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【LCエンタメ通信vol.7】TikTok上半期トレンドについて 前半

今や誰もがインストールしているアプリ、TikTokが2023年上半期に流行したトレンドを「TikTok上半期トレンド2023」にてノミネートを23選発表しました。こちらは2023/6/29に「TikTok上半期トレンド大賞2023」において結果発表・授賞式が行われました。今年ノミネートされた部門は以下の通りになります。

・チャレンジ部門

・ミュージック部門

・グルメ部門

・ヒットアイテム部門

・話題部門

以上の部門にノミネートされたトレンドを、前後半に分けて今回は「チャレンジ部門」と「ミュージック部門」を受賞したトレンドを交えながら自社なりに紹介していきます。


チャレンジ部門

こちらは2023年上半期において多くの投稿に使用されたハッシュタグがノミネートされています。

#うちゅくしい

🔱SHIGE 🔱さんが本家のハッシュタグ。高性能のマイクを使用して、その日のコーディネートを紹介するトレンドです。定番のセリフ「この〇〇が、”うちゅくしい”」と言いながらアイテムを紹介していきます。レシピやメイク紹介などに派生し、ハッシュタグの中でもジャンルが多様にあります。

紹介する時に、重心を低く上下に動いたり、「〇〇がちゅき」や🔱SHIGE 🔱さんだと「カルバンクライン」の発音がいい構文などがあり、観ているだけで飽きない構成になっていることが多いです。


TikTok上半期トレンド2023において、こちらの「#うちゅくしい」がノミネートされました。本家の🔱SHIGE 🔱さんが盾を受け取りました。

#賀来賢人

2023年2月にTikTokを開設した賀来賢人が投稿した早歩き動画が話題になりました。動画のキャプションには「とりあえず踊ってみた」「とにかく踊ってみた」と記載しているが競歩をして追いかけてくる内容になっており、動画のギャップが視聴者から人気があり、撮影方法を真似した投稿も増加しています。

また、「踊り方講座」と題した動画を賀来賢人さんが投稿しており、競歩しているだけの動画なのに講座内容が結構ハードであるのが面白いです。


TikTok上半期トレンド2023の「特別賞」として、賀来賢人さんが受賞しました。授賞式登壇の際に、TikTokの撮影秘話について語っています。

#BBBチャレンジ

7人組のダンス&ボーカルグループのBE:FIRSTが2月にリリースした『Boom Boom Back』のダンスチャレンジのハッシュタグになります。難易度の高いダンスにも関わらず、多くのアーティストや有名タレント、クリエイターがチャレンジに参加しました。2023年の4月時点で、楽曲の総再生回数は4.5億回を突破しています。

あまりにも難易度の高いダンスなので、振り付けをもじって簡単なバージョンが作られたり、ダンス初心者やTikTokならではの振り付けも存在します。

#ビートDEトーヒ

かまいたちの濱家隆一と元乃木坂46メンバーの生田絵梨花のダンスボーカルユニット、ハマいくのデビュー曲『ビートDEヒート』を音源として使用したハッシュタグです。作詞作曲は「なにやってもうまくいかない」で有名なmeiyoさんが、振り付けは自分たちだけでなくアーティストの振り付けも担当しているダンスグループ・GANMIのメンバーのSotaが担当しています。歌ってみたや踊ってみた動画がたくさん投稿されています。

#マンガエフェクト

写真をAIがイラスト化してくれるエフェクトのハッシュタグです。どのようなイラストになるのかイラスト化されるまでわからず、そこに対する期待と、実際にイラスト化した際に想像とは違うものに対する面白さに投稿する人が多いです。年齢・性別関係なく幅広い層に人気が出ました。これまでの視聴回数は9億回を超え、人気なのが伺えます。


ミュージック部門

2023年上半期に多くのユーザーに使用された音源がノミネートされています。

「If We Ever Broke Up」

2023年にイギリス出身のMae Stephens(メイ・スティーブンス)がリリースした楽曲です。曲の歌詞に合わせた振り付けが流行り、1000万以上の投稿がされています。こちらは国内だけにとどまらず世界中で流行り、韓国のアイドルを中心に有名なインフルエンサーが投稿をしており、それに伴って流行したと考えられます。

オトナブルー

首を左右に動かす「#首振りダンス」として有名な四人組グループ・新しい学校のリーダーズが2020年にリリースした楽曲です。クオリティの高いライブパフォーマンスから人気が出ました。国内では「#首振りダンス」と並行してグルメ系の楽曲としてもよく使用されています。中毒性のある楽曲と振り付けで、多くの人が魅了されています。


TikTok上半期トレンド2023の大賞として「オトナブルー」が受賞しました。結果発表時に新しい学校のリーダーズがオトナブルーを生披露しました。TikTokアプリ内だけでなく、アプリ外でも大きなトレンドとなったため、受賞が決定しました。

可愛くてごめん(feat.かぴ)

ユニットのHoneyWorksが歌い手であるかぴをボーカルとして2022年8月にリリースした楽曲です。今までに400万以上の動画が投稿されています。はじめに、日本において振り付け動画が流行し、2023年に入って韓国アイドルたちも振り付け動画を投稿し、世界的にこの楽曲が流行りました。タイトルの通り、可愛らしい振り付けなので、韓国アイドルとの組み合わせが良く、多くの再生回数に繋がっています。

ちゅ、多様性

マルチタレントとして活躍するanoが、原作が人気であるTVアニメ「チェンソーマン」の第七話のエンディングとして2022年にリリースした楽曲です。中毒性が高く、パワーパフボーイズが振り付けしたダンスが「ゲロチューダンス」として有名になり、振り付けを真似しやすいことから流行しました。ダンス動画だけではなく多様な動画に使用されています。

Baby You

今年、2023年にデビューしたシンガーソングライターのYUKA(有華)のメジャーデビューシングルです。覚えやすい振り付けが特徴的で、この振り付けを踊った動画が日本だけではなく世界でもトレンドとなっています。2023年6月21日時点でTikTokにおける楽曲総再生回数は56億回を突破しています。


TikTok上半期トレンド2023のミュージック部門賞として受賞しました。数多くのBGMとしても使用され、当日は「Baby You」を生披露しました


次回は、「グルメ部門」と「ヒットアイテム部門」「話題部門」についてノミネートされたトレンドを受賞したものを含めて紹介していきます。


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