こんにちは、常光 人事のマヤです。
選考において欠かせないポイントは「相互理解」。面接では応募者のみなさんのお人柄やご志向に触れるだけでなく、弊社のことも知っていただける時間にできればと思っています。
本コラムでは、面談・面接で「よく聞かれる質問」をまとめてみました。事前にこちらの記事をみていただくことで、基本的な疑問を解消していただけたら幸いです。
※本記事の内容は2025年3月公開時点のものです。
目次
全職種共通Q&A
医療の知識は必要ですか?
どのような研修・教育制度がありますか?
転勤はありますか?
残業はどのくらいありますか?
有給休暇は取りやすい環境ですか?
入社までに勉強しておくべきことなどはありますか?
職種別Q&A
【サービスエンジニア】夜間対応やオンコールはありますか?
【ディーラー営業職】ルート営業と新規開拓営業の割合は?
【メーカー営業職】ルート営業と新規開拓営業の割合は?
【開発職】大学院卒でなくても大丈夫ですか?
【開発職】大学の専攻に関連した仕事をすることが多いですか?
【国際部】英語力はどの程度必要ですか?
【国際部】海外出張の頻度はどのくらいですか?
【ナノテク事業】ナノテクノロジーってなんですか?
【ナノテク事業】ナノ微粒化装置(高性能湿式超高圧ホモジナイザー)は何ができる機械ですか?
【ナノテク営業】どのような営業手法で案件を獲得するのですか?
【ナノテク開発】業務の割合を教えてください。
全職種共通Q&A
ここでは、全職種共通で「よくある質問」をまとめました。
医療の知識は必要ですか?
弊社は医療機器メーカー事業・医療機器ディーラー事業を展開していることもあり「医療の知識がないと働けないのでは?」という不安の声をよく耳にします。結論から申し上げますと、入社時に医療の専門知識は必要ありません。社内研修を通じて、必要な知識は段階的に習得していただけます。
どのような研修・教育制度がありますか?
入社後の約1週間は、事業や会社の制度についての社内研修および2日間の外部研修を実施しています。部署への配属後は、OJT教育を通じた実務習得がメインです。
以降は、年次に合わせて社内での研修が実施されます。
・新入社員3次研修 (入社1年経過した社員向けの研修)
・若手中堅社員向けの研修 (若手中間層向けの研修)
・新任管理監督者研修 (管理監督者に着任した社員向けの研修)
そのほか、自己研鑽としてオンライン研修の「Schoo」を導入し、社員の学びを後押しする取り組みも実施しています。
転勤はありますか?
メーカーの医療機器開発職、国際事業職、ナノテクノロジー事業は、川崎市にある研究所勤務、転勤はありません。製造職も静岡の菊川工場からの転勤はありません。 営業職・サービス職はいずれも転勤ありの職種ですが、北海道と本州をまたぐ異動はありません。
また、転勤といわれると、3年、5年に一度などとイメージする方もいるかと思いますが、常光ではそういった決まりはなく、昇進や人員調整といったケースになります。 異動時には赴任手当や赴任休暇などの支援をしており、借り上げ社宅制度も活用可能です。
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残業はどのくらいありますか?
部署・職種や繁閑によって差がありますが、月平均8.5時間と残業時間は少なめです(2023年実績)。長く働くことを良いこととしておらず、ワークライフバランスに配慮しています。
有給休暇は取りやすい環境ですか?
ほとんどの社員が個人の都合と仕事の繁閑にあわせて取得しています。従業員で集まってコストコで買い物やフットサルをしたり、土日の前後に休日を追加してキャンプに行ったり、取得理由や休日の過ごし方も人それぞれ。新卒入社2年目にして有給休暇で海外旅行をしたメンバーもいます。
入社までに勉強しておくべきことなどはありますか?
入社後にきちんとインプットの場を設けていますので、入社前から勉強していただく必要はありません。とくに学生のみなさまにとっては、学生である“今”はとても大切な時期。大学の勉強や研究、友人との時間、今やるべきことを大切にしていただければと思います。仕事のことは入社してから覚えれば十分です。
強いてあげるとすれば、営業職・サービス職についてはお客様先への訪問に備えて、自動車運転免許を取得し「運転に慣れる」と良いのかなと思います。
職種別Q&A
ここからは、応募職種ごとの特徴的な質問についてまとめました。
【サービスエンジニア】夜間対応やオンコールはありますか?
医療機器メーカー事業においては、年に1回あるかないかの頻度です。 医療機器ディーラー事業においては、閉院後の点検・修理の依頼が年に4〜5回発生します。 また、休日の診療を行っている施設からオンコール依頼が入ることもあり、休日の機器設置などの可能性は否定できません。ただし、休日対応した場合は、振休・代休使用できるのでご安心ください。
【ディーラー営業職】ルート営業と新規開拓営業の割合は?
医療機器ディーラー事業は創業以来70年、北海道の地域医療を支えてきました。そのため、既存の顧客との関係性を深めるルート営業の割合が多く、担当エリアにもよりますが、おおよそルート営業が9割、新規開拓が1割です。また、新規開拓営業の場合でも既にお取り引きのある医療施設の別の診療科にアプローチすることが多く、何かしらのつながりを持った上でご提案できます。もちろん意欲があれば、新規開拓営業も大歓迎。ご本人の裁量で割合を変えることも可能です。
【メーカー営業職】ルート営業と新規開拓営業の割合は?
約8割が新規開拓、2割がルート営業です。
※同一顧客への重ね売り(クロスセル)が発生するケースも多いです。
【開発職】大学院卒でなくても大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です。大学院卒に限らず、学部卒の方も多く活躍しています。重要なのは、医療機器開発への興味と意欲です。現在は大学院卒は5名、学部卒は9名在籍しています。
【開発職】大学の専攻に関連した仕事をすることが多いですか?
現在の開発部員は、おおむね、大学・大学院で専攻した内容に応じた作業を行っています。また、電子設計担当者がソフトウェアプログラムを作成しているケースもあります。
【国際部】英語力はどの程度必要ですか?
英語力の目安はTOEIC 650点以上です。ただし、あくまで目安のため「英語が好き」「学び続ける意欲がある」方であれば、入社後のブラッシュアップも支援しています。最初のうちは英文メールの添削など細かいところまで先輩社員がフォローしますので、ご安心ください。
【国際部】海外出張の頻度はどのくらいですか?
年に2回程度の海外出張があります。 欧州欧米や中東地域で展示会への参加や、海外代理店とのやりとりを行っています。
【ナノテク事業】ナノテクノロジーってなんですか?
ナノメートル(nm)という単位の超微細な世界で物質を研究開発する技術です。さまざまな先進分野で応用されており、飛躍的な技術革新、そしてエコロジーに影響をもたらすと期待されています。
【ナノテク事業】ナノ微粒化装置(高性能湿式超高圧ホモジナイザー)は何ができる機械ですか?
弊社のナノ微粒化装置は、電池等の電子デバイス材料から食品や化粧品まで多分野の原料をナノレベルまで粉砕する製品です。超高圧で材料を加圧し、独自開発のダイヤモンド製の分散ノズルを通過させることにより、超微粒の解砕・分散・乳化を行います。業界でも特殊かつ高度なナノ化技術を用いています。
【ナノテク営業】どのような営業手法で案件を獲得するのですか?
大きな展示会に年間6回ほど出展し、新規ターゲットを開拓します。その中から関心を持たれたユーザーと具体的な商談を進めます。また、ホームページや、技術情報サイトから検索で見つけていただくユーザーも多数おられます。検索エンジンの検索率を上げるために、技術情報ネットへのアップもマーケティング手法の一つとしています。
【ナノテク開発】業務の割合を教えてください。
前提として、ナノテク開発業務は「機器設計グループ」と「材料開発グループ」に分かれます。 機器設計の業務割合は、新機種開発20%、受注装置の設計40%、受注装置の製造30%、アフターサービス10%です。材料開発の業務割合は、大学等との共同研究25%、分散技術向上のための実験や研究まとめ25%、受託試験対応と報告レポート作成50%です。
以上、弊社の面接で「よくある質問」とその回答をご紹介しました。もちろん、今回ここで紹介されていないことも質問は大歓迎です。気になることがあれば、面接で気軽に聞いてください。
面談・面接でみなさまにお会いできるのを楽しみにしています!