日報を書くたびに「ポエム!」「ポエマー!」と騒がれます。
本人にその意識はないんですけどね。どうも、ナチュラルボーンポエマーの若松です。こんにちは。
社員がブログを書く。
この企画は僕のためにあるのではないか、とも思えるほど文章を書くのは大好きなのですが(好きなだけね)、いざ書くとなると手が震えますね。
「この震えは強敵と対峙した際の武者震いに違いない。む。今後数多の敵と対峙するであろう。これくらい乗り越えなくてどうする?恐れるな書け」という心の声を借りてもなんとも言葉が浮かばない。
なんでこんな前置きを書いたかわかりますか?ハードルを下げてるんです、めっちゃ下げてるんです。
プレッシャーに弱いのです、僕。
僕の前に公開されたブログは「自ら悩みを作り出す文才満点の無双女子(褒めてます)」と「やくみつるに似たアソビゴゴロモンスター(褒めてます)」ですから。高い高い、ハードル高い。
はい、そんなことで文字数を増やしても意味がないので、よし、本題。
今回のタイトルはこちら。「落ちたおつまみを躊躇なく食べる女の子が年間MVPになった話」です。
床に落ちたヤングコーンを「3秒ならいける!」と躊躇なく食べちゃう。
そんな女の子(以下、つぐみん(仮名))の話。
「つぐみんを一言で表すと?」の問いに答えるのは難しい。表現できないから難しいのではない。表現できそうなポイントがたくさんあり過ぎて難しい。
「脳内バグ多め女子」
「酒に溺れ路上で眠る系女子」
「なぜかエレベーターの壁に頭をぶつけちゃう女子」
「ベトナム人の男性に恋しがち女子」
「感情豊かなインテグリティ姉御」
あ、ごめんなさい。これだけだと、ちょっと頭のおかしい女の子に思われてしまいますよね?
でもね。
つぐみんは、年間iYellists MVPに選ばれました。
ぱちぱち。
「ん?iYellists MVPって何?」って思いましたよね?詳細はこちら
簡単に言うと「iYellがとても大切にしている価値観(バリュー)を体現している人を表彰しよう」って企画。
「バリューって何ー?」
「よくわかんないー」
そんな人はiYellに遊びに来てください!きっと美男美女が丁寧に教えてくれますよ!w
はい、本題に戻ります(よく話逸れるんですよね。「全然関係ないんだけどさ」という前置きから本当に全く関係ない話をすることには定評のある僕です)
年間MVPが発表された時、私の中では「おお、つぐみんか!でもまあそりゃそうか、当然だ!」という気持ちでいっぱいでした。
私の中では揺るぎないiYellists像。それがつぐみん。
とにかく素直で、思い立ったらすぐ動いて、すぐ笑って、すぐ叫んで飛び跳ねて、そしてすぐに泣く。
え、感情豊かすぎない?そんな女の子。
そんなつぐみんが僕はとても好きなのです(あ、恋愛感情じゃないよ、馬鹿者)
それは私だけではないはず。
彼女の人間性、特に素直さは、iYellのみんなが知るようにずば抜けていて、周りに素晴らしく幸せな気持ちを伝染させます。周囲にとてつもなくいい影響を与えます。
わたしも例に漏れず、その中の一人。
そう、あれはいつだっか(ここから昔話に入りますw)
そう。つぐみんと僕は、2018年10月からテックドライブ部(以下、テック)というエンジニア集団がいる部署で一緒に働き始めました。
当時の私はテックの中ではリーダー的なポジションを担い始め、いろいろ手探りで動き回っている時期。そんな中、経験のあるフロントエンジニアであり、チーム力アップに興味があったつぐみんとは、いろいろな話をする中ですぐに仲良くなりました。
いい意味で竹を割ったような性格のつぐみん。
僕の意見に対しても「いや、こっちの方がいいっしょ」「お、いいね、やってみよう!」ととても素直に返してくれます。
時にはぶつかったり言い合いになったりもしたけれど、変に気を使わず、素直に意見の交換ができるつぐみんの存在は、僕の中でとても大きいものになっていきました。
仕事で悩んだり、モヤモヤした時は「つぐみん、ちょっと散歩!」と誘うと「おまち!」と言ってすぐにきてくれ、9階のオフィスと1階を何度も往復しながら、いろいろな話をしました。
「つぐみんと一緒なら無敵じゃね?」
そんなことを漠然と思っておりました。
でも。
つぐみんと一緒に働いてちょうど一年の10月。
彼女の部署異動が決まりました。
iYellではチャレンジ応援制度、というのがあり、自ら臨む部署への異動を希望することが認められています。
つぐみんは前々から、テック以外の部署に興味があり、そこへの異動希望を出しておりました。
複雑でした。
僕の部署としては痛い。というのは綺麗に言ってます。素直に言いましょう。個人的にとても痛い。
というのも、一年間一緒に働いてきて、業務的にも精神的にも、つぐみんがいないと仕事にならないのではないか、というくらい、彼女の存在は大きくなっておりました。
「つぐみんが異動希望するっぽい」
そんな話を聞いた時、ショックでした。そして、とても迷いました。
なんとかして、残留してもらえないか、その方向に誘導できないか、ととても迷いました。
そして、自分を責めました。そう、思い当たる節がたくさんあったから。
仕事を雑に振っていたり。
一生懸命話をしてくれているのに茶化したり。
もっといろんな権限を渡してもいいのに、私がやりたいから、という理由でお願いしなかったり。
「もしかして異動を決めたのは、僕に原因があるのではないか」
そう思ってました。
でも。
ちょっと苦いコーヒーを飲みながら、異動に至った経緯、心境を話すつぐみんの表情を見ているうちに、だんだんと気持ちが変化してきました。
なんて自分勝手なんだろう、僕は。
つぐみんはとてもまっすぐでした。
自分の将来のこと。
部署のこと。
iYellのこと。
そんな彼女にとっての理想を叶えるために異動を選んだこと。
とてもまっすぐでした。
それに対して、寂しさや自分の都合を押し付けている自分。
つぐみんと話しているうちに、自分の小ささを思い知らされました。最後にはとっても清々しく、いろんなことを悩んでいる自分がバカバカしくなるくらい、その素直さに圧倒されました。
コーヒーを飲み終わり、軽やかに9階までの階段を駆け上る姿を見ながら「ああ、つぐみんは異動先でも、この軽やかさで空気を変えていくんだろう」と思ったのを覚えています。
つぐみんと一緒に働けてとってもよかった。近くで働けて本当によかった。
そう感じさせてくれるパワーを、つぐみんは持っています。
そして一緒に働く人に元気を与えてくれる。新たな視点をくれる。
彼女の突き抜けた素直さは、私のように一緒に働く人を幸せにしてくれます。
そう感じているのは、当然私だけではありません。
その結果が、このMVP、だとおもいます。
今後世界の流れが変わり、会社が変化を迫られ、部署の形が変わることも少なくないでしょう。
組織の形が変わるかもしれない。
だけど、どんな形になったとしても。
つぐみんは、その素直さと突き抜けた明るさで、周囲を巻き込み、世界を変えていくでしょう。
そして私もつぐみんのように、そんな力を纏いたいと妄想しながら、今を全力で生きます。
つぐみん、ありがとう!
そしてMVPおめでと!
ん?ブログなのに個人的な手紙みたいな締めだぞ?ん?こういうのってどう締めるべき?
んー。わかんないや。まあ、そんな話。
つぐみん、すごい人よ、って話。
読んで気になってくださったなら、ぜひぜひiYellに遊びに来てくださいー。美男美女が、、、しつこい??
兎にも角にも。
こんな長文に付き合ってくれてありがとうございます。またどこかで会う日まで。
今度はもっとサクッと書けますようにw
以上、若松でした。