プロフィール
・青森県出身
・国際教養大学卒業後、同大学大学院へ進学し2021年3月に卒業
・大学院2年時に、インターン生としてJELLYFISHで就業
・大学院卒業後はPR業界で勤務
・2022年4月〜JELLYFISHでキャリア・パートナーとして活躍中
ーガールスカウトで出会った先輩たちに憧れ高校生で留学へー
私は小学生の時からガールスカウトに所属していました。そこにいた先輩たちが高校という早いタイミングでアメリカに留学し、帰国後英語で流暢にコミュニケーションを取る姿を見て幼いながらに私も高校に入ったら絶対にアメリカに行きたいと夢を抱くようになりました。青森県では年に2回、米軍基地で日米交流会を開催しており、そこでイベントを仕切る先輩たちの姿が輝いて見えました。自分も英語を理解できるようになれば、友達が増えるかもしれない、小学3年生の頃に抱いた夢は変わることなく、高校1年生の夏にアメリカ留学に行けることになりました。実際に行ってみると想像以上に大変な日々でした。親元を離れることも初めてで、ホームシックにかかったり、カルチャーショックを受けてしまったり、その上言葉も通じないため自分の気持ちもうまく伝えられない。とてももどかしい毎日を送っていました。ですが、それでも努力を続けると、徐々に英語の実力がつき、部活に入って友達ができるようにもなったり、発表が褒められたり、もがいた分だけ大きな成功体験を得ることができる機会にもなりました。こうやって英語を習得すればバックグラウンドや母語が違う人とでも分かち合うことができる、英語を習得すれば自分の可能性が広がると気づいた留学生活でした。
ー声なき課題を社会に認知させたいと広報の道へー
その後、さらに英語に磨きをかけ、秋田にある国際教養大学に入学、卒業後は大学院の道へ進みました。コロナ禍で例年とは違う状況の中での就職活動。なかなか思うように行きませんでした。そんな時、尊敬していた芸能人が突然自ら命を絶ったというニュースが目に飛び込んできました。ものすごい衝撃でした。自分がファンレターを送って、応援していることを伝えられていれば彼の人生は変わっていたのだろうか?SNSの投稿に応援のコメントをしていれば何か違ったのではないか。色々な考えが頭を巡りました。しかし、「ああしておけば、こうしておけば」と考えたとしてもすでに起こってしまったことを変えることはできません。声なき問題が可視化されてからどうにかするのでは遅いと考えた私は、埋もれている課題や価値観を表面化させ、社会に知らせ解決したいと考え始めます。それで広報という道を選択することにしました。
ーJELLYFISHへ転職ー
広報代理の会社に新卒として入社し、幅広い業界の企業の広報支援をさせていただきました。業界的にも業務量が多いことを覚悟の上で入社しましたが、想像以上に多く、発想力が必要な仕事なのに自分の業務のこなし方が作業化していくのを感じていました。また、やっぱり私の強みだった英語を使って仕事をしたいと感じ始め、転職を考えるようになりました。その時に大学院生時代にインターンシップをしていたJELLYFISHが頭に浮かびました。当時やらせていただいていたマーケティングの仕事に対しても未練なくやりきれなかった感覚があり、もう一度マーケターとして働きたいと思いました。また、環境もグローバルで、上下関係なく互いの意見を尊重しあえる雰囲気や自分もこうなりたいというロールモデルにしたいと思える人が多い会社だったと思い出し、自らJELLYFISHに連絡しました。
ー予想外のキャリア・パートナーに転身ー
もともとマーケティングがやりたいと思っていた私でしたが、私が入社する当時はポジションに空きがなく、キャリア・パートナーというポジションにつくことになりました。なので、果たして自分に務まるだろうかという不安はありましたし、今も正直あります。ですが、この不安を払拭するためには学ぶしかないと思い、早く会社に貢献したいと先輩のやり方を全力で吸収しているところです。
現在は私は日本の企業に就職したい外国人ITエンジニアの方の候補者対応を担当しています。候補者の方と面談をしたらその内容を元に案件を探し、候補者に合意が取れたら企業担当者に候補者を推薦してもらいます。そして企業側の合意も取れたら企業側との面談を調整するという流れです。
また、組織の改革も行いました。今までは各自の役割が分業されすぎていて、それぞれがになっていることが可視化されておらず、連携を取ることができていませんでした。オフシュアミーティングをすることでそれを一つの線に繋げていく取り組みをすると、業務の質が向上し、結果として先月は達成率を300%にすることができました。
ー一人一人の大事な人生の選択に寄り添えるー
候補者の就職が決定した時は非常にやりがいを感じます。日本語ができ、技術力もあり、日本企業に馴染める柔軟性もある方が決まった時ももちろん嬉しいですが、特に日本語に難しさを感じていたり、技術力が少し足りていなかったりする方が決まった時は更なる喜びがあります。先月は日本語が話せないインド人女性の候補者の方が、ある企業の業界経験者という理由で採用が決まり、候補者の方に自分が日本で就職できるとは思わなかったと言われた時は、この仕事をしていてよかったなと素直に嬉しかったです。
ーいつか誰かのロールモデルにー
今、職場に自分のロールモデルになる先輩がいるのがとてもありがたい環境だと感じています。そこに追いつこうと日々奮闘していますが、奮闘している自分の姿を見て後輩が自分もこうなりたいなと思ってくれたなら、自分がやってきたことが間違いではなかったと感じられるのではないかと思います。
影響を与えられてた側が影響を与える側になれた時やってきてよかったなと感じられるのではないでしょうか。
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