今回は25卒メンバーと26卒メンバーの対談企画です。
年齢は近いものの、25卒の2人はプランニング事業部で26卒の2人は不動産仲介事業ということで日々の交流は意外と少ないように見えます。
26卒には今の仕事の状況を、25卒には1年前と今を比較してもらいながら、新卒1年目でぶつかる壁や経験する成長について、等身大の思いを語ってもらいました。
25卒:石川さん、植野さん(プランニング事業部)
26卒:礒部さん、大川さん(不動産仲介事業部)
ベンチャー1年目、どんな仕事をしている?
ー26卒のお2人は、今どのような仕事をされていますか?
磯部)
今のメインは営業です。ビジネス交流会のようなイベントに参加していろいろな企業の方とお会いして、オフィス移転のニーズがあるかどうかをヒアリングし、興味を持っていただけたら物件のご提案に進ませていただく、という流れですね。
今は事業部全体で、メンバーそれぞれの強みを活かせるような施策を試していこうという方向になっているので、自分の得意分野ややりたい事はなんなのか、それに繋がるのはどのような施策かということをこまめに相談しながら動き方を決めています。
大川)
磯部くんは割とアパレル系にアタックすることが多いよね?
磯部)
そうだね。特に業界を絞らずにアタックしたり、イベントではなく飛び込み営業をしていたりしたこともあったんですが1ヶ月くらい前に、自分から「アパレル系の企業を狙っていきたい」とマネージャーに相談したんです。
きっかけは、プランニング事業部が手がけたかっこいい内装の事例を見ていて、アパレル系と相性が良さそうだと思ったこと。実際にクリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンさまの内装をお見せすると、「かっこいい!」「うちもこんな風にできたらいいな」という声をいただくことが多いんですよ。
最初はアパレル系の企業のオフィスというイメージだったんですが、アパレル系のイベントに参加するようになってから古着屋さんやトレーニングジムなどの店舗、ポップアップストアなどの依頼もいただくことが増えてきました。
大川)
私も、大まかな動き方は磯部くんと同じで、イベントに参加してリードを獲得することがメインです。ただ私の場合は、スタートアップ企業のオフィス移転プロジェクトを扱うことが多いですね。
まだまだ実務経験は浅いので、プロジェクトを確実に前に進めるにはまだ先輩の力を借りなければいけない部分も多い。なので、自分の今の役割はとにかくリードを獲得すること、という意識を持っています。多い時は1日に3件くらいイベントに行くこともあります。
磯部)
神田周辺のスタートアップで大川さんを知らない人はいないんじゃないかっていうくらい、いろんなイベントに参加してたくさんの企業と繋がりを作っているイメージです。
大川)
それは言い過ぎだけど(笑)。
ただ、行動して経験をしていかないと、知識も増えていかないし何も進まないので、行動をし続けることは意識しています。
とはいえ、今、10月の宅建試験に向けた試験勉強もしてるので正直大変です。
夜のイベントに参加して遅い時間に帰って、でも勉強時間を確保するために朝早くオフィスに行って……。みたいな日が続くこともあります。
石川)
今の2人の話を聞きながら1年前の自分を振り返ってみると、まだ1人でプロジェクトを最初から最後まで担当してはいなかった頃だなと思います。仕事の全体像や進め方を完全には理解できていなくて、ずっと「これでいいのかな?」と不安を抱えながら仕事をしていた気がしますね。
忙しさを感じながらも今の自分にできることをとにかく精一杯やっていた、という意味では、今の大川さんの感覚とも似ているかもしれません。
植野)
私も、フロントとして担当したプロジェクトがやっと着工しはじめたのが去年の9月くらいなので、まだまだわからないことだらけでした。
ただ、お盆休みのあたりに初めて1人で大阪の現場に行って家具の納品を行い達成感を覚えたり、担当していたコンペで負けて悔しい思いをしたり。少しずつ「自分の手で仕事をしている」という感覚にもなっていった頃ですかね。
あと、個人的には「わからないことだらけ」という状態をむしろ楽しみながら仕事していたところもあったのかな、と今になって思います。「わからないこと」に向き合って、解決のヒントをもって、最後は自分で解決する。「できた!」という感覚が好きなのかもしれません。
仕事の中での「どうしよう」はどうやったら減るのか
磯部)
石川さん、植野さんのお話を聞いていて、プロジェクトの全体像を把握できているか、経験できているかどうかは、仕事が進めやすくなる大事なポイントなのかなと思いました。
自分も今のところ、「契約まであと一歩」というところまではいくものの、プロジェクトの獲得から引渡しまで一貫して担当した経験はまだないんですよね。
だから、その「あと一歩」を乗り越えた先に、どんな動きが必要になるのか、どんなスピード感で何をしないといけないのかがわかりきっていないので、「どうすればいんだろう」って思いますね。
石川)
やったことがないことって不安ですよね。めちゃくちゃわかります。
確かに、全体像が見えているか、つまり最初の打ち合わせから、プロジェクトを納めきるまでの経験をする前と後では、仕事に対しての感覚は変わったというか、「どうしよう」ってなる部分は減ったと思います。
あとはクライアントとのコミュニケーションでも「どうやったら興味を持ってくれるか」「どうやったら相手がやりやすい、やりにくいと思うのか」といった感覚的な部分がつかめてきたことも、仕事が進めやすくなったという意味では大きいかもしれないです。
大川)
クライアントとのコミュニケーションでいうと、先輩の行動を見ていて学びになったことがあります。チャットのようなスピードでメールを返しているんですよ。しかも、そのスピード感がクライアント側にも伝わって、プロジェクトがすごく早く進んでいったことがあるんですよね。
正直「メールの返信は早い方がいい」と一般的に言われる話を聞いていても「まあ、そうだよな」くらいに思っていました。でも実際にプロジェクトが進むのを目の当たりにするとその大切さが心から理解できたし、ビジネスの現場の厳しさと面白さを同時に実感したような気がします。
石川)
やっぱり、スピード感やコミュニケーションの感覚が鍵になってくる場面はありますよね。
プランニング事業部の場合、コンペや、そこまでいかなくてもクライアント側で複数社の提案を比較したうえで決めていただく場面が多いんです。そういった場面では、資料やプレゼンの内容だけではなく、コミュニケーションの取り方も判断基準に関わってきます。例えば、提案資料を送ったらすぐ打ち合わせを設定する、とか。
その感覚は、先輩方のクライアント対応を間近で見せていただきながら、少しずつ身につけていきました。
目の前にはどんな「壁」がある?
磯部)
仕事の進め方について一つ質問があって。
プランニング事業部でも不動産仲介事業部でも、「クライアントの要望をヒアリングして、こちらから提案をする」という流れは同じだと思うんです。その提案の際に、クライアントに言われたをそのまま形にするのではなく、「実はこっちの方が合っているんじゃないですか?」というふうに、ニーズを深掘りした提案をしていけるようになりたいと思うんですが、そのために何か意識していることはありますか?
植野)
私は、ざっくりした依頼の段階や、メールの文面だけから「こういうことだろう」と決めつけず、打ち合わせの時に丁寧にニーズを把握するということは意識しています。
それを踏まえて、打ち合わせの中で、「これは必要か不要か」「イメージに合っているかどうか」などをクライアントに聞いていく。
それに対する回答内容はもちろん、言葉にならないわずかな反応や回答のニュアンスにも目をこらしていくという感じですかね。
石川)
事例や過去の経験をもとに、打ち合わせの中でクライアントの要望そのままの提案をするのではなく、クライアントの課題を把握した上でそれを解決するためのより良い選択肢を提案する場面は確かに多いですね。
それができるようになったのは、先輩の発言や話し方を真似していったからかもしれません。最初は全然見当がついていませんでしたが、真似を繰り返していくうちに、どんな場面でどんな選択肢を出せばいいのかが、だんだんとわかるようになってきました。
磯部)
ありがとうございます!
やっぱり、いきなりできるようになるわけではなく、現場での経験を積むことと正しい知識をインプットしていくことが大事なんですね。
自分のプロジェクトについて先輩に意見をもらうだけでなく、先輩の打ち合わせにも積極的に同席させてもらって、知見を身につけていきたいと思います。
全力で頑張りたいからこそ、仕事が頭から離れない
大川)
仕事の進め方の話とは別に、個人的には今、仕事とプライベートのバランスの取り方が課題だなと思っています。
「行動しなきゃ」という気持ちが「休んでいる暇なんかない」という感覚になってしまって。休日も仕事のことが頭から離れなくなってしまうんです。
それでいうと、植野さんは仕事とプライベートの切り替えがすごく上手なイメージがあるのですが、どんなふうに考えているんですか?
植野)
自分ではそんなに上手にできている感覚はないんですけど、ありがとうございます(笑)。
私も休みの日にSlackを確認したり、仕事のことを考えてしまったりすることはありますよ。でも、休みの日は割と出かける予定を入れていることが多いんです。なので仕事のことを思い出したとしても、本当に急ぎじゃない限り「今日は予定があるからしょうがない!」と思い直して切り替えていることが多いですね。
あと私は通勤時間が長いので、出勤する時は電車に乗っている時間で少しずつ仕事モードに切り替えて、オフィスに着いたらすぐ仕事に取り掛かれるようにすることも意識しています。
大川)
予定を先に入れておくんですね、なるほど!
2年目、さらなる成長に向けて
ー26卒のお2人へ、2年目はどんな風になっていたいですか?
磯部)
自分でプロジェクトをリードできる存在になりたいです。
売上を立てられるというだけでなく、「磯部さんにお願いしてよかった」と言っていただけるような仕事がしたいですね。不動産の仲介は、クライアントとオーナーさんの間に入って手続きをするだけの存在だと思われてしまうこともあります。そうではなく、クライアントに寄り添って課題を解決する存在だと思ってもらえたら理想です。
大川)
クライアントも社内も、ぶん回していきたいです!!(笑)
不動産仲介事業部は、「物件の仲介をする」ということはもちろんですが、それ以上に社外のいろいろな会社同士や、社外と社内の事業部を繋ぎながら、クライアントの課題解決を行ったり新しい価値を生み出すお手伝いをしたりできる場所だと思っているので。
あとは、オフィスの仲介から内装のデザイン・施工、オフィス移転をきっかけとしたWebサイトのリニューアルまで一貫して提供するという、きのもと商会だからこそできる価値提供も、これからどんどんしていきたいです。
ー25卒のお2人からメッセージはありますか?
植野)
私個人としては、たくさんの新しい人と関わることを大変に感じるタイプなんです。
しかも、自社の話をしつつクライアントの会社の話も広げていくには、コミュニケーションスキルも、ビジネスについての幅広い知識も必要になる。なのでそれができる2人のことは本当にすごいなと思っています。2人をきっかけに、会社全体の可能性が広がっていったら面白いですね。
石川)
入社1ヶ月目の研修期間にプランニング事業部へ来てくれていた時、「なんだか熱い2人が入ってきたな」と思ったんです。その印象から変わらず、実際現場で動いている話を聞いていても、2人とも仕事に対する熱量をすごく感じるんですよね。だからこそ、これからもっと成長していくんじゃないかと楽しみです。
大川)
印象、変わってないんですね!(笑)
個人的には結構変わったなと思っていて。具体的には、できない、わからない、といった弱さを素直に見せられるようになりました。
以前は自分1人で全部なんとかしなきゃと思っていたのですが、そもそも自分1人でできることなんて少ないと気づけたからかもしれません。今は自分の事業部以外でも、いろんなマネージャーにも積極的に話を聞きに行ったり、自分の視野も知見も広げられるようにしています。
磯部)
自分も入社当初からは結構変わったと思います。
以前はなぜか「ちゃんとしている人だと思われなきゃ」と考えすぎて、いろんなところに気を張って、素が出せないでいることもありました。でも今は、ずっと完璧でいる必要なんてないし、頼るべき時に周りの力を借りることは悪いことではない、周りからの目は気にしすぎなくてもいい、と思えるようになりました。
できることが増えたというより、周りの目を気にしすぎなくなった。社内での動きや社外との交流が増えたことで、視野が広がったからかもしれないですね。
入社後すぐに現場に入って実務を行う、きのもと商会の新卒メンバー。
自分で道を切り開いていかないといけない環境だからこそ、壁にぶつかることもありますが、それ以上にその壁をどう乗り越えるべきなのかという姿勢も自然と身につき成長していけるのだと25卒、26卒4人の姿を見ていて感じました。