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仕事もプライベートも全力で。もっと建設業を支えたい!!

ワット・コンサルティングで頑張る人たちにインタビュー。

今回は、土木工事事務所で働く、塚本夏樹さんに話を聞きました。

塚本さんは、お子さん2人を育てるお母さん。仕事と家庭を両立させ、奮闘しています。

建設業界で働く人たちのことが少しわかる!!塚本さんの毎日の仕事と今後の目標は??是非、お読みください。

信頼関係を構築し、働きやすい職場に

塚本夏樹さんは、自宅から15分の場所にある調節池※の整備工事の現場で、事務担当として働いている。

※下流の川が洪水を流しきれない場合に、洪水の一部を一時的に貯めて、下流側の氾濫を防ぐ施設。

職場で気を付けているのはあいさつで「コミュニケーションは大切にしています」と話す。周囲へのあいさつは欠かさないが、雑談して相手と打ち解け、信頼関係の構築にも努めている。やわらかな笑顔と優しい雰囲気で、職場に溶け込んでいることがよくわかる。

「いきなり子どもが体調不良で仕事を休むことがあるかもしれない。職場では円滑な人間関係を大切にしたいんです」

実は、塚本さんは子ども2人(5歳と10カ月)を育てるお母さん。22年7月に第2子を出産後、23年4月に産休前から働く現場に復帰した。仕事は8時半から16時半勤務だ。朝6時には起床、家事をして7時半には子どもたちを保育園に送り届けたあと、仕事に向かう。


仕事と家庭の両立で充実の毎日

現在の現場は塚本さんにとっては2つ目。時短勤務ということもあり、事務が主な仕事となっている。

出社するとメールのチェックから始まり、工事に関わる書類の対応・整理、備品の発注、現場社員の仕事のフォローでデータ整理を頼まれることなどもあり、あっという間に終業時刻の4時半になってしまう。

仕事には優先順位を付けて取り組み、もし、子どもの事情により急遽早く帰らなくてはいけないことになっても対応できるように心がけている。

家庭と仕事との両立は大変だが、復帰は社会とのつながりを感じられる大事な時間だと言う。

仕事に行けば同僚とコミュニケーションを取り、気付いたことを先んじて手伝うなどすると感謝される毎日。家に帰ればかわいい子どもたちの笑顔が見られる。

「忙しいけれど、社会とつながることができるのは、充実しているし。仕事をしていて本当に良かった」と、満足そうに微笑む。

長く働いていくために

そんな、塚本さんは何故、ワット・コンサルティングで働くことになったのだろうか。きっかけは前職にある。前職でも建設業界で営業事務をしていたが職場の移転が決まったことで、退職せざるを得なくなった。

「将来的にただの事務だと仕事を長く続けられないのではないか。今までの建設業界の知識を生かしたい」と、2019年12月に研修制度が整っているワット・コンサルティングに入社した。

1人目の子どもは当時2歳だったが、塚本さんの努力や家族の応援もあり、まずは入社後2カ月の研修を乗り越えることができた。それはスキルを身に付けて、長く働いていきたいという強い思いがあったことでできたことだった。


建設業界を支えるために

現在もその思いはなくなっていないし、今度は「もっと職場のためになりたい」と思いを新たにしている。

去年からは建設業経理士の資格を取ることを目指し、本格的に勉強を始めているのだ。建設業経理士は建設業の簿記である。建設業の簿記は建設業の知識が必要であることはもちろん、会計処理も特殊なので一般的な簿記よりも難易度が高い。塚本さんは昼休み時間や週末、図書館に行って集中して勉強するなどして、建設業経理士2級の合格を目指している。

「合格したら現場の皆さんにもっと役立つ仕事ができるようになります」と意欲的だ。

例えば、現場の収支を把握し、材料費のコスト削減についても把握できるようになれば、塚本さん自身で意見も言えるようになり、現場の役に立つことが可能となる。

「まだまだ子どもが小さく、大変なことも多い。子どもともっと遊びたいという思いもある。大変なこともあるけれど、仕事も頑張ってもっと建設業界を支えていければと考えています」

常に向上心をもって取り組む塚本さんはニコニコと今後の抱負を語った。


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