令和3年3月26日「共創型企業・人材展開プログラム」研究発表会が開催されました。
研究員は令和2年10月より6か月間、受入企業において活動しながら、金沢大学の客員研究員としても企業の課題解決にむけて専門教員からリカレント教育を受けてきました。

6か月間のリカレント教育

・総合演習
戦略コンサルティングファームでの経験をもつ講師から各企業で取り組む課題解決に向けて、必要となるスキル・知見を獲得するための指導・助言を受けました。

・個別ゼミ
総合演習で示された方針に沿った具体的な対応策の検討を行うと共に、課題解決に向けたグループ討議と研究レポートの作成を行いました。

・集合研修
企業課題解決、地域特性などの情報収集を目的として、外部講師によるセミナーや講演を実施。また、研究員同士がグループになり個別企業を超えた共創事業計画書を作成しました。

研究発表会

プログラムの修了にあたり、6か月間の成果を発表する場を設け、地域の関係者とこの事業がもたらした効果について共有するため、「研究発表会」を開催。

研究発表会では、事業終了まで完走を果たした客員研究員が受入企業の課題解決に向けて研究テーマを設定し、それに対しどのような取組をしてきたのか発表、また、客員研究員全員が1つのグループとなり、個別企業を超えた共創事業計画書を作成、事業構想の発表を行いました。
研究員には金沢大学より「修了証」が渡されました。

令和2年度の研究員はプログラム修了後も正社員や業務委託など、何らかの形で受入企業と関わる事が決まっており、首都圏からの中核人材の確保という点においても成果を得ることができた事業であったと考えます。