多くのメンバーが「副業」や「業務委託」として関わるK.S.ロジャース株式会社(以下:K.S.ロジャース)ですが、西谷さんは「正社員」として在籍する珍しいタイプ。
がっつりとK.S.ロジャースで仕事をしている西谷さんに、社内の雰囲気やフルリモートのコミュニケーションのリアルを聞いてみました。
【profile】
西谷昴(にしたにすばる) さん
Windows系のアプリ・サーバーのエンジニアとして企業に勤めた後、Web系アプリケーションへの興味から副業を始めた中でK.S.ロジャースに出会い、2018年10月よりジョイン。数少ない正社員の一人。
現在は社内で使うための共通の技術スタックについてCTOとも話しながら標準化を進めている。
入社の決め手は、自分に合った仕事環境を選べること
(気分にあわせてカフェで作業する時も。)
__K.S.ロジャースへ入社される前はどんなことをしていたのでしょうか?
前職では、Windows系のエンジニアとしてアプリ開発を行っていました。いわゆる一般的な会社で、オフィスに通勤するという働き方です。
様々な案件に携わっていく中で、徐々にWeb系にも興味が湧いてきたので、2017年に副業でWebアプリケーション開発のサポートを始めました。その延長でK.S.ロジャースでも副業を始めました。
__はじめは副業スタートだったんですね。
K.S.ロジャースに関わる時間が多くなってきたタイミングで、「一緒にどうですか?」とお声がけをいただき、正社員として働くことになりました。
__当時、K.S.ロジャースのどこに興味を持たれて、正社員になることを決めたのでしょうか?
やはり一番いいなと思ったのは「自分の好きな環境で働ける」という点ですね。
以前勤めていた会社では、会社から支給されたPCを使い、自分が使いたいツールをインストールするために許可が必要な場合がありました。こういった融通の効かなさが転職を考えたきっかけでもあります。
あとは、「場所・時間を選ばない」ということも魅力的でした。
これは言わずもがな、ほとんどのK.S.ロジャースメンバーが感じていることではないかと思うのですが、自分の好きな時間に働けるというのは良いと思います。
僕の場合はメインが自宅で、気が向いた時は外出してカフェなどで仕事をしています。
働いてみると、フルリモートって意外と・・不自由!?
(いつものランニングコース。深夜に走り、自分の考えを整理します。)
__現在はどのようなプロジェクトに取り組まれているのでしょうか?
タレントキャスティングのシステムで開発リーダーをしています。技術的な課題など様々な制約もあり、どのようにクリアしていくべきか考えながら取り組んでいるので、個人的にも思い入れが強いプロジェクトです。
あとは、サーバーサイドにおいて、社内用に共有する技術スタックについても標準化を進めています。
例えばユーザー登録の機能など、ある程度決まった流れの場合は、雛形を用意しておくことで、一定のレベルを担保できますし、工数削減にもつながります。K.S.ロジャースとしての実装方針を決めるものでもありますね。
__めちゃくちゃ大事な役割ですね!K.S.ロジャースに入って「こんなハズではなかった…!」と思うことはありますか?
実は、「あれ?フルリモートって意外と・・・自由ではないな」と思うことはあります(笑)
当初は、フルリモートだからいつでも自由に仕事に取り掛かれるイメージを持っていたんですが、「この作業はここまでに終わらせないと、他の人が詰まってしまうな」というスケジュール面を考えると、思った以上に相手に合わせて動かないといけないな〜という感じですね。
__西谷さんがPMをされているという立場上、そうなりやすいのかもしれないですね。
それはあるかもしれませんね。
プロダクトオーナーとエンジニアの間に立つPMの役目を担っているので、コミュニケーションのやりとりが早ければ早いほど、全体的にもプロジェクトがスムーズに進んでいきやすいです。
だから、メンバーの稼働時間を把握して、土日に稼働する人がいればその時間帯を狙って連絡する、みたいな動きをしています(笑)
__ということは、西谷さんは休日に関係なく働かれているのですか?
K.S.ロジャースでは稼働時間や曜日の設定は各自自由ですが、僕は最近、金曜の晩に休んで、土日は必要があれば稼働する、という動き方を実践しています。
週末はがっつり作業するまではいかずに、必要な調整事のみ済ませるようにしていますね。
チャットコミュニケーションだけでなく、場合に応じてきちんと対話する
__ところで、西谷さんから見て、K.S.ロジャースはどのような人柄のメンバーが多いですか?
そうですね…大人な人が多いんじゃないでしょうか。
チャットを基本とするコミュニケーションだからか、話がこじれることはない印象です。
困ったことがあっても相談できる雰囲気だし、何か引っかかる点があったとしても話せば分かってくれる人がメインだと思います。
__個々が持つ経験から「まぁ、そういう時もあるよね〜」といった共感で理解し合う感じですか?
んー、共感というよりは、論理的な解決というイメージですね。
クライアントの要望や背景などを説明すれば、「この点ではしんどいけれど、こうならざるを得ないよね」というように、客観的なアドバイスをもらえます。
また、一方が行き過ぎた実装をしそうになったときは、もう一方で「それは不要じゃないか?」という問いを投げる。逆も然りで、お互いに抜けている視点を補うこともあります。
__技術者としてリスペクトを持ったやりとりですね。
はい、リスペクトはもちろん持っています。
僕の場合はどちらかというと技術特化より、“広く浅く”のタイプなので、いつもエンジニアの皆さんには助けていただいています。
__フルリモートゆえに、難しいと感じるコミュニケーションはありますか?
最初の頃は、チャットに書くべきか迷った挙げ句に書いて、結局うまく伝わらないということがよくありました。
読んでいる方も、文面通り捉えるべきか、真意が別にあるのか、という点は察しにくいところがありますよね。
今は慣れたというか…気にしなくなったというか…(笑)
突っ込んだことはDMなどで、直接聞くようにしています。
__慣れたとはいえ、今でも場に応じて連絡方法を変えたり工夫をされたりしているのですか?
そうですね。極論、チャットは100%伝わるとは思っていないんです。
センシティブな話題であれば書くことすらためらいますし、そういう時は直接話すほうが良いのかなと考えて、方法を変えています。
「自走力」はフルリモートに欠かせない力
(自宅のデスク。多くはここで過ごす。)
__西谷さんはどのような方と一緒に働きたいなと思いますか?
そうですね…端的な言い方にはなってしまいますが、一言で言うと「自走力のある人」です。
やはりフルリモートという性質上、1から10まで指示を出すわけではないので、与えられた目標に対して、自分なりの考えを持ってゴールまで進んでいけるような人がK.S.ロジャースには向いているかなと思います。
__最後に一言、この記事を読まれた方へメッセージをお願いします!
K.S.ロジャースはエンジニアにとって働きやすい環境が揃っています。
自分のスタイルで効率よく働ける環境に興味をお持ちの方は是非ご応募頂けたらと思います!