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2023年も終わり、長い一年が終わりました。
ということで各所から2023年下半期トレンドや、2023年のトレンドが発表されました。中でも、「TikTokトレンド大賞2023」に合わせて、弊社なりの解説を交えながら紹介していきたいと思います。
◼︎大賞「ストリートスナップ」
TikTokを通じて広まった「ストリートスナップ」は街行く人々に声をかけ、綺麗な写真を撮影するトレンドです。様々な人々の魅力を引き立ててシェアするだけでなく、異なる視点や感性を共有するコミュニケーション手段の一つとして注目を集めました。「ストリートスナップ」の総視聴数は12月時点で13.3億回超え。日本でストリートスナップのTikTokコンテンツが人気となったアノニマスさんに代表してトロフィーを授与しました。
TikTok Awards Japan 2023にスペシャルゲスト兼プレゼンターとして登場したゆりやんレトリィバァさんをモデルにストリートスナップを撮影しました。
今でもストリートスナップはトレンドであり、中にはネタとして被写体を追いかけているものや逃げている視点のものもあります。最近では有名なTikTokerや芸能人やインフルエンサーなども被写体となっており、普段見ている姿とはまた違う一面が見れます。
◾️特別賞「バスケ日本代表」
「特別賞」では、TikTokアプリ内に留まらず、TikTokを超えて盛り上がったヒト、モノ、コトを表彰します。
「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」でアジア1位となり、今年来年のパリオリンピック出場を決めたバスケ日本代表に関する動画はTikTokでも大人気。TikTokに投稿される代表選手たちの魅力的な表情がファンに感動と興奮をもたらし、スポーツ愛好者を魅了しました。日本バスケットボール協会の公式TikTokアカウントから投稿された動画では、普段コート上では見られない選手たちのプライベートな一面も広く知れると話題に。そんな日本中に熱狂を巻き起こしたバスケ日本代表が特別賞に輝きました。
当日公益財団法人日本バスケットボール協会 広報・プロモーショングループ シニアマネージャーの由淵 一史さんが受賞盾を受け取りました。
昨年、スラムダンクの映画、「THE FIRST SLAM DUNK」が公開され、人気が出たこともあり日本代表のバスケットボールを見る人が多くなりました。まるで現代のスラムダンクのようなプレーをする選手たちがすごく、見ているこっち側にも緊張が伝わり、日本全体で喜びをあげました。
◾️ハッシュタグ部門「なぁぜなぁぜ」
TikTokで昨年投稿数が急増した「なぁぜなぁぜ」は、フォーマットに沿って身近な疑問や不満をTikTok動画で共有する新しいコミュニケーション形式です。桃園ありさの動画がトレンドを牽引し「#なぁぜなぁぜ」の総視聴数が12月時点で7億回超えてハッシュタグ部門賞を受賞しました。
トレンドが落ち着いた今でも口癖として定着している人がいるイメージです。言いやすさや語呂の良さ、リズミカルで自然と定着した人が多いのではないのでしょうか。
◾️ミュージック部門「アイドル」
TVアニメ『【推しの子】』のオープニング主題歌『アイドル』を昨年今年4月に行われたYOASOBIのTikTok LIVEでも披露。その感動的なパフォーマンスが視聴者を引き込み、国内アーティストのパフォーマンスTikTok LIVEで最高の視聴者数を記録しました(12月時点)。加えて、K-POPアーティストによる振り付け動画の投稿が話題となり、世界中で大きなトレンドに発展しました。2023年12月時点でのTikTokでの楽曲総再生回数が79億回を突破し、その影響力と圧倒的な支持を得てミュージック部門賞に輝きました。授賞式ではビデオメッセージで受賞された喜びを寄せました。
韓国アイドルや日本のアイドル、インフルエンサーのダンサーなどがその踊った動画を投稿しており、様々な層へと浸透していきました。2023年の紅白歌合戦でも出場して歌われ、豪華なコラボが行われました。
◾️グルメ&ヒットアイテム部門「ユニクロバッグ」
「ユニクロバッグ」は英国のクリエイターがTikTok上で紹介しましたた。その動画がきっかけとなり、「ユニクロバッグ」が世界的なトレンドに躍り出て多くのTikTokユーザーが同様の紹介コンテンツを投稿し、これが一大ブームを生みました。この現象は、社会全体で商品に対する関心が高まり、ユーザー同士の共有と拡散が盛んに行われ、大きな注目を集めグルメ&ヒットアイテム部門賞を受賞しました。
イベント授賞式ではユニクロ社員さんがユニクロコーデで登壇し、ラウンドミニショルダーバッグを踏まえたスタイリングについて解説をされました。
今ではレザーやコーデュロイ素材など、種類が豊富になりました。思いの外たくさんの荷物が入るのがポイントです。カラー展開も豊富で推し活としても使用している人が見受けられます。
◾️スポーツ&エンタメ部門「『最高の教師』」
【最高の教師】教育制度や生徒と教師の苦悩に真剣に向き合ったアプローチが視聴者に深い共感を与えたドラマ。この感動がTikTok上で広がり、視聴者によるドラマの考察動画が多数投稿されたことが注目されました。視聴者がドラマのテーマ性に共感し、熱心に議論する様子がTikTokで大きな反響を生み、スポーツ&エンタメ部門賞を獲得しました。
2019年に放映された『3年A組-今から皆さんは、人質です-』と同じスタッフということもあり、放映前より話題を集めていました。
ドラマ公式TikTokでは作中じゃ考えられないほどキャストの仲睦まじい一面も垣間見ることができます。
◾️まとめ
各部門の受賞作品を振り返り、2023年を思い出せる内容でしたね。すでに2024年が始まって1ヶ月が経とうとしていますが、いまだにこれらのブームはまだ続いているように思われます。このまま勢いが落ちないのか、これからさらなるトレンドが増えていくのか、今後の動向にも注目していきたいと思います。