What we do
マッチ製造現場
hibi 10MINUTE AROMA TTORE TOKYO
神戸マッチ株式会社は1929年にマッチ製造会社として創業しました。現在の代表は3代目となります。今もマッチを製造・販売していますが比率は10%となっています。『マッチで火を灯す行為を文化として未来に語り継ぐ』をミッションに、2011年新製品の開発に着手。3年半の開発期間をかけ、2015年に自社ブランド製品である着火機能付き(マッチのように火をつけて使う)お香"hibi 10MINUTES AROMA"を市場投入し、2025年現在、売上の半分以上を占めるメイン製品になっています。また、ベテランと若手が仲が良いのも我が社の特徴で、新旧のコンビネーションで日々『顧客の感動づくり』に取り組んでいます。
神戸マッチオフィシャルサイト
http://www.kobe-match.co.jp/index.html
A day of Kobe match (神戸マッチの1日)
*2015年11月、マッチ製造機最後の稼働日を記録した動画です。この日から革新期が始まりました。
https://vimeo.com/291024365
----- 主要業務 ------------
◆オリジナルプロダクト マッチ型お香 ”hibi 10MINUTES AROMA”の製造・販売
2015年に販売を開始した、マッチ×お香のコラボしたオンリーワン製品(特許取得済み)です。線香作りで有名な株式会社大発と共同開発しました。『マッチで火を灯す行為を文化として未来に語り継ぐ』をミッションに生み出され、マッチ会社の新たなブランドへと成長しています。
2025年に10周年を迎え、2つの新しいミッションが生まれてきました。
ローカル・伝統産業に従事する人に、夢と勇気を与える
播磨のランドマーク企業として、地域ブランディングに貢献する。
多くのご支援によって成長させていただきたhibiから、次世代へ ”恩送り” しています。
代理店:世界11ヶ国(2025年8月現在)
出荷実績:30ヶ国以上(2025年8月現在)
展示会出展:フランス( 2016~2018,23 ) ドイツ ( 2019~2020,24)
国内展示会:東京を中心に5回/年ほど(2015年〜2025年)
受賞歴:GOOD DESIGN AWARD 2019 のグッドフォーカス賞(中小企業長官賞)を受賞
コラボレーション実績:
(国内)蔦屋書店、アーツアンドサイエンス、パークコーポレーション(青山フラワーマーケット)、ブルーボトルコーヒー、Morisawa、
(アメリカ)Nick Fouquet、Konmari、
(韓国)教保(kyobo)
hibi 10MINUTES AROMAオフィシャルサイト
https://hibi-jp.com
Instagram
@hibilife
https://www.instagram.com/hibilife/
hibi 1oMINUTES AROMA Brand story
~ 兵庫県から始まった共創のものがたり ~
https://youtu.be/0-cn95OQjeY
◆小売り事業
2023年9月に、『hibiの世界を感じていただける場づく理』を目的に、直営店 ”hibi 10MINUTES AROMA STORE TOKYO"を東京都台東区蔵前にオープンしました。オープン依頼、hibiの世界観を五感で感じていただけるお店としてご好評をいただき、国内のみならず、インバウンドのお客様も多数ご来店いただいています。
◆業務用資材
マッチ、オーダーコースター、ポケットティッシュなどを制作し、代理店を通じて、ホテル、飲食店、金融機関など様々なクライアントに販売しています。また、近年では自社のECサイトでの販売にも力を入れています。https://www.hansoku-goods.net
Why we do
世界のお香文化を目指して (2018年パリ展示会)
創業ルーツとものづくり技術を未来へ(創業当時からの作業)
「受け継がれる、創業の精神」
兵庫県姫路市にて小作農の三男として生まれた創業者・嵯峨山作一は、母親に楽をさせてあげたい一心で、尋常小学校卒業後から「いつかは起業を」との志をもって働き始めました。昭和初期に勤めていたマッチ工場が廃業に追い込まれると、作一は兄弟の協力を得て、若干26歳で「嵯峨山燐寸製造所」を創業。事業が成功したのちも、自身は質素な生活を心がけ、余剰金は小学校や寺院など地域社会へ寄付しました。作一が生涯大切にした「質素倹約」「地域との共存共栄」「道理・道徳の遵守」の思いは、今なお私たちのDNAとして受け継がれています。
経営理念 「感動づくり、幸せづくり」
- Creating Customer Excitement, Employee Happiness. -
私たちは、お客様の期待を超える満足にこだわります。
お客様の感動、お客様からの信頼、そして我々の喜びへ。
私たちは仕事を通じて自己成長し、職場の仲間とともに物心両面の幸せを実現します。
ビジネスフィロソフィー 「あしたに、マッチ」
- Link To The Future. -
感動創造会社宣言
私たちの会社の歴史は、マッチ製造から始まりました。マッチが生活必需品とし
ての役目を終えた今、私たちの仕事は、先人から受け継いだものを基盤に、新たな
〈match −よき出合い・調和−〉づくりを通して感動を生み出すことです。
それは、まだ顕在化していない時代のニーズを捉えたもの。これまでの常識を半歩
超えて、手にした人の心を動かすもの。私たちと同じような地場産業の担い手に、
勇気を与えるもの。
私たちは、そんなものづくりを、誰よりもまず自分たちが楽しみたい。老舗であり
ながらベンチャーのようなしなやかさを忘れずに。
神戸マッチは、時代にも、地域にも、世界にもひらかれた感動創造会社として私た
ちが思い描く「あした」にマッチするものを追いかけていきます。
感動創造会社の5 条
①不易流行
いつの時代も変わらない本質を見失うことなく、自己変革を恐れずしなやかに変
化を取り入れていきます。
②人本主義
「 人」こそ最大の資本であるという考えに基づき、雇用を生み出し、人を育て、
働きがいを実感できる環境をつくります。
③オープンマインド
時代にも地域にも世界にもひらかれた工場として、立場の違いを超えてユニーク
な協働やコラボレーションが生まれるような企業風土を育てます。
④Think Globally Act Locally
創業の地・太子町に根をおろし、地域との共存共栄をめざしながら、同時に世界
規模でビジネスを考えます。
⑤地場産業応援
私たちと同じ課題を抱える日本各地の地場産業の担い手と、ともにアイデアを絞
り、これからのものづくり、コトづくりの可能性を探ります。
hibi開発者(代表)の思い
神戸〜姫路にかけてのエリアは、マッチの集積地として明治時代から栄えていました。そこで1929年に誕生したのが神戸マッチ株式会社です。現在に至るまで、マッチ製造はこの街の地場産業となっており、国内生産の8割を占めています。
しかし今では、マッチを擦るという文化が失われつつあるのが現状です。当社は『するを楽しむカルチャーをつくる。』ために、マッチを擦るという行為は残しつつ、香りを楽しめる製品"hibi 10MINUTES AROMA"を開発しました。ブランド名の「hibi」は日本語の「日々」を由来とし、毎日の生活で香りを楽しんでほしい、という想いを込めています。
メイドイン兵庫の伝統産業イノベーションによって生まれた”hibi 10MINUTES AROMA"をお香の代名詞にすることが私たちのビジョンです。『お香って、擦って火をつけて使うんじゃないの?』そんな会話を当たり前にしたい。自分たちで新しい文化を育て定着させる。それも世界市場で。
地方の伝統産業を生業とする一企業が描いた大きな夢。私たちが実現すれば、日本の伝統産業に関わる人々に世界に挑戦する勇気を与えることができるかもしれない。こんな嬉しいことはありません。
How we do
恒例のセールス&マーケティング東日本の忘年会は、みんな大好きな焼肉です。当社の売り上げの中心は東京です。ホテルや飲食店様で使用するコースターや箸袋などの業務用資材と企業ノベルティーの販売とhibiの東日本エリアのマーケティング、蔵前の直営店の運営を管轄しています。
Merry Christmas! 社長サンタがケーキをお届け。毎年恒例のイベントです。他にも、スタバギフトカード、誕生日にゴディチョコを社員さんにお届けしています。
当社には現在、社員・アルバイト含め40名のメンバーが在籍しています。女性の比率が高く、全体の6割を占めています。2022年から、4名の若手スタッフが仲間に加わり大きく分けて、工場、営業に分かれます。ものをつくったり、サービスを提供する現場で女性が活躍しています。例えば、会社の経理、資金繰りは女性が担っていますし、営業サポートは全て女性社員です。東京の展示会の説明員をしてもらったり、メイン仕事の枠を超え、お互い援助しながら成果をつくる組織です。私たちは個人より、チームワークの成果を大事にしています。なぜなら、チームの成果は個人のそれより格段に感動あるからです。感動があるから、モチベーションが上がり、ワクワクしながら充実した日々を過ごせると信じ日々の仕事をしています。
スタッフに求められる行動指針を以下に紹介します。
神戸マッチでは、当事者意識『自分で考え、行動すること』を大切にしています。
「当事者意識」を持つとは、会社の成功を「自分事」として捉え、積極的に貢献し
ていくことです。それは、指示待ちではなく、自ら考え、行動し、責任を持つとい
うことです。さらに、自分の仕事だけでなく、周囲の状況にも目を配り、改善点を
見つけ出すことや、新しいアイデアを提案することも当事者意識の表れです。
①仕事を楽しもう。
楽しくなければ、続かない。楽しければ、気持ちが前向きになり、新しい発想が湧いてくる。楽しむためには、目の前の仕事に全力で取り組むこと。そうすれば必ず楽しさが見つかる。そして、その姿勢が次のチャンスを引き寄せる。
②人より多く挑戦しよう。挑戦こそが成功への近道。挑戦する姿は、周りに勇気とパワーを与える。そして、挑戦によって経験値が上がる。情報が集まり、支援の輪が広がり、実力以上の結果をもたらしてくれる。
③自分で考え、行動しよう。
仕事は与えられるものではなく、自分でつくるもの。当事者意識が生産性を高め、新しい価値を生み出す。自分で決めたことはモチベーション高く、楽しく続けることができる。
④相手の意見と立場を尊重しよう。
個性は大切である。私たちは個性を活かせる組織を目指します。個性が調和すれば、さらに価値(生産性が高く、感動を生み出せる仕事)ある仕事ができる。成長のヒントは、自分の枠の外にある。
⑤常に謙虚に、誠実に
ビジネスは必ず陳腐化していく。だから、成功に驕ることなく常に謙虚に学び続ける。そして、何事にも真摯に向き合い、誠心誠意ベストを尽くすことで成長し続けることができる。
⑥固定観念を捨てて、新しい価値を見つけ出そう。
固定観念は百害あって一利なし。受け入れることがイノベーションへの第一歩。
『 Out of the BOX』枠から飛び出し、思考の領域を広げ、異文化コミュニケーションを楽しもう!
⑦すぐやる、必ずやる、出来るまでやる。
やる気のエネルギーはやると決めた時が最も強い。だから、すぐやる。すぐに成果が出ないことがほとんど。だから、トライアンドエラーでできるまでやる。できるまでのプロセスが最高の学びである。
⑧目的ファースト。目的が明確ならば、やり方は無限大。
仕事は『なぜそれをするのか?』を明確にすることから始める。目的を明確にしたらチームで共有する。目的が共有されたチームでは、一人ひとりが当事者意識を持って、目的達成方法を考えることができる。その結果、さまざまな目的達成方法が創造される。
⑨約束を守る。
約束を守ることは、信頼関係を築くための最も基本的で大切な要素である。上司と部下、同僚、チームメンバー、そして取引先や顧客との関係において、私たちの信頼は「約束を果たすこと」から生まれる。
実践のポイント
・宣言した内容は必ず実行する
・承認したことは責任を持って完遂する
・期限を守ることで、周囲からの信頼を高める
学ぶことが仕事の基本とする会社です。
やり方は教えます。やり場は作ります。
我々は思いやりと志ある社員が集まった ”人に優しく、仕事に厳しい” 会社を目指しています。