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カジュアル面談で何を話すのか問題と、クラシコムの雑談

こんにちは、グループマネージャーの村田です。

クラシコムではここ数年エンジニア採用活動に力を入れており、嬉しいことにお話しいただける方が徐々に増えてきました。

とはいえエンジニアという世界の中で、私たちの認知度はまだまだ低く、ほとんどの方はクラシコムについてあまり・または全く知らないという状態です。その中でどうすれば私たちについて理解してもらえるか、面白みを感じてもらえるかを試行錯誤した結果、「カジュアル面談をほんとに雑談にする」ということを試しています。

今回は、これからまさにカジュアル面談に参加しようとされている方向けに、どんな話をしているのかお伝えします。

目次

  1. カジュアル面談への期待
  2. どんなことを話しているのか
  3. 誰と話すのか
  4. カジュアル面談の後は?
  5. 入社前から一緒に考える体験を作りたい

カジュアル面談への期待


カジュアル面談の目的は「お互いのやってきたこと・方向性の確認」だと思っています。特に私たちについては「実はECだけじゃない」「実は社内開発が中心」「実は割とモダンな開発スタイル」といったように、実は知ってもらえていない部分が多いことが課題でもあり、どんなチームでどんな山と向き合っているのかを知っていただくことを目的にしています。

しかしそれらをスライドなどを通して一方的に説明しても、自分たち自身が感じている面白みをうまく説明できた気がしないのです。それよりも応募者の方が感じた疑問や興味をひいたポイントを教えてもらいながら、なぜ私たちはこれをやっているのか一緒に考え、共有したい。そのために「クラシコムの課題をネタにした雑談の時間」というスタイルに落ち着きました。

どんなことを話しているのか

さて雑談をしましょう!と言っても初対面。最初のきっかけを作るためにもクラシコムの事業や今ある課題の全体像をご説明し、面白そうだなと思っていただいたポイントについて質問や感想を交えて、より深く説明するという流れをとっています。


今の課題をオンタイムに説明できるように、固定的なスライドよりも編集しやすいMiroというホワイトボードツールを使っています。お話する中で出てきた新しいポイントもリアルタイムに付箋として追加できるので、話題の流れがつかみやすいというメリットもありますね。

具体的なテーマとしては以下の流れで話しています。
- 事業モデルの変化
- 事業を支えるシステム・技術基盤の変化
- システムを支えるチームの変化
- 今取り組んでいる課題と乗り越え方

実際に上記のテーマをお話してみると、今在籍されている会社での課題と共通するところも多い一方で、打ち手に関しては会社やチームの状況によってだいぶ変わるんだなぁと感じます。例えばクラシコムでは、長年の開発で分散したアプリケーションを統合しようとしていますが、それは一般的に見たマイクロサービス化への流れとは違うものだったり。そういった「なぜこの方法を取っているのか」みたいな話は私たちにとっても学びになるので、興味がある方はぜひカジュアル面談でお話しましょう。

なおクラシコムから提供する話題については、自社サービスであること、また競合と言えるサービスも無いことから、今チームが立ち向かっている課題を包み隠さず正直にお話しています(真摯に話すというのはクラシコムのよい文化でもあります)。

誰と話すのか

カジュアル面談には、クラシコムでの経験が長く複数の技術領域について話せるエンジニアや人事が参加しています。応募いただいた方のプロフィールや経歴から、どのあたりに興味が持っていただけそうか想像しながら担当を決めます。もし特に話してみたい領域やテーマを事前に共有いただければ、話が盛り上がりそうなメンバーに参加してもらうことも可能です。

ちなみに私はアウトドア系の趣味が多く、先日プロフィールに趣味はキャンプと書かれている方とのカジュアル面談に「アウトドア枠」でアサインいただきました🏕


多くの会社と同様に、コロナ禍以降クラシコムもリモートワークに移行しているため、面談はすべてZoomを使ったオンラインで開催しています。実際のオフィスは東京の国立市にあり、とてもよい環境なのですが、都心に比べるとアクセスがよいとは言えないため、結果的にはオンライン化できてよかったのかもしれません(でも自慢のオフィスなので機会があればぜひ見ていただきたいです)。

カジュアル面談の後は?

カジュアル面談はあくまで「お互いのやってきたこと・方向性の確認」です。それを雑談を通して確認でき、チームの考え方・やっていることに興味を持っていただけた場合は、そのまま選考プロセスに参加いただいています。

選考プロセスでは、カジュアル面談で共有したクラシコムの課題に対して「あなたならどうしますか?」をより本気で考えていただいたり、具体的な部分を担当エンジニアと掘り下げる面談などがあります。基本的には応募者の方とクラシコムのフィット感を確かめていく場を、その方の状況に応じて重ねていきます。

もちろん「まだ転職のタイミングじゃないんだよな〜」という時はお伝えいただいて大丈夫です。もし可能なら私たちがやっていることのアップデートもかねて、また雑談の時間がもらえるととても嬉しいです。

入社前から一緒に考える体験を作りたい

個人的に、採用でも入社後でも大事にしていることの1つが「一緒に考える」です。

私自身がクラシコムで働いてみて感じている面白みは、誰にでもわかる一言にするのが難しいものです(一言にするのが仕事なのでがんばって考えてます)。ただしそれはチームメンバーと同じ課題を乗り越えていくと「あ、こういうことだったのね」と素直に体感できるものだったりします。

今までの採用ではそれは実際に入社して働かないと分からなかったものかもしれませんが、今回のような雑談や課題に対する議論を通して体感できる場を作っていきたいと思っています。

エンジニア向けのカジュアル面談のお申し込みはこちらからお待ちしてます!

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