私たちは「障がいを特別なものにせず、誰もがそこに居ていい社会」を目指して事業を展開しています。このコーナーでは、KEIPEの最前線で働く社員の入社のきっかけや想いを探っていきます。
今回は就労支援サポーター(※)高橋朝子にインタビューしました。
▼ PROFILE
1984年生まれ。山梨県甲州市出身。看護大学卒業後、山梨県内の総合病院にて11年間病棟看護師として勤務。その後、7年間営業職として産業廃棄物中間処理業務に従事。出産後、改めて自分の大切にしたいライフスタイルを考え直した際にKEIPEと出会う。KEIPEの理念とKEIPEの目指す社会の実現のために行ってきた実績に感銘受け2026年2月入社。就業支援サポーターを担当。
※就労支援サポーターとは、就労支援事業所を利用する方々の就労に向けた訓練のサポートなどをするお仕事です。
看護師から営業、KEIPEに入社するまで
ーこれまでの経歴を教えてもらえますか?
地元の山梨の看護学校を卒業してから、県内の総合病院で11年間、看護師として勤務しました。その後、産業廃棄物の中間処理を行っている会社に転職しました。
ー看護師を志した理由を教えてください。
高校生のときに看護師を志しました。病院で働いている人を見て、楽しそうだなって思って。
実際に夢を叶えて看護師として働いてからも、チームで働くために全体を見ることの大切さを実感したり、患者さんと話す中で相手の価値観に触れる瞬間に楽しさを感じていましたね。
ー看護師を11年間続けて、そこから営業に転職したのは、何でだったんですか?
看護師の仕事はすごく専門性が高くて、やりがいがとてもありました。ただふと、病院という狭い空間で、決まった人たちとだけ働く環境に疑問を感じたんです。「自分って実は世の中のことを何も知らないんじゃないか」って、視野の狭さを感じるようになりました。
別の世界を見てみたいと、いろいろ探していたときに、営業職に転職するのがいいんじゃないかって思いました。自分で提案からクロージングまでまとめられるようになれば、視野ももっと広がるだろうなって考えたんです。
ー異業種に飛び込んでみてどうでしたか?
転職した当初は、産業廃棄物の中間処理の会社だったので、「男性が多い業種にいきなり女性が入って、働けていけるのか」という目で見られたこともあります。ただ、ある人に「男性が多い業界でも、地道に着実にやっていけば輝ける」と教えてもらって、それを信じて働き続けて気付いたら7年続いていました。
ーそこからKEIPEに出会うことになるのですよね。転職のきっかけはなんですか?
大きなきっかけは、40歳のときに子どもが生まれたことですね。育休の1年間が、本当に幸せだったんです。営業の仕事に復帰するときに、最初は時短で戻りました。ただ平日・休日関係なく仕事の対応をする生活に戻って「フルタイムになったら、もっと子育てとの両立は難しいだろうな」って実感して。
そんなときに、契約先の方から聞いたお話が心に響きました。「自分は子育て時代、忙しくて授業参観にも行けなかった。後から子どもに『あのとき、お父さん来てくれなかった』って言われて。それはもう、一生取り戻せないんだよ」と。その瞬間、自分も後悔するかもしれないと思いました。
そのまま転職エージェントに登録して、キャリアコンサルタントの方に紹介されたのが、KEIPEです。「障がいを特別なものにしない」などのWebサイトの言葉を見て、この人たちは本気で社会を変えようとしているんだと、自然とわくわくしました。
ーKEIPE入社に向けて、面談などをしたと思うのですが、印象に残っていることはありますか?
面談していただいた社員それぞれ、自分の言葉で会社のことを語っているのが印象的でした。世にある会社の中には、どうしても面談がマニュアルチックになってしまっているところもあると思います。でもKEIPEは、魂からの言葉だったんです。
私の経験についてもKEIPEでは強みになると言ってくださって、ここで頑張りたいなと思って入社を決めました。
KEIPEに触れて自分を大切にする働き方へ変化
ー今はどんなお仕事をしていますか?
今は支援員として、毎日多くのメンバーさんと関わっています。具体的には、施設内・外の業務のサポートをしたり、個別支援計画に基づいた面談をしたりです。
ただそのままコミュニケーションを取るというわけではなく、KEIPEが大切にしている「インサイドアウト」。つまり、自分の内側を変えて、周りに影響を与えていくという考え方を忘れないようにしています。
KEIPEで大切にしているものごとのとらえ方を、現場でどう体現していくのかは常に考えていますね。
インサイドアウトの考え方についてはこちら
ー入社前と後で、自分自身に変化はありましたか?
1番の変化は、働くことに対するとらえ方の変化です。以前は「会社のために働く」「与えられた役割を自分を犠牲にしても全うする」という考えが当たり前でした。でも、今のKEIPEでは「自分を大切にする」という考え方が当たり前です。
自分が満たされていないと、良い支援もできず、良い影響も与えられません。自己犠牲ではなく、自分がわくわくする方へ仕事ができることがうれしいです。
ーKEIPEは子育てと両立しやすいですか?
はい、子育てをしながら働くことに、理解のある会社ですね。パパさん・ママさん世代も多くいるので、子どもが熱を出して急に早退しなければいけないときも相談しやすいです。前の職場だったら休むことの申し訳なさと罪悪感を感じていたこともありました。KEIPEではお互い様という空気感があるので、安心して働ける環境だなと思います。
また、代表の侑馬さんに、仕事と家庭すべて充実させたいと話したことがあって。そのときに「人生を大きな枠に入れて、仕事と家庭を分断させなくてもいいんじゃない?」って言われたこともすごく印象に残っています。
新しい観点だなって思って、今は家族に仕事で学んだことを話して実践しています。
ーご家族の反応はいかがですか?
それが夫も、私が楽しそうに会社のことを話すのを見て「転職してよかったね!」って言ってくれています。それに、夫自身も家事・育児を主体的にしてくれるようになったんです。きっと、私が自分を大切にする働き方をするようになって、それが伝わったのかなって思っています。
家庭にまで良い影響があったのには、驚きました。
ーこれからKEIPEで目指していきたいことはありますか?
サービス管理責任者を目指したいです。幸いなことに私は11年の看護師経験があるので、2年の実務経験で受験資格が得られます。会社もバックアップしてくれているので、安心して頑張れています。
不安があってもまずはバッターボックスに立ってみる
ーこれからKEIPEに応募しようか迷っている人に対して、メッセージをお願いします。
働き方に悩んだり、何か新しいことに挑戦したりするときって、これまでの経験や年齢が邪魔をして「できない理由」を探してしまうと思います。私自身もそうでした。KEIPEの理念と自分の価値観が合っていたり、KEIPEの取り組みに少しでも内側からわくわくするものがあれば、一歩踏み出してみてほしいと思います。
正直、どうしたって不安がなくなることはありません。でも「不安だからチャレンジしない」という選択を取るのではなく、後悔しないようにバッターボックスに立ってみてほしいです。