- イベント企画・運営
- ライバーマネジメント
- Vライバー/マネージャー
- Other occupations (31)
- Business
- Other
株式会社KIRINZは『人類の可能性を引き出す』というミッションのもと、多くの人が夢や新しい自分らしさを発見する場を提供しています。今回は、現役看護師として多忙な日々を送りながら、ライバーとして4年間活動を続け、モデルという夢を実現させてきたとーふさんにお話を伺いました。彼女の言葉から、私たちの仕事が持つ価値と、ライバーの人生を豊かにするヒントを探ります。
とーふ / ライバー
現役6年目の看護師。モデルになるという夢を叶えるため、KIRINZ主催のイベントをきっかけにライブ配信を開始。約4年間の活動で雑誌掲載イベント1位を獲得したほか、「札幌コレクション」や「TGC」など数々のファッションショーに出演。本業と両立しながら夢を追いかける姿が、多くのファンの共感を呼んでいる。
「普通の看護師で終わりたくない」モデルへの憧れが生んだ、人生を変える挑戦
ーー本日はよろしくお願いします。まずは自己紹介と、ライバーになられたきっかけを教えてください。
現役看護師6年目のとーふです。「とーふ」という名前は、ライバーを始めた看護師2年目の頃、夜勤が多くて豆腐バーにハマっていたのが由来です(笑)。
もともとモデル活動に憧れがあり、「何か挑戦したい」と思っていた時に、KIRINZさんの「The Road To Miss」というイベント広告を見つけました。高校生の時にスナップ写真のスカウトを受けた経験から、モデルが「仕事」になることを配信の特典で知り、その審査基準がライブ配信だったので、それが最初のきっかけです。
ーーモデルへの憧れが原点だったのですね。配信活動はすぐに軌道に乗ったのでしょうか?
いえ、最初のイベントは14位という結果で、何も得られませんでした。その後、コロナ禍で私自身も感染してしまい、心身ともに弱っている時に「このままじゃダメだ」と配信を再開したんです。
その時に参加した雑誌『Gina』の掲載をかけたイベントで、初めて1位を獲ることができました。自分の写真が雑誌に載るという経験が、初めて「夢が形になった」瞬間でした。これをきっかけに「配信を続けていれば、結果を残せるかもしれない」と強く思うようになりました。
プライベートを削り、辿り着いたTGCの舞台。壮絶な両立を支えた「応援してくれる人」の存在
ーー看護師というお仕事と、どのように活動を両立されてきたのでしょうか?
特にランウェイ出演を目指していた時期は、夜勤明けに1時間で家事を済ませ、そこから5時間配信する毎日でした。日勤と夜勤のスケジュールを事前にファンの方に共有し、「残業で遅れたらこうする」というパターンまで伝えて理解してもらっていました。両立のアドバイスは…「プライベートをなくす」こと、ですかね(笑)。友達と遊ぶ時間は一切ありませんでした。
でも、そうしないと勝てないと思ったんです。活動を続けるうちに、想像以上に応援してくれる人がいることに気づき、「こんなに応援してくれる人がいるのに、自分が普通でいてはダメだ」と。ライバー一本で生活している方々と同じ土俵に立つには、看護師だからというのは言い訳にならない。自分の時間を削ってでもやらないと申し訳ない、と覚悟が決まりました。
ーーその覚悟が、TGC出演などの実績に繋がったのですね。
そうですね。「札幌コレクション」や目標だった「TGC」など、数々のステージに立たせていただきました。看護師の仕事だけだと、どうしても「誰かのために」と自分のことは後回しにしがちです。でも、ライバーとして表に出る活動をすることで自分に自信がつき、看護師の仕事にも「あの元気な看護師さん」と良い印象を持っていただける、という相乗効果も生まれています。配信をしていなかったら、絶対にできなかった経験ばかりです。
不安を乗り越えて築いた絆。マネージャーの存在が支えになった瞬間
ーー数ある事務所の中から、KIRINZで活動を続ける理由を教えていただけますか?
活動を始めた当初は、事務所との連携で少し戸惑うこともありました。イベントへの参加方法など、聞きたいことがある時にすぐに確認できず、心細く感じたこともあったんです。
それでも活動を続けられたのは、その後の担当の方々の存在が大きいです。「このままでは困る」と相談した際にはすぐに対応してくれましたし、業務連絡だけでなく「最近どうですか?返信は不要です」と体調を気遣ってくれたり、二人体制でサポートしてくれたり…。その誠実な対応に触れて、「この人たちなら信頼できる」と心から思えました。
ーー特に印象に残っているサポートはありますか?
リスナーさんとのトラブルなど、一人では解決が難しい問題を親身に相談に乗ってくれたのは、本当に心強かったです。また、本業が忙しく企画を考えるのが大変な時には、「こんな配信企画はどうですか?」と新しいアイデアを提案してくれたのも、本当にありがたかったです。長期イベントは雑談だけでは飽きられてしまうので、マネージャーさんの提案一つで配信のマンネリ化を防げました。
KIRINZさんは、ライバーの意見を真摯に聞いてくれる会社だと思います。「ランウェイのイベントを増やしてほしい」といった要望も、否定せずに受け止めてくれる。そういう部分に、会社の良さを感じています。
「行動あるのみ」――私の経験が、誰かの勇気になる。KIRINZと共に描く、次なるステージ
ーーライバー活動を通じて、ご自身の人生にどのような変化がありましたか?
一番は、精神面です。「私を推して後悔させないという自信を持てるようになり、目標を明確に言葉にして突き進む姿勢が身につきました。配信を通じて様々な年代や職業の方と話すことで、看護師の仕事だけでは得られなかった多様な価値観に触れることができ、自分自身の考え方にも深みが出たように感じます。もちろん、好きなことで収入を得られる喜びもありますが、それ以上に、普通の看護師では得られない経験が、私の人生を何倍も豊かにしてくれています。
ーー活動を通じて、新たに見つかった夢や目標はありますか?
はい。以前は漠然とした憧れでしたが、今は「次のステージに進みたい」という明確な目標ができました。TGCなどの大きな舞台に立った経験を自信に変えて、今後はインフルエンサーや、その先の芸能活動にも挑戦の幅を広げていきたいです。そのためにも、まずは目の前のイベントでしっかりと実績を残し、オーディションなどでも自分の強みとして語れる経験を、一つでも多く積み重ねていきたいと考えています。
ーー最後に、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
これから挑戦する方には「行動あるのみ」と伝えたいです。言葉で言うのは簡単ですが、一歩踏み出すのは本当に勇気がいります。でも、その小さな一歩が、昨日とは全く違う景色を見せてくれるはずです。本気な姿は、必ず誰かが見てくれています。
そして、担当マネージャーさんをはじめ、これまで関わってくださった方々には本当に感謝しています。皆さんの支えがなければ、夢だったランウェイの舞台には立てませんでした。リスナーさんから「結果だけじゃなく、仕事と両立して頑張ってる姿を応援してるんだよ」と言っていただけた時、本当に涙が出たのですが、そう思ってもらえる私でいられるのも、皆さんの存在が大きかったです。
これからも、ライバーとマネージャーという良いパートナーとして、共に目標を目指していけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。