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エンジニアの夢!新システム「RCP」開発の秘話をインタビュー【後編】

こんにちは!ランドネット広報担当です。

数年前から開発をすすめ、先日リリースした社内システム「RCP」
今回はそのビッグプロジェクトの主導者でもある情報システム部部長の川上(写真:右)と開発課係長の清水(写真:左)に、RCP開発について詳しくお伺いしました。

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エンジニアの夢!新システム「RCP」開発の秘話をインタビュー【前編】 | 株式会社ランドネット
こんにちは!ランドネット広報の山崎です。 数年前から開発をすすめ、先日リリースした社内システム「RCP」今回はそのビッグプロジェクトの主導者でもある情報システム部部長の川上(写真:右)と開発課係長の清水(写真:左)に、RCP開発について詳しくお伺いしました。 ...
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-システムを切り替える際に参考にしたシステムやサービスはありましたか?

川上:実際に私たちが会社で使っているX’sion(勤怠管理)やHubSpot(マーケティングツール)はよく見ていました。UIで良いなと思うものを取り入れてみたり、Click upというタスク管理サービスも参考にしていました。

清水:今回のRCPは、業務アプリケーションだと珍しいSPA(シングルページアプリケーション)の作りにしたのも特徴です。

WEBのブラウザシステムは普通のアプリケーションに比べると遅いイメージがありますが、旧システムで使っていた遷移や拘束、操作感等を失わせずに、普通のアプリケーションと差がないようにするため、SPA(シングルページアプリケーション)を導入することを決めたのは大きかったですかね。


RCPに移行して出来るようになった大きな違いはなんでしょうか?

川上:先ほど話があった通り、自社のシステムで細かいバグや仕様変更など年間400回程のアップデートがある関係上、運用面で大きく飛躍できたと考えています。

ローリングアップデートの管理が自動で出来るようになり、普通はサーバーに負荷がかかって落ちたりフリーズした際や、バージョンアップデートする際は、人間が手動で作業していた所、RCPでは「1個落として、新しいバージョンにする」というのを順次切り替えてくれるようになったのは大きな変化ですね。

清水:今はクラウド側がやってくれるので、私たちが張り付いて監視する必要がなくなりました。旧システムではそれが出来なかったので、2、3人が半月作業に張り付いてしまえば、開発が進まなくなりますから、私たちにとってそういう環境で動かしていけるのは大事なことだと思います。


-実際にシステムを変えてみて、ユーザー(営業社員)からの反応はどうでしたか?

川上:スピードが速くなったという声を頂きますね。元々のリクエストとしても、「スピードを速くしてほしい」という意見は1番多かったので、満足して貰えていると思います。

清水:あとはIP電話の自動発信ができるようになったことや、ワンクリックで不動産情報の一括取得、音声ファイルのデータを取得できるようになったことも反響があり、良かったなと思っています。

川上:デジタル化が話題になる中でも不動産は判子文化なので、社内でもあらゆる書類が上司のハンコを持って承認作業が行われていましたが、WEBシステム化することによってペーパーレスにすることが出来ました。外出先でも上司が承認できるので業務スピードの向上に寄与できたと思います。

清水:想定していなかった反響としてはWEBに切り替えたことで相談したい案件の共有がURLで簡単に行えるようになったことです。

川上:私たちからすれば当たり前のことではあるのですが、ユーザー側からすれば今まで出来なかったことなので、意外と伝えないとわからない感覚が多いなと改めて気づきました。

今後は更に営業活動に貢献出来るような機能を盛り込んでいく予定です。

-今後の展開について教えてください!

清水:RCPになったことで、顧客画面にSMSの連携やGmailとの連携も交渉履歴として残り、詳細なやりとりも時系列で確認が出来るようになりました。

今まで培った膨大なデータがありますので、AIを使って、この交渉履歴を見ながら分析をし、見込みの高い顧客情報をリスト化できるなど夢のような機能も増やしていけると思います。

環境面でも、業務内で学習しながら、それを試していける環境があって、良いデータもある。更にそれを試してすぐにレスポンスもあるので、更に機能を考えられる。この循環はとても魅力的だなと思います。

川上:これらのビッグデータをどう活用するかはデータサイエンティストが活躍出来る分野、土壌だと思いますし、社内でデータサイエンティストを育てたいです。その活用できる有意義な不動産データを活用したTo C向けのサービス、新規事業開発に繋げていきたいと考えています。

清水:大きなシステムをひとつリリースする事ができて開発環境にも自信が生まれてきましたし、新入社員も増えてきたので、今後は勉強会や研修等の教育面の強化をしていきます。

月1,2回の勉強会を通して自分のスキルの棚卸しをします。アウトプットはエンジニアにとっても大事ですし、ここで集約した情報をテックブログとして外部に情報発信していきたいですね。

川上:去年、不動産のクラウドファンディングサービス「Landnet Funding」のサービスをリリースしてみて、新規顧客の獲得や目に見えるユーザーサービスは非常にやりがいを感じました。
不動産会社のシステム刷新だと短期的なプロジェクトばかりだと思われがちですが、これから不動産テック企業として様々なサービスをリリースできるスタートラインに立てたと感じています。

これからも不動産テック企業の最先端サービスを多くリリースしていく予定なので、積極的にエンジニアを採用していきたいと考えております!

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