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世界各国を巡りながらでも仕事ができることが、フルリモートの醍醐味。
今回お話を伺った岩橋さんは、ノマドワーカーとして仕事をしながら海外生活を続けています。
フルリモートだから為せる生き方をする岩橋さんに、K.S.ロジャース株式会社(以下K.S.ロジャース)はどのように映っているのか、インタビューしてみました。
【profile】
岩橋咲弥(いわはしさくや) さん
2021年4月よりタイに在住。K.S.ロジャースには2018年6月よりエンジニアとして参画し、さまざまなプロジェクトに関わっている。
滞在中のタイを含め、これまでに4カ国での生活を経験している。
東欧と東南アジアで、暮らしながら仕事をする
(セルビア共和国に住んでいた時の風景)
__日本在住時はサーバーサイドエンジニアだったそうですが、WEB関連の知識は学生時代に勉強されたのでしょうか?
大学は情報系の学部で物理計算や統計学などの方面だったので、WEB系の知識には全く触れたことがありませんでした。
WEBの勉強を始めたのは4年前の25歳の時です。そして、日本で勤めていた頃にサーバーサイドエンジニアとして仕事をしていました。アプリ開発も行うことがありましたね。
将来的に起業したいなと考えているので、そのために「まずはベンチャー企業で色々と経験を積んでおきたい。それならWEBを勉強しよう」ということで始めた経緯があります。
__ちなみに何歳での起業を目指しているのでしょう?
そうですね…来年は30歳という節目でもあるので、来年には何かしら事業を興そうと思っています。
__それはもうすぐですね!岩橋さんはノマドワーカーとして現在はタイに住んでいますが、海外で活動を始めたのはいつですか?
初めて海外に拠点を置いたのは2018年の4月頃です。東ヨーロッパのセルビアに住み始めました。その次はお隣のボスニア。
海外で暮らす半年前までは日本国内の企業でインターンシップに参加していたので、会社まで通っていました。
K.S.ロジャースの面談を受けた時点では、既にセルビアで住み始めていたと記憶しています。
(ボスニア・ヘルツェゴヴィナで歴史が深いラテン橋)
__セルビアに暮らしていた方になかなか出会わないので新鮮です!なぜ最初に東ヨーロッパを選択したのでしょうか?
友人と一緒にサービスを作り始めたことがきっかけです。
また、リモートワークがこれから流行るだろうということ、東ヨーロッパはノマドの人が多いと言われていたことも考慮しました。
そして当時は生活費を抑えたかったこともあり、物価の安いセルビアにしようということになりました。
その次はお隣の国、ボスニアに住み、その後、フィリピンにも住んでいました。
__3年で4カ国!とても楽しそうですし、夢とロマンを感じます!
住む国を選ぶ時の基準は、まず治安です。
そしてフリーランスが多いことです。フリーランスの方が多いと友だちを作りやすいですし、仕事の面でもメリットがあります。
あとは、英語が通じるかどうかですね。
これまで住んだ国は英語を標準的に話す国なので、暮らしには不自由しませんでした。
現在住んでいるタイがひょっとしたら一番英語が通じないのかもしれません。
ですが、タイは日本語を話せる方が多いので全然問題ありません。日本食もたくさんありますので。
__タイの次に考えている国はどこですか?
ちょっと…迷っています!
最近はシンガポールが東南アジアでのスタートアップへの投資額が最大ということや、多くの日本人の方がシンガポールで起業をされていることから、、将来的なことも踏まえてシンガポールに行ってみたい気がします。
個人的にも東南アジアがとても好きですし。
完全なフルリモートができる企業は意外と少ない
(主な仕事場として利用している、バンコクのコワーキングスペース)
__岩橋さんにとって、フルリモートで働くことの魅力はどこにありますか?
やはり僕にとって一番魅力だと感じる部分は「行きたい所に行ける」ということです。
現在は、K.S.ロジャースを含め合計3社に籍を置いていますが、全てリモートワークで成り立っています。
__ノマドな働き方にはフルリモートが欠かせませんね。逆に完全にリモートであることの難しさはありますか?
実際に職がなくて困ったことはないのですが、現地に会社がないというのはやはり仕事の安定性という面では、不安を感じます。
あとは企業を選ぶうえで選択肢が相対的に少ないということもあるかと思います。
__それは、完全にフルリモートOKの企業が相対的に少ないということでしょうか?
そうですね。
ここ1年でとても増えた印象はありますが、なんだかんだで「週1〜2回は出社してください」という条件の会社も多く、セルビアに移って仕事を探していた当時は選択肢が現在と比べて少ない状況でした。
K.S.ロジャースのように、メンバーの全員がフルリモートでプロジェクトを動かす企業はかなり珍しかったのではないかなと思います。僕にとっても初めてのスタイルなのでおもしろいなと感じました。
__K.S.ロジャースで仕事をしようと思ったのは、働き方のフィットが大きな決め手なのですね。
そうですね。
あとは代表の民輪が経験豊富であることも僕にとっては決め手です。
学生時代にスタートアップに在籍されていたことや、今もこうして会社を経営していることが将来起業したいと考える自分には興味があります。
それに民輪自身の技術力が幅、深さ共に高く、プロダクト管理のレベルも非常に高い点が勉強になっています。
K.S.ロジャースのメンバーはレベルが高く、勉強にもなる
(現在住んでいるバンコクの自宅)
__実際にK.S.ロジャースにジョインされ、良さを実感していることはありますか?
メンバーの皆さんは自走できる方ばかりなので、何か困ったら教え合うことができ、基本的に仕事が停滞することがないことは良いと思っています。
それに、「テックリード」のような技術レベルの高いリーダーがいて、アドバイスもいただけるので、仕事と同時に学びもあります。
組織に見られるピラミッド型のような上下関係というよりは、お互いに自立したフラットな関係性ではないかと思います。
__プロジェクトで関わる人など、K.S.ロジャースのメンバーはどんな印象ですか?
テック面をゴリゴリと追求する人よりは、プロダクト作りに強い意識を持っている人が多い印象です。
民輪もどちらかというとそんな感じがするのですが、プロジェクトを前に進めるための能力が特に高いなと感じます。
もちろん、前提として皆さん技術力が高いことはベースとしてあるので、それをどう生かすか?を考えている方が多いのではないでしょうか。
__開発系の企業にとって、テックとプロジェクト推進両方に長けているのは強いですね。
そうかもしれませんね。
このようなバランスも、民輪のスタイルが浸透しているのではないかと思います。
フルリモートにおける仕事のコツはこまめな連絡
__今後岩橋さんが目指したい方向性や、挑戦したい分野を教えてください。
技術力の幅を広げたいですね。
サーバーサイドの分野ではGo言語を使っていきたいですし、フロントエンドではReactなどにも挑戦していきたいです。
もう少し全体的な範囲で言えば、サーバーレスやDynamoDBといった、新しい技術ながら仕事としてはガッツリ使ったことがないものを勉強していきたいです。
技術力を高めることは個人的におもしろさを感じるところですが、起業を目指すうえでは、技術の追求だけではなくマネジメントの範囲も経験を積まなくては…と考えています。
K.S.ロジャースの案件にはそういったリーダー的な立ち位置での仕事もあるので、どんどん挑戦していきたいと思います。
__この記事を読まれている方に、メッセージをお願いします!
「この人、技術レベルが高い!」と思うのは、実装経験が豊富なことや、コードの具体的理解が深いと感じる時なのですが、K.S.ロジャースはそういったハイレベルな人材が多いのは確かです。
どんな方と案件に取り掛かっても学びが多いことは間違いないと思います。
また、相手の様子がわかりにくいフルリモートの仕事では、こまめな連絡ができるかどうかが重要です。
もちろん自分で全部できれば良いのですが、何でも完璧にできる人はなかなかいないと思うので、自分が困った時は抱え込まずにきちんと共有できる人がフルリモートの働き方もフィットするのではないかなと思います。