営業キャリアを重ねた社員が選んだのは、圧倒的にミッションが浸透する組織。人生の大半を占める仕事が、幸せな時間であるように。
こんにちは!株式会社リーディングマーク広報担当の黒澤です。
本日は、組織開発カンパニー インサイドセールス部 マネージャー 佐藤さんにインタビューをしてまいりました。
- リーディングマークへの入社を決めた理由
- 仕事で大切にしている価値観
- 一番大変だったこと、どう乗り越えたか
についてお話しして参りますので、HR領域で活躍したい方やミッションが浸透し、体現されている組織で働きたい方はぜひ最後までご覧ください。
組織開発カンパニー インサイドセールス部 マネージャー 佐藤さんプロフィール
新卒で大手旅行会社に入社し、店頭販売を担当。その後、ネット系旅行会社に転じ、法人営業として旅行代理店向けの提案を行う。コロナ禍で業界環境が厳しさを増す中、親会社に転職し、不動産領域で新規開拓営業やカスタマーサクセスを経験。その後、人材業界に志望を定め、スタートアップ企業で組織エンゲージメント向上の事業に携わる。
2023年12月にリーディングマークへ入社し、インサイドセールスに配属。2024年4月にリーダー、2025年5月にマネージャーへ昇格。現在は現場を担いながらチームマネジメントにも力を注いでいる。
自分の軸を見つめ直し、HR業界・リーディングマークへ
ー佐藤さんのキャリアスタートは旅行業界ですが、人材業界へとキャリアを転じた背景を教えてください。
これまでずっと営業のキャリアを歩んできました。人材業界に入ったのは4社目の前職からです。3社目では不動産領域でカスタマーサクセスを担当し、一定のやりがいは感じていましたが、子会社から親会社に引き抜かれて入った経緯もあり、事業そのものへのモチベーションや愛着はあまり持てませんでした。
さらに構造的に、お客様に十分な費用対効果を提供しにくいモデルで、「本当に価値を届けられているのか」と疑問を抱くことも多かったんです。そんな状況で成果を出しても、将来マネージャーとしてキャリアを描けるイメージが持てませんでした。
これまでの経験を振り返ると、エンゲージメントが下がることで人や組織が離れていく姿を何度も見てきました。そこから「働く人が事業や組織に共感できることが大切だ」と強く実感するようになったんです。だからこそ、人や組織に貢献できる仕事に挑戦したい──そう考え、人材業界へと踏み出しました。
ー前職からリーディングマークに転職されたきっかけは何でしょうか?
前職は、人材育成・組織開発のコンサルサービスを提供するスタートアップで、入社当時30名ほどの組織でした。一時は40名近くまで拡大しましたが、その半年後には15名ほどにまで急減。同期4人のうち2人が3カ月で離職するなど、早期離職が相次いだんです。
背景には、経営層と中間管理職の連携不足がありました。経営が描く方向性と現場の考えがまったくリンクせず、掲げられたミッションも組織には浸透していない。組織開発サービスを提供しながら、自分たち自身の組織が崩壊に近い状態にある──この矛盾を痛感しました。
その経験から「このまま続けても将来は不安だ」と強く感じ、再び転職を考えるようになりました。ちょうどそのタイミングで出会ったのが、リーディングマークです。
ーさまざまな候補があったと思いますが、なぜリーディングマークを選んだのでしょうか?
人材関連の会社はいくつか受けていましたが、最終的にリーディングマークを選んだ理由は「ミッションへの共感」が一番大きかったです。
Wantedlyでさまざまな経営者のインタビュー記事を読み比べる中で、創業者・飯田さんの言葉に強く惹かれました。記事には「働きがいがなければ、人生はとてもつらい。だからこそ一人ひとりが自己実現できる世界をつくりたい。」といった思いが語られていて、それが私自身のこれまでの経験や考えとまさに重なったんです。
数ある記事の中でもっとも共感を覚え、「ここでなら自分の思いを重ねて働ける」と直感しました。ご縁があればリーディングマークに入りたい──そう強く思い、最終的にこの会社を選びましたね。
これまで見たどの会社より、ミッションを体現する組織
ー明確なビジョンを持って選ばれたリーディングマークですが、入社後にギャップは感じませんでしたか?
ギャップは全然ありませんでした。入社前の最終面接時にオフィスツアーをしていただき、活気ある雰囲気は事前に感じ取れていたので、思っていた通りの組織だなと。むしろ、いい意味で期待を裏切られたのはミッションの浸透度合いです。
これまで経験してきたどの会社よりも、一人ひとりが日常的にミッション・バリューを体現していると感じています。たとえばバリューの一つである「全部自分ごと」。役職や肩書きに関係なく、「自分の業務以外でも必要だ」と思えば自然に手を挙げて取り組む。誰かが課題を投げかけると「私やります」と率先して動くメンバーが多いんです。
こうした姿勢が当たり前のように文化として根づいていることに、入社して改めて「いい組織だな」と実感しましたね。
ーインサイドセールスの業務と、佐藤さんの役割について教えてください。
マーケティング部が獲得したリードにアプローチし、ミキワメで解決できそうな課題を把握して、お客様に軽くご紹介すること。そのうえで、フィールドセールスが提案しやすい状態を整え、商談の機会をつくるのがインサイドセールスのミッションです。
現在、インサイドセールスの組織は約15名で、マネージャーは私ともう1人の要明さんの2名体制です。私は現場寄りのマネジメントを担い、要明さんはIS全体の管理や他ファンクションとの連携を担当しています。
また、私はマネージャーとチームリーダーを兼務し、プレイングマネージャーとしてメンバーの育成や管理を行いながら、自らも数値を持って実務に取り組んでいます。チーム全体が成果を出せるよう、育成とプレイの両面からコミットしているのが現状です。
ー仕事でどんなときにやりがいを感じますか?
一番やりがいを感じるのは、ミキワメの価値をお客様にしっかり届けられたときです。もちろん提案の段階でも達成感はあるのですが、さらに嬉しいのは、その後「実際に課題解決できた!」「離職率が下がった!」といったフィードバックを聞けたとき。本当にやっていてよかったと思いますね。
私はこれまでずっと「売る側」でキャリアを歩んできました。その中で、お客様に生で価値を感じてもらえるのが何よりの喜びです。ミキワメの理念に共感して導入いただいた企業様が、実際に成果を実感してくださる。そんな瞬間に立ち会えることこそが、この仕事の最大のやりがいですね。
人生の大半を費やすからこそ、仕事にはいつも前向きでありたい
ー佐藤さんが仕事をするうえで、大切にしている価値観はなんでしょうか?
日々、仕事に対してポジティブな感情を持つことを大切にしています。これは飯田さんがミキワメを立ち上げた背景ともリンクする考え方だと思うんです。
私がこれまで仕事に費やしてきた時間は平均以上だろうと思いますし、今後も40代、50代、60代と年齢を重ねて、人生の大部分を仕事に割くことになるはずです。その大半の時間にポジティブな感情が持てなければ、メンタル不調や離職につながってしまう。これは自分自身の実体験からも強く実感していることです。
だからこそ、どうやってポジティブに仕事と向き合えるかを常に意識しています。気持ちが前向きであれば、結果も自然とついてくると信じていますね。
ーとはいえ、ずっとポジティブであり続けるのは難しそうです……。
難しいです(笑)。そこは、まさにミキワメを活用していて、自分の価値観や強み・弱みを把握し、メンタルが落ち込んだときに軌道修正しているんです。
ミキワメの性格検査では、私は目標達成志向が強い一方で、新規性への適応は低め。もし、上司がこの特性を知らずに、次々と新しいチャレンジを与えてきたら、私は疲弊してしまうタイプです。
だからこそ、自分の特性を客観的に把握し、周囲にも伝えておくようにしています。そうすることで、自分自身も無理なくコントロールできますし、周囲も私の価値観を理解したうえでサポートしてくれる。リーディングマークに入ってからは、「自分の強みや個性を生かして仕事できてるな」と感じますね。
一人ひとりのWillを大切に、マネジメントの進化を目指して
ー入社して一番大変だったことは何ですか?どうやって乗り越えましたか?
まだ完全に乗り越えられているわけではありませんが、一番大きな山はマネジメントの部分ですね。インサイドセールスは現在15名ほどいますが、本当に一人ひとり違うWill(やりたいこと)やCan(できること)を持っています。
最初にリーダーを任せてもらったとき、それぞれのWill Canを知らないまま「架電スキルを鍛えよう!」といった具合にスキルばかりを押し付けてしまって……当然うまくいきませんでした。
そのとき、上司から「スキルはマインドの上に乗るもの。まずはその人のWillを理解して、そのうえで必要なスキルを渡すべき」とアドバイスをもらったんです。それをきっかけに、少しずつメンバーの価値観や志向に耳を傾けるようになり、アプローチの仕方を変えていきました。
まだまだ試行錯誤の途中ですが、マネジメントを磨いて、将来的には部門長を目指したいですね。
ー最後に、リーディングマークの魅力を教えてください。
やはり「ミッションへの共感」です。社員一人ひとりがミッション・バリューを深く理解し、日々の業務の中で自然に体現している。その姿が、この会社の何よりの魅力だと感じています。
たとえば「みんなで勝つ」というバリュー。誰かが目標を達成したり、良いアポイントを獲得したりすると、すぐにSlackで共有が飛びます。「あの人が勝った」ではなく、「みんなで勝った」と祝福し合える文化が根づいているんです。
「理想から逆算」というバリューも強く浸透しています。インサイドセールスがヒアリングをする際も、ただの聞き取りで終わらせず、その先でフィールドセールスが受注につなげられるように──つまりゴールから逆算して、パスの質を高めている。結果として、組織全体が一つのチームとして成果を目指せているのだと思います。
ここまでミッションやバリューが日常に落とし込まれ、組織として息づいている会社は見たことがありません。だからこそ、私はリーディングマークの一員であることに誇りを持っています。