こんにちは!ラビッツ採用担当の設楽です。
今回、代表今野に「HackerBase」についてのインタビューをしました!
前回のインタビューでは今野の理念や考えなどが中心だったのですが、
今回は「HackerBase」に焦点を当てております。
是非ご覧ください!
◆まず、簡単に今野さんのキャリアをお話いただけますでしょうか?
僕は2008年にインターネット広告系企業のアドウェイズに入社しました。
主にアフィリエイトを中心とした広告システムの開発と、広告トラッキングシステムの開発に従事していました。その中で広告解析ツールのチームリーダーとして従事していました。
また、入社3年程度経った後に新規事業を任され、その統括責任者として従事していました。
その事業はエンジニア発の事業として社内でも注目を浴びていました。
そのタイミングで「マネージャーにならないか?」という会社からの依頼があり、結論断ったんです。そのタイミングで僕はもっと実務の開発スキルを身に付けたいと思い、マネジメント専任となることに危機感を感じました。
そのタイミングでヘッドハンティング会社の方にお声がけをいただき、更なる開発スキル向上のために、グリーに入社しました。
グリーでは広告系システム、DSPの開発などを行っていました。
最後の半年くらいはスマホ版の広告効果測定システムの開発をしており、特に大規模サービスの開発を経験することができました。
そして、元々独立志向があったので、2013年にカプセルジャパンという企業をアドウェイズの同期と共に立ち上げました。役職はCOOだったのですが、プロダクトの責任を持ちながらiOSの開発、サーバーサイドの開発など様々な業務に取り組んでいました。
その後、ラビッツを立ち上げています。
◆ラビッツの設立背景を教えていただけますでしょうか?
オープンネットワークラボという起業家を育てるプログラムに参加したことがキッカケです。
https://onlab.jp/
現在取り組んでいる「HackerBase」とは全く異なるサービス内容にて採択され参加をしたのですが、
そこで色々とアドバイスをいただくことで出来上がったのが「HackerBase」というサービスです。
ラビッツ自体は2014年9月からスタートしています。
◆「HackerBase」はどのようなサービスか教えていただけますでしょうか?
「HackerBase」は、エンジニアの「アウトプット」を可視化するクラウドサービスです。
GitHub、Qiita:Team、esa.io、Kibelaなどから各エンジニアの情報をシステムを用いて自動収集・解析し、
どのようなアウトプットを各エンジニアがしているのかを管理できる今までに無いツールです。
「HackerBase」により収集をした情報を元にエンジニアとの1on1ミーティングに活かすことが可能となりました。
◆どんな課題を解決したくて「HackerBase」は生まれたのでしょうか?
1 on 1ミーティングをベースに今までの抜本的な「評価制度」を変えて行きたかったんです。
「HackerBase」は1 on 1ミーティング実施にあたっての情報収集ができたり、実施が楽になるツールです。
アドウェイズ在籍時もグリー在籍時も感じていたのですが、「人事評価」の準備ってすごく大変だな、と。
人事評価に対して社員が感じていることとして、
・「人事評価の準備は時間の無駄である」と感じている方は全体の80%程度
・マネージャーは人事評価の準備に従業員1人あたり17時間費やしている
・従業員とマネージャーの3分の2近くが、人事評価は時代遅れと考えている
・大多数の従業員(80%)は数か月かけてまとめられたフィードバックを聞くより、すぐその場でフィードバックを受けることを望んでいる。
というデータがあります。
とにかく、日本の企業で働く従業員の中で大半の方々が現在の「人事評価制度」が不完全であると強く感じています。
そんな中注目されているのが1on1ミーティングなんです。
ヤフー様やアドビシステムズ様が発端となり、日本でも序々に1on1ミーティングの概念が広がっているかと思うのですが、問題点が1点あります。
それは、「1on1ミーティングのための情報収集がものすごく大変」であることです。
特にエンジニアの場合は日々どんな業務を行なっていて、業務外でもどういったソースコードを書いているかを把握するのは物凄く大変なんです。GitHub、Qiita:Team、esa.io、Kibelaなどエンジニアの主要ツールの中で部下のエンジニアの動きを見ながら評価をする。
1on1ミーティングが週1回であれば、週1のタイミングで部下がどんなアクションをしているのかを毎回確認するだけで実務なんてできません。
みなさん、1on1ミーティングを実施したほうが良いことは理解しいてるのですが、実施するハードルが高すぎて実施できないんです。
であれば実施のハードルを下げたほうが良い。その上で「HackerBase」を開発しました。
◆ HackerBaseがユーザーから評価されているポイントは何でしょうか?
「評価を個人の所有物にしたい」という考え方でしょうか。
エンジニアって、営業と比較すると実績を数字で表現することが難しかったりします。
営業は「営業成績50名中1位!」とか「目標達成率250%」とかわかりやすいですよね。他者比較もできますし。
例えばあるエンジニアが部署異動する時に上司が変わるわけですよね。
次の上司が異動したエンジニアがどういったスキルを持っているのか、ということを把握するのはものすごく大変だったりします。それこそGitHub、Qiita:Teamなど細かく確認して、そのエンジニアが何を強みにしていて何が弱みなのか、ということを見なくてはならない。その時に「HackerBase」でエンジニアの評価やスキルが一目で見ることができたら素晴らしいですよね。
また別の事例としては、別のエンジニアに自分のスキルを伝える時とか。
口頭で「何の言語で何のツールを使っていて」というのも良いのですが、「HackerBase」を見れば自分のスキルがわかります、となるようなツールが良いな、と。
転職活動をする時もそうですよね。ゼロから職務経歴書を書く必要もなくなってくるでしょうし、例えば「HackerBase」より個人スキルシートをPDF1枚出力して、それを見たら自分のスキルを正確に伝えることができる。
素晴らしいと思っているんです。
ドキュメント化をするのが苦手なエンジニアも多いでしょうし、何より自分のスキルを文言化するのはセンスも要りますし時間もかかります。そういった時に有効的なツールになるとすごく良いと思っているんです。
ですので、社内では「キャリアディベロップメントツール」と呼んでいます。
◆競合他社はいらっしゃるのでしょうか?
「目標管理ツール」という概念でいうと何社かいらっしゃいます。
ただ、僕らラビッツがやりたいのは「目標管理」ではなく「1on1ミーティング」の促進なんです。
目標を管理してもその上で従業員がワクワクしながら仕事ができるかというと何とも言えません。
ただ1on1ミーティングを実施すれば従業員同士理解が深まるでしょうし、何より離職率も減少するので
誰にとっても良い状況を作れます。
ですので、競合他社と似通っている企業はあるのですが、根本的に理念・ビジョンが異なるので、そういった意味でいうと競合他社はおりません。
◆ラビッツの選考に進まれる方を想定した質問なのですが、他サービスではなく「HackerBase」の開発に従事する魅力は何でしょうか?
ビックデータを取り扱っているところでしょうか。
「HackerBase」は数十億というデータを解析しています。広告ツールなどであれば1日で数億のログを解析する、などはあるかもしれませんが、広告ログは決まりきったデータが多いんです。
「HackerBase」が取り扱っているデータは複雑なデータであり、一般的に取り扱っているデータ量が多い企業様と比較すると面白いのではないかなと思っています。
◆最後に、候補者様へのメッセージをお願いできますでしょうか?
私達は、働く人全てに価値を提供する会社です!
私たちの思い描く世界観や「HackerBase」に少しでご興味お持ちいただけたら是非、ご応募お待ちしております!
よろしくお願い致します!!
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