摘をしてくれます。手取り足取り教えるわけではなく、若手の自走心・好奇心を掻き立てるような指導をしてくれるので、<データ分析→仮説→実行→検証→改善>のサイクルが高速で回せる実感がありますね。
経営陣たちは常に全てのステークホルダーのことを考えて経営をしているわけですが、それはいちメンバーも同じで、「お客様だけでなく社内にも営業しよう。そうすることで信頼が積み上がり、大きな成果に繋がる」ということを上長たちから学びました。広告主営業チームはもちろん、営業事務やエンジニアといった他部署メンバーともしっかり連携体制をつくることで、全員が喜べるような結果を生み出すことができます。
厳しくフィードバックされることも多かったですが、一年目でたくさん失敗しながらも行動量を担保し信頼を積み上げたことが、今に繋がっていると感じますね。
▼後編へ続く!