常光で働くメンバーに「仕事の魅力」を語ってもらう社員インタビュー。今回は、常光の医療機器メーカー事業の営業サービス職として活躍するメンバーにお話を伺いました。現在のお仕事内容や常光で働く魅力をお伝えします。
▼インタビュイーについて
医療機器メーカー事業 営業サービス職 / 2023年4月新卒入社 N.K
※本記事の内容は2025年6月公開時点のものです。
目次
医療従事者の負担を減らしたいという想いで医療業界へ
装置の修理から更新提案まで。幅広い業務に挑戦中
現場でしか得られない“やりがい”がある
お客様との信頼関係を大切に、積極的に更新提案をしていきたい
医療従事者の負担を減らしたいという想いで医療業界へ
ーー大学では工学部に在籍されていたそうですね。もともと技術職に関心があったのでしょうか?
いいえ、工学部と言っても専攻していたのは応用化学の分野で、実はもともと研究職を目指していたんです。しかし、学んでいるうちに「現場に近いところで働くほうが自分に合っているかもしれない」という気持ちが強くなっていって……。就職活動の時期を迎える頃には、メーカーの技術職を志すようになっていました。そんなときに就活ポータルで見つけた常光の冬季インターンシップに参加して、医療機器メーカー事業の営業サービス職の選考を受けることにしたんです。
ーー技術系のサービス職もさまざまですが、就職活動では医療機器メーカーを中心に探していたそうですね。
そうですね。もともと両親が医療事務系の仕事をしていた影響もあって、せっかくなら医療業界に貢献したいという気持ちがありました。子どもの頃を振り返ると月初のタイミングは、レセプトの締め作業があるといった理由で私の両親も夜遅くまで働いていました。その姿を見ていたこともあり、何かしらの形で医療従事者の方々の負担を減らせる仕事に関わりたいと思うようになったんだと思います。
ーーご両親の背中を見ていたことがキャリア選択の理由の一つになったんですね。医療機器メーカーの中で「常光」に入社を決めた最終的な理由を教えてください。
一番は選考のときの話しやすさですね。もともと口下手な自覚もありますし、就職活動の場ですごく緊張していたんですけど……。面接を担当してくれた役員陣や人事の方々がすごく丁寧に対応してくれて、安心して話ができる雰囲気をつくってくれていました。「この会社は自分をちゃんと見てくれる」という印象を受けたことが大きかったと思います。
装置の修理から更新提案まで。幅広い業務に挑戦中
ーー現在のお仕事内容を教えてください。
現在は東京営業所に所属し、医療機器メーカー事業の営業サービス職として働いています。東京営業所が管轄する関東近郊エリアのうち、東京・埼玉・千葉の透析クリニックを中心に、弊社製の医療装置の点検や修理対応を行っています。また、長く装置をご利用いただいているお客様には装置の更新を提案することも多いです。
私たちの役割は「装置を安定して稼働させ続け、医療従事者を助け、結果的に患者様を守ること」です。日々の点検を通して、異常や劣化の兆候を見逃さないようにしています。
ーー修理や点検だけでなく、更新の提案もしているんですね。
そうなんです。たとえば、使用から10年以上経過している装置に関しては、点検時に「そろそろ更新をご検討いただけませんか?」といったご提案をします。ただし、急な買い換えを提案してしまうとお客様を戸惑わせてしまう可能性もゼロではありません。
いきなり更新提案をするのではなく、日頃の点検作業の中で装置の状態や使用状況、施設毎の購入までの流れを予めヒアリングしておくことで、検討と準備に必要な時間を十分に取っていただけるように心がけています。
ーー信頼を得るためにも早めの情報共有は大事ですよね。今年で入社3年目を迎えていますが、とくに印象に残っている出来事はありますか?
やはり初めて自分一人で装置の更新提案から納品までを完遂した案件は今でも覚えています。半年の試用期間を経て、独り立ちし始めた入社1年目の終わり頃でした。自分の担当するお客様の元に訪問した際に、長くご利用いただいている装置の更新提案をしてみたんです。お客様も興味を持ってくださって、見積もり等の書類作成やデモの実施、納品まで一通りの流れを経験しました。
もちろん研修中もそういった流れがあることは知っていましたが、実際に自分でやってみて初めて身についたと実感するようなこともあって……。「少しは一人前に近づけたのかな?」と自信につながった出来事でした。
現場でしか得られない“やりがい”がある
ーーとても前向きに仕事をされている印象ですが、どのようなときにやりがいを感じますか?
弊社の装置をお使いいただいているお客様の元に直接足を運ぶ仕事だからこそ、実際にどのように使われているのか、役に立っているのかを間近で見られる機会が多いです。自分の技術力が装置を長く安定的に稼働させる一助になっているんだと感じられることは大きなやりがいになっていると思います。
ーー直接お客様の喜ぶ顔を見れるのは嬉しいですよね。いくつものお客様先を回ると思いますが、お仕事はハードではありませんか?
もちろん装置の知識を求められますし、日々勉強ですから大変なこともあります。ただ、常光はワークライフバランスを大切にしている会社でもあり、現場の動きに配慮した働き方を認めてくれているのですごく助かっていますね。
たとえば、私たち営業サービス職の場合、一人一台社用車を貸与してもらえているので移動手段にも困りませんし、訪問の時間帯によっては直行直帰も認めてもらえます。
また、メンバー同士の連携も密です。担当エリアがあるとはいえ、タイミングによっては同じエリア内で訪問しなければいけない時間が重なってしまうこともあります。そういった場合でもメンバー間で相談して、担当外のエリアでもフォローし合うなど、自然と助け合う文化があるんです。
お客様との信頼関係を大切に、積極的に更新提案をしていきたい
ーー最後に、今後の目標を教えてください!
今後は、装置の更新提案を“当たり前に任せてもらえる存在”になることを目指しています。担当エリアのお客様には徐々に顔を覚えていただけるようになってきたので、これからはさらなる信頼を獲得していくフェーズだと感じています。
装置の更新においては、実際の利用者だけでなく意思決定を担う方への提案も必要です。利用者と意思決定者が異なる場合でも新しい信頼関係を築けるよう、自分から積極的にアプローチしていきたいと考えています。
また、常光では新たにピッコロエクスプレスという海外製品の取扱いを開始しました。従来の業務とは異なる部分も多いため、今は勉強を重ねながら柔軟に対応力を磨いているところです。こうした新しい業務にも積極的に取り組みながら、技術者としての幅を広げていきたいと思っています。