はじめまして!株式会社コトラでコンサルタントをしている直井拓也です。
私は慶應義塾大学を卒業後、新卒で大手通信会社に入社し、営業から人事、そして人材紹介のスタートアップを経て、現在はコトラでコンサルタントとして働いています。
本日は、私がなぜ人材業界に飛び込んだのか。そして自身の転職失敗の経験を糧に、現在コンサルタントとして求職者の方とどう向き合っているのかなど、コトラのカルチャーにも通じる「仕事への価値観」をお話します。 この記事を通じて、エージェントという仕事のリアルなイメージを持っていただけたらうれしいです!
面接が苦手だった就活生時代。採用の面白さに気づいた原体験
人材業界を目指す方の多くは「人の役に立ちたい」という想いを持っていますが、私が「人」に関わる仕事に惹かれた原点は、自分自身の新卒での就職活動にあります。
実は当時、私は面接があまり得意ではありませんでした。大手通信会社の最終面接でも手応えが薄く、「ダメかな…」と落ち込んでいたのですが、合格後にかけてもらったのがこの言葉でした。
「不器用そうだけど嘘をつかなそう。誠実さを武器に活躍できるはず」
短い面接時間の中で、自分でも自覚していなかった「本質」を見抜いてくれたこと。この経験から採用という仕事に強く惹かれ、入社後6年目のタイミングで社内公募を利用して人事へ異動しました。相手の「良いところ」を探し、入社後の活躍を描いて伝えることに、人事としての大きなやりがいを感じました。
「自社」の枠を超えて。私が人材紹介を選んだ理由
人事として充実した日々を送っていましたが、採用担当として多くの方とお会いする中で、どうしても「自社とは合わない方」にも出会います。自社採用では、基本的に「自社に入るか、入らないか」の二択になってしまいます。
しかし、私はそうした出会いのたびに、「もっと中立な立場で、多様な選択肢の中からその人にとって最適な提案をしたい」と思うようになりました。複数の選択肢から“その人にとっての最善”を一緒に探すことができるのが、エージェントの醍醐味です。この思いが、現在のコンサルタントへの転身を後押ししました。
わずか4カ月で退職…。
今でこそキャリア支援のプロとして活動していますが、実は私自身、初めての転職で大きなミスマッチを経験し、カルチャーが合わずたった4カ月で退職するという苦い経験をしています。
当時の私は、一社だけの選考で入社を決めてしまい、他社との比較検討を全くしていなかったのです。加えて、エージェントのような業界や企業の知見を持つ第三者に相談することもせず、企業に対する自分自身の理解が圧倒的に浅いまま意思決定をしてしまいました。採用の裏側を知る人事出身でありながら、自分自身のキャリア選択においては情報収集や客観的な視点がすっぽりと抜け落ちてしまっていたのです。
「同じ失敗をしてほしくない」だからこそ、ギャップのない伴走を
この挫折経験があるからこそ、私は「入社後ギャップを最小化すること」にこだわって求職者の方と伴走しています。
日々の求職者の方との面談では、求人票には載っていない組織の雰囲気やリアルな働き方をお伝えしたり、必要に応じて選考前に配属想定チームとのカジュアル面談を企業へ打診したりと、徹底的に相互理解を高める支援を行っています。
私はこれからも、目の前の求職者が「入社後に本当に活躍できる選択肢」をご支援できるコンサルタントでありたいと考えています。
エージェントの仕事は、単に求人を紹介するだけではありません。求職者の人生の転機に立ち会い、時には耳の痛いリアルな情報もお伝えしながら、その人にとっての「最善」を一緒に探り当てる。泥臭いことも多いですが、その分だけ人の人生に深く関われる、とても面白くて奥深い仕事です。
今回の記事を通して、キャリアコンサルタントが日々どんな想いで仕事に向き合っているのか、その一端を少しでもイメージいただけたらうれしいです。コトラのYouTubeでも今回のエピソードをお話しているので、ご興味をお持ちいただけたらぜひあわせてご覧ください。