先日L&E Group(旧リンクエッジ)プロダクト開発部所属のエンジニア・ 大隈さん が「東京AI祭」に登壇しました!
今回は登壇に至った背景や当日の様子をご紹介します。
大隈 亮哉: プロダクト開発部バックエンドエンジニア。大学卒業後にみずほ証券株式会社で個人・法人に対する金融商品の販売業務を3年間経験した後、プログラミングスクール『RUNTEQ』でRuby on Railsを中心に学習。2023年11月よりL&E Groupにジョインし、技術力を高めながら、持ち前のコミュニケーション力を活かして社内連携の活性化に貢献。第14期表彰にて優秀賞を受賞。
イベント登壇の経緯 今回大隈さんが登壇したのは「 東京AI祭 」。AIによるエンジニアリングとクリエイティブの祭典で、 テーマの異なる様々なイベント、ウェビナーを連日開催しています。
今春L&E Groupエンジニアの大隈さんがエンジニア情報共有コミュニティ『Zenn』に公開した記事が大きな反響を呼び、運営から登壇のオファーをいただきました。
★大隈さんが公開したZenn記事はこちら↓
Zenn記事の内容 AIコーディングアシスタント『 GitHub Copilot(Agent モード)』 (※1)と自律型AIエンジニア『 Devin 』(※2)を MCP Server (※3)を用いて連携することで、開発プロセスをどこまで自動化できるか検証した内容です。
ミーティング中や休憩時間など、人間が直接作業をしていない間もAIが実装を進めてくれるDevinの可能性に触れる一方で、AIに正確な指示を出すための課題についても言及しています。
具体的には、以下のプロセスでAIを活用した開発フローを具体的に紹介しています。
要件定義: 人間であるエンジニアがGitHub Copilot(Agent モード)に追加したい機能を伝え、実装方針をまとめてもらう issue起票: まとめた実装方針をもとに、GitHub MCP サーバーを使って、GitHub Copilot(Agent モード)にissueを起票してもらう Devinへ依頼: Slack MCP サーバーを使ってGitHub Copilot(Agent モード)からDevin にissueの内容をもとに実装を依頼してもらう プルリクエスト作成: Devinが自動的にプルリクエストを作成し、レビューを依頼する レビューと修正: エンジニアがプルリクエストをレビューし、修正が必要な場合は再度Devinに依頼する マージ: 最終的に問題がなければプルリクエストをマージする ※1)GitHub Copilot…コーディングの提案や補完、レビュー支援などを行うAIペアプログラマー。L&E Groupのプロダクト開発部では「GitHub Copilot Enterprise」を導入。3つのモードがあり、今回使用しているAgent モードは、指示を出すことで自律的に動いてくれ、issue を起票してもらう、リファクタリングしてもらうなど多岐にわたる使用方法がある。 ※2)Devin…GitHubとの連携やSlackでの通知機能などを備え、プルリクエストの作成を自律的に行ってくれるAIエンジニア。 ※3)MCP Server…AIモデルが外部のデータソースやツールにアクセスできるようにするツールであるMCPが実装されたサーバー。 このような「開発者が直接コードを書かなくても、AIが自律的に開発を進めてくれる」という新しい開発スタイルにより、「AIを活用し、開発者はよりクリエイティブな部分に集中する」という今後のソフトウェア開発におけるAIの活用方法を紹介しました。
イベント当日の様子 東京AI祭は各イベントをオンラインオフラインそれぞれで開催しているのですが、今回大隈さんが登壇した回はなんとメタバース空間で開催!
大隈さんが「AIと開発の未来」 をテーマに、Zenn記事の内容をスライドを使いながら詳しく紹介していきます。
実際にデモとして、各ツールをどのように使ったのかも解説しました!
今回のイベントには、最新のAI技術に関心を持つエンジニアが多数参加。
大隈さんの取り組みにも皆さん非常に興味を持ってくださったようで、リアルタイムでチャットを投げてくださったり、細かい部分を質問してくださったりと大盛り上がりでした!
いかがでしたでしょうか?
L&E Groupのプロダクト開発部では、AIを単なるツールとしてだけでなく、自律的に動作する「AIエージェント」として活用することで、開発の効率化と品質向上を同時に追求しています。
今回、大隈さんの記事および登壇に注目が集まったのは、多くのエンジニアたちがAIをどう活用していくかを日々考え模索している証拠です。
L&E Groupプロダクト開発部では、「AIを使うことで開発者はより創造的な部分に集中できる」と考えており、今後の開発においてAIをはじめとする最先端の技術を積極的に取り入れ、革新的な開発に取り組んでいきます。
技術トレンドを追いかけ、新しい価値を創造していきたいエンジニアの方、ぜひカジュアル面談にお越しください!
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