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こんにちは!ラストマイルワークス採用担当神田です。
ラストマイルワークスは現在組織拡大中で、日本の正社員メンバーは約20名となりました。社員の殆どが中途入社となり、個性豊かなメンバーが揃っています。そんな個性豊かな熱い思いを持った仲間たちを紹介したい、ラストマイルワークスのことをもっともっと知って欲しい、という思いから
【LMW(ラストマイルワークス)メンバーインタビュー】を定期配信いたします!
今回は記念すべき第一弾!今年5月にCTOに就任した田辺悠介さんに、今までの経歴やラストマイルワークスに入ったきっかけについて聞いてみました。
【プロフィール】
CTO/田辺 悠介(Yusuke Tanabe)
東北大学大学院卒業後、大手医療機器メーカーへ入社。
画像処理に関するアルゴリズムの研究開発、医療機器を主とするIoT開発、医用画像を取り扱うWebサービス開発などを行う。その後フリーランスとして活動。並行してITベンチャーで取締役CTOとして新規事業やエンジニア組織立ち上げに携わる。
2020年よりラストマイルワークスに参画。自身でコードも書きながら、サービスのアーキテクチャ設計やエンジニアチームのマネジメントに従事。2021年5月にCTOへ就任。
学生時代~就職活動「物づくりがしたい」
ー学生時代、就職活動時のことを教えてください。
東北大学の工学部でコンピューターサイエンスを学んだ後、大学院では理論物理を専攻し、紙とペンでひたすら数式を解くというような研究をしていました。研究自体はとても好きだったのですが、理論研究だとやはり社会の役に立つ内容が少ないんですよね。研究発表の際も、「で、それを解明したとして何のためになるの?」というようなことをいつも他の研究室の教授から質問責めにされていました。(笑)当たり前ですが、公式の証明や原理の解明をしたところで、社会課題の解決にはつながらないですからね。
そういった経験から、社会貢献をしたい欲がどんどん強くなり、医療=社会貢献という短絡的な考えからヘルスケア系の企業を中心に就職活動をしました。そして某大手メーカーに入社をし、希望通りヘルスケア事業部のソフトウェア開発チームに配属されました。そこからですね、IT系の技術に深く興味を持つことになったのは。アイデアをすぐに形にして仮説検証を素早く回せることがとにかく楽しくて、物づくりの面白さにどっぷり浸かっていきました。業務としては整形外科向けの「超音波診断装置」や「電子カルテ」のソフトウェア開発に携わっていて、ネットワーク連携や画像処理アルゴリズムの研究開発も行っていました。
本業8時間、副業8時間の毎日
ーその後は副業もしていたとのことですが、いつ頃から、またどういった理由で始められたのですか?
新卒2年目位から、副業でフリーランスエンジニアとして活動するようになりました。新卒で入社した会社は大企業だったので、一日のうち半分は開発の業務、もう半分くらいは委託先のマネジメントや特許申請など開発とは関係ない業務がどうしても入ってくるんです。ベンチャーでゴリゴリやっている周りの友達は丸々一日コーディングしていて、どんどん技術力が向上しているのに、自分はその半分の時間しか開発出来ていないなと焦りを感じていました。その人達に技術的に離されていくのが嫌だったので、副業でもう半分を補いたいと思ったんです。
ーどのくらいの頻度で副業を行っていたのですか?
本業の方で日中8時間働いた後、8時間副業するというようなことをやっていました。土日も1日中副業していて、休みなく働いていました。とにかく負けず嫌いな性格でベンチャーに行った友達に技術的に絶対遅れをとりたくない一心でしたね。ひたすら業務経験を積むことがそのための一番の近道だという考えです。その結果副業の方は結構うまくいって、最終的には本業の5倍以上の収入になったんです。(笑)
ーフリーランス一本で生きていく選択肢もあったのですか?
本業はとても好きだったので、本業を辞めようという気持ちにはならなかったです。ただ、自分のタイプ的に大手よりもベンチャーの方が向いているのなとは常に思っていたんですよね。自分で方針も決めてスピード感持ってどんどん前に進んでいきたいタイプなので。なので、本業を辞めてフリーランス一本で、ではなく、大手からベンチャーに転職する感覚で本業を辞めることにしました。その後はフリーランスとして活動しつつ、知り合いとベンチャーを立ち上げ、取締役CTOとしても活動していました。
ー副業、CTOとして活動していたベンチャー企業での業務内容を教えてください。
フリーランスとしての案件は業務委託の開発やコンサルが多く、いかにお客様の要望に応えるか、課題を解決していくか、だけを考えていました。これは今思うととても良い経験でしたね。お客様から要望をヒアリングをし、それを元に要件定義、設計から実装、テストまで一通りこなすことで総合力が身につきましたし、何よりビジネスで一番大切な顧客視点が養われました。大手にいるときも口すっぱく顧客視点を身につけろと言われてはいたのですが、自分の責任で全てをこなすようになってやっと腑に落ちた感じです。
べンチャーの方では、保育園の体調管理システムを一から開発していました。メンバーも少ないので、開発も主導しつつプロダクトマネージャーのような動きもしていて、PMFを達成するために日々奮闘していました。
ー上記を経験してみて、いかがでしたか?
いやー、楽しかったですね。もちろん辛いことも多かったですが。でも、それまでは焦りや負けたくないという思いでひたすら仕事をしていたのが、気がついたら楽しいという動機でひたすら仕事をするようになっていました。もっと仕事していたいけど寝ないと健康に悪いから渋々寝る、みたいな感じですね。
ラストマイルワークスへの入社「エンジニアが働きやすい会社」を目指して
ー内定までの選考ステップを教えてください。
面接は初めは町田さん(取締役CMO)とオンラインで話をして、その次に雄さん(代表取締役CEO)と現場エンジニアと話をしました。町田さんからは会社の説明をメインで受けて、雄さんと現場との二次面接は殆ど雑談で終わりました。面接ってもっと試されるものだと思っていたので、驚きましたね。(笑)
ーラストマイルワークスへの参画の決め手を教えてください。
参画を決めた理由は大きく二つです。
一つ目は、雄さんの話を聞いて「この人と一緒に仕事をしてみたい」と思ったこと。「何をやるか」よりも「カンボジアや東南アジアにいかに雇用をつくるかを大切にしている」と言っていて、それは今まで僕の頭にはないことだったんですね。いかに良いプロダクトを生み出すか、どのようにしてお客様に価値を提供するか、しか考えてこなかったので。そういった考え方もありだなととても共感して、今までの自分の視野の狭さを実感しました。このような自分の考えと違う人と一緒に仕事ができると楽しいだろうなとワクワクしましたね。
二つ目は、ラストマイルワークスがこれからエンジニア組織を拡大していく面白いフェーズだったからです。その当時エンジニアは1人しかいなかったので。エンジニア組織も今後作っていけると思うとワクワクが止まりませんでした。
ー入社後の印象はいかがでしたか?
何より自由ですね。今まで自分がやりたいと思ったことしかやっていないです。(笑)
逆に言えば、自分がやろうと行動に起こさないと、何もやらないまま終わりますね。自由には必ず責任がついてきますので。
ただ、エンジニア目線で考えたときには、これからもっと働きやすい会社にしていけるなと感じています。ある程度設計思想はあるものの、個人の裁量に任されている部分が多く、コードの書き方とかも固定されていないんです。これって、実力のあるエンジニアであれば良いんですが、経験の浅いエンジニアにはかなり苦労をかけちゃう環境なんですよね。もう少しかっちりと開発体制を整えていた方が、エンジニアが得るものも大きかったりするので、そこはこれから改善していきたいですね。
ー最後にこの記事を読んでくださった方へメッセージをお願いします!
エンジニアが働きやすい環境=良いプロダクトを生み出していく環境であると信じています。開発者体験と顧客体験の両方を向上させていくことで、これからも質の高いプロダクトをガンガン生み出していきます!
いかがでしたでしょうか?インタビューを通して、少しでもメンバーやラストマイルワークスの魅力をお伝えできていたら嬉しいです。
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