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【インタビュー】双方向のコミュニケーションでお客さまが信頼できる関係性をつくる

こんにちは。KURAND公式note編集部です。

KURANDでは、「クラフト酒の世界をひらく、日本一にぎわい、愛されるオンライン酒屋。」というビジョンのもと、オンライン酒屋「クランド」を運営しています。

そしてクランドで扱う、小規模生産でつくられた、個性溢れた新しいお酒のジャンルをクラフト酒(しゅ)と定義し、クラフト酒の世界をひらくオンライン酒屋を目指しています。

今回は、X(旧Twitter)やInstagram、TikTokなど、クランドのSNS関連の企画・管理を担当しているKawanoさんにお話しいただきました。

プロフィール:Kawano
プロモーションチーム SNS担当

X(旧Twitter)やInstagram、TikTokなどのSNS運用を中心とした、クランドのプロモーション周りや企画を担当しています。

人から人へ拡散する投稿

ーSNSの運用をされているとのことですが、現在運用している媒体を教えてください。

Kawano:一番メインなのはX(旧Twitter)です。次に注力しているのはInstagramですね。他にもTikTokやYouTube、Threads、Pinterestなど、幅広い媒体でアカウントを管理しています。

フォロワー数はXは24.8万人、Instagramは4.2万人を突破しました。
※2023年10月現在

ーいろいろな媒体を運用しているとのことですが、その中でもXをメインに運用しているのはなぜですか?

Kawano:XにはRP(リポスト)という機能があり、良いと感じたものを自分のフォロワーへ拡散できます。また、その拡散が連鎖的に発生する、いわゆる「バズる」と言われている現象が発生しやすいのもXの特徴です。多くの方にRPされることにより、さらに多くの方の目に触れる機会が増えていきます。

実際に過去何度かクランドも”バズった”ことがあります。投稿が拡散されていくことで、どんどん今までクランドを知らなかった人にも情報を届けることができるのがXの強みだと考えています。

ー拡散されやすい投稿の傾向はありますか?

Kawano:いくつかありますが、1つは飲み方提案です。例えば日本酒って敷居が高いというイメージを持っている人が多いお酒です。だからこそ、例えばアイスクリームにかけたり、炭酸で割ったりなどといった新しい楽しみ方を提案することで、”有益な情報”として拡散されやすい傾向にあります。

2つ目はユニークな商品です。クランドの商品は、酒蔵の技術力とクランドの企画力によって生み出された、他にはない商品ばかりなので、商品単体でバズることもあります。

他にも、Xでは日々トレンドがあり、時事的なトレンドや、季節的なトレンドがあります。すべてではありませんが、トレンドでお酒を絡められそうなものには参加するようにしています。

ー過去バズった投稿で印象的なものはありますか?

Kawano:バニラアイスに熱燗をかけた「日本酒アフォガード」の投稿はかなり話題になりました。「美味しそう」「やってみたい」といった声が多く寄せられました。

Kawano:他にも、日本酒に金平糖を入れたカクテルも話題になりました。写真が綺麗だったことや、手軽で真似しやすいこともあり、日本酒を飲んだことがないという方からも多く反応してもらえた投稿です。

ー商品で話題になったものはどんなものがありますか?

Kawano:アイスクリーム専用果肉酒「罪-TSUMI-」は定期的にSNS上で話題になっています。”アイスクリーム専用”という今までにないジャンルが多くの関心を集めました。

Kawano:あとは、特定の人に呼びかけるといった形の投稿も反響が高いですね。ピンク色が特徴的な梅酒「mume Pink」は、「ピンクの推しがいる方へ」と呼びかけることで、”ピンクの推しがいる人”に共有するという現象が発生し、拡散につながりました。

お客さまとのコミュニケーションの場所

ークランドのSNS投稿の方針を教えてください。

Kawano:一般的に企業公式のSNSって、自社の商品を紹介しているというイメージが強いと思いますが、クランドはそれ以外の投稿の割合も多くしています。具体的に言うと、例えば先ほども話した飲み方紹介ですね。あとはおつまみのレシピだったり、お酒好きあるあるなども人気です。

投稿数も多く設定していて、企業公式SNSでは1日1投稿というところも多いですが、クランドでは1日8投稿から、多いときには12投稿程度になることもあります。

ー商品紹介以外の投稿も増やしているのはどういった理由があるんですか?

Kawano:一番はいろんな人に見てもらうためというのがあります。いろいろな投稿をすることで、それだけ見てもらえる機会も増えていくので、クランドを知ってもらうきっかけになります。

また、クランドには「クラフト酒の世界をひらく、日本一にぎわい、愛されるオンライン酒屋。」というビジョンがあり、個性豊かな商品が450種類以上並んでいます。この”にぎやかさ”を感じてもらうのに、商品紹介以外の投稿も必要だと考えています。

ーお酒好きあるあるの投稿はリプライが多く付いていて、にぎやかな印象があります。

Kawano:リプライをしてほしい投稿は、あえて質問形式の投稿を定期的にするようにしています。そうすることで、クランドから一方通行の発信ではなく、お客さま(フォロワー)と双方向でコミュニケーションを取る形になります。

お客さまの声も集まりやすくなり、それが商品開発や、企画のヒントになったりするので、できる限り一方通行の発信にならないよう意識しています。

お客さまのリアルな声を一番聞ける場所

ー普段エゴサーチをすることはありますか?

Kawano:基本的に毎日必ずエゴサーチをする時間を設けています。朝、昼、夕方と時間をあけて定期的に行っています。「クランド」というワードはもちろん、「酒ガチャ」や商品名などクランドに関係しそうなワードはひととおりチェックしています。

良い感想の投稿も多いですが、もちろん味わいについての率直な感想や、企画についての疑問点、サイトの使い勝手についての投稿もあり、そういったものを見かけたらすぐに社内へ共有して対応するようにしています。

ーSNSの声から改善に繋げることもあるんですね。

Kawano:例えば、「サイトの機能で使いにくいところがあった」という投稿を見かけた際、すぐに担当者へ報告し、翌日には改善されているといったことも過去にありました。

味わいについてマイナスな投稿を見かけた際は、すぐに味わいをチェックしてもらい異常がないかを確認しています。

ーSNSの声から改善に繋げることもあるんですね。

Kawano:クランドには「お客さまのために」というバリューがあります。お客さまが少しでも使いづらい、難しい、不便と感じているのであれば改善する必要があります。

具体的な例ですと、クランドの人気企画「酒ガチャ」は、実際にお客さまから寄せられた声をもとに今まで何度もアップデートしてきました。届くお酒のジャンルが1本ずつ選べるようになったり、炭酸を除外できたりと、より好みに近いお酒が届きやすくなりました。

お客さまからの声を受け、「酒ガチャ」では届くお酒の割合を選べるように

店舗を持たないクランドだからこそSNSが大切な場所に

ーいろいろとお伺いしてきましたが、クランドにとってSNSとはなにか、最後に教えてください。

Kawano:通常の酒屋は実店舗がメインなので、直接お客さまの顔を見て反応を見ながら接客ができます。クランドはオンラインストアのみで、実店舗を持っていません。だからこそ、SNSはお客さまの反応や声をリアルで聞くことができる大切な場所だと思っています。

一方通行の発信ではなく、双方向でコミュニケーションを取れる場所、クランドや商品を知ってもらう場所がクランドにとってのSNSだと考えています。

ぜひSNSでクランドを見かけたら、気軽に話しかけてください!

ーKawanoさん、インタビューありがとうございました!

クランド公式SNS

X(旧twitter):https://twitter.com/KURAND_INFO

Instagram:https://www.instagram.com/kurand_info/


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