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カラクリを創業した理由

今日はカラクリ株式会社の創業者でCEOである私、麹池(きくち)の創業ストーリーを簡単にご紹介したいと思います。

創業のストーリーというとキラキラしたイメージがあるケースが多いかもしれませんが、私の場合は意外と地味かもしれません。

25歳で独立。コンサルティング会社を経営。

私は現在39歳です。大学卒業後、3年ほど大手コンサルティング会社に勤務した後、25歳で独立し、コンサルティング会社を経営しています。10年以上、自分の会社を経営していく中でもちろん色々と山あり谷ありでしたが、お客様やその時々に出会うパートナーにも恵まれ、比較的順調に仕事をすることができていました。

嫁からの一言で人生観が変わる

コンサルタントとしての仕事の幅も増え、会社としても経営にも手応えを感じ始めた35歳の時(今から4年前)に、当時、何気なく嫁から、

「あなたはコンサルとしては一人前よね。稼ぎもいい。でも、どれだけ若い人や社会や地域に貢献や恩返しができてるか、というとまだ微妙よね」

と言われ、ふと立ち止まって考えるようになりました。確かに、コンサルタントとしては非常に充実した仕事ができていますが、会社経営の中でたくさんの雇用を直接生んでいるいる訳ではなく、また広くサービスを提供している訳でもない。

自分の中で「事業家として何かサービスを提供することをしたい」と思い始めました。

事業会社へ役員としてジョインするも1年で決別

「事業家として自分でサービスを作りたい」と思い初めてから、自分のキャリアプランを35歳から45歳までは事業家としてサービスを成長させイグジットまで持っていきたい、45歳から55歳は投資家として事業をサポートする側で活躍したい、という考えを持つようになりました。

そこで、当時付き合いのあったコミュニケーションプランニングのベンチャー企業へ、自分で出資をしつつ取締役として参画することを決断しました。

ただ、そこで他の経営陣とのスピード感の違いで、結果的に1年程度で辞めることなりました。その時、37歳になろうかというタイミングで、このペースでいくと45歳までに会社を急成長させてイグジットまで、というのは難しいのではないか、と考え、辞めて、自分で1から別の会社をやることを決断しました。

事業会社で1年、コミュニケーションプランニングの分野で新規サービスを開発・販売していく中で「企業と生活者のコミュニケーションのあり方の変化」を肌で感じていたので、その分野で、新しいテクノロジーを持って課題解決できるものを作りたい、と考えるようになりました。

チャットボットとAI

「企業と生活者のコミュニケーション」をもっとよくすること、もっと有益にする方法が何かないか、というのを探し始めた時に、海外でチャットボットというソリューションが普及し始めている、というのを知りました。

よく調べると、「企業と生活者のコミュニケーション」に新しくチャットボットという選択肢が出てきただけでなく、AIを活用することで企業側のコミュニケーションのフロントの現場(マーケティング部門やカスタマーサポート部門)の仕事のあり方をよりよくする可能性を秘めていると直感しました。また、それらが加わることで生活者にとってもよりいい体験ができる、と痛烈に感じました。

CTO中山との出会いでカラクリ創業を決意

自分自身がコンサルタントとしてコミュニケーションプランニングの実務の経験はあるのですが、AIとなるとそれだけでは足りません。当然、AIのテクノロジーに精通した、その仕組みを作りあげてよりよくしていくAIエンジニアを一緒と一緒に事業をする必要があります。

そこで以前からの知り合いであった、現在カラクリのCTOである中山(当時は学生)に電話し、「コミュニケーション分野でAIを使ったソリューションの開発したい」という事業プランを話し合い、その場で「よし、やろう!」となり、カラクリを創業することになりました。

その後、色々な分野を得意とする他のメンバーとも巡り会うのですが・・・・創業のストーリーは以上な感じで、その場の直感と人と巡り合わせのタイミングがうまく合った、というのがキーとなりました。

創業後の1年は、事業プランを具体的に落とし込んだり、メンバーも他のメインの仕事が合ったりと、いわゆる「準備期間」でしたが、2年目となる2017年10月からは本格的に始動させ、爆速で進んでいく予定です。

自分とは違う「異能」なメンバーと仕事をするのが楽しい

カラクリはまだまだスタートしたばかりの会社です。こらからスタートアップとして急成長させていく必要があります。

基本的な考えとしては「今までの経歴やスキルがどうか」よりも「カラクリの方向性と合致した価値観を持っていて、常に新しく学び続ける能力のある人」と一緒に仕事を作っていくのが楽しいと感じています。なのでカラクリではそのような人とぜひ一緒に仕事がしたいと思っています。

ご興味のある方はぜひ一度お話をしましょう。

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