この投稿は「新人が本音で語る“ウチの会社”」シリーズ第3弾です。
これから社会人になる人に向けて、会社に入って学んだことについて、新人たちからお伝えします。
新人が本音で語る“ウチの会社”
入社前編──不安だったこと、準備しておいてよかったこと
入社後編──新生活と社会人ギャップのリアル
新人研修編──大変だったこと、学んだこと、そして楽しかったこと (※この記事)
仲間と未来編──同期との関係、先輩とのつながり、そしてこれから
2025年4月に入社した新人たちは、三か月間の新人研修を終え、各配属先に分かれていきました。
研修の最後に振り返って、本音で語ってもらいました!
今回の記事では、新人のみなさんに、新人研修でのアレコレについて振り返ってもらった内容をまとめました。
はじめての社会人生活、はじめての実践的な開発。最初は大変だったことも多かったはずですが、それぞれに発見と成長があったようです。
◆研修をふりかえって──学びと成長
3か月の研修期間を通して、どんなことを大切にして取り組んだのか。そして、何を学び、自分の中でどんな変化があったのか。少し立ち止まって振り返ってみました。
研修で大切だったこと
まず、研修生活を乗り切る上で「大切だな」と感じたことから。
- 分からないことを放っておかない!わからないなら、わかる人に聞く
- 味方を作ること。ひとりだとつらい
- 睡眠、大事。夜更かしはダメ
学んでよかったスキル
この3か月で身についたスキルの中で、「これ役立った!」と感じたものを聞きました。
- ショートカットキー、めちゃ便利
- レポートや資料のレイアウトの工夫
- パソコンそのものに慣れたのが一番大きい
- 質問力がついたと思う。どう聞けばちゃんと伝わるかを考えるようになった
入社後の成長実感
入社してからの3か月、自分の中で「ちょっと成長したかも」と感じた瞬間を聞きました。ふと気づいた小さな変化の積み重ねが、少しずつ自信になっていきます。
プログラミング未経験や経験が浅いメンバーが多かったこともあり、プログラミングで成長を感じたという声が多くありました。
- 自分の力でコードを書ききれたとき、「成長したな」と思えた
- 自分が書いているコードの意味がちゃんと理解できたとき
- C言語が読めるようになった!(でもポインタはまだムズい)
- ポインタ、やっとわかったかも!ってなったのが地味に嬉しい
- タイピングで最下位じゃなくなったとき (※午後の休憩明けにタイピングゲームでスコアを競っていました)
- 社会人としての自覚が芽生えた気がする
◆つまずきと突破──初心者としての悩みと気づき
プログラミング未経験の初心者も多くいました。
知識も経験もゼロからのスタート。不安や戸惑いの中で、自分なりに向き合い、悩みながら前に進んできた時間。だからこそ見えてきた「初心者の強み」もありました。
難しかったこと・つらかったこと
とくに開発課題は、やりごたえがある分、悩んだ人も多かったようです。
- 開発課題の仕組みを理解するのが難しかった
- 開発課題で一日考えて何も進まずに一日が終わった日がつらかった
- 最初の頃は、パソコンの基本操作でつまずいて苦労した
- 早起きがつらくて、毎朝絶望してました(でも慣れます)
初心者としての悩み・実感
プログラミング未経験で入社したメンバーも多くいました。そんな初心者ならではの戸惑いや悩み、そして逆に「初心者だからこそ」の強みについても、素直な声が集まりました。
- 専門用語が多すぎて、何を言ってるのか分からなかった
- 質問しても、出てくる単語が分からず、さらに聞き返すハメに…
- 経験者のスピード感に不安もあったけど、引っ張ってもらえたのがありがたかった
初心者の強みってなんだろう?
でも、初心者には初心者の良さがある。それを自覚できたのは、強いことです。
- プライドがないから、なんでも聞ける。アホのふりできるのが武器
- 「分からない」が当たり前だから、優しくしてもらえる
- 吸収力の高さ。まっさらだからどんどん覚えられる
◆心に残る場面と気づき
日々の研修のなかで、ふと心が動いた瞬間や印象に残っているできごと。楽しかったことも、頑張れたことも、仲間と過ごした時間も、かけがえのない経験です。
印象に残ったこと・楽しかったこと
しんどいだけじゃないのがこの研修。仲間と笑った記憶や、小さな達成感が残っています。
- チーム作業が和気あいあいとしていて、毎日が楽しかった
- ディベートみたいな形になることが多くて、意見をぶつけ合うのが面白かった
- 恋愛トークが作業中に飛び交うこともあって、地味に面白い
- 平均すると週1〜2回は同期と飲みに行ってました。みんな意外とよくしゃべる
☆グループで協力して進める作業も
印象深かった取り組み
日々の課題だけでなく、研修ならではの取り組みも心に残っていました。
- 「三分間スピーチ」で同期の性格や趣味が見えたのが面白かった
- 出社後1時間の「コーディング道場」は、日々の積み重ねが力になった
- ウォーターフォール開発の流れを、手を動かしながら経験できたのが大きかった
- コーディングは順調だったけど、テストでつまずいた…その経験も学びです
◆前を向く力
どんなときに自分は頑張れるのか。何が支えになっていたのか。研修を走り切った今だからこそ、自分の“モチベーションの源”を見つめ直してみました。
モチベーションの源
- やる気が続いたのは、自分なりのモチベーションがあったから
- 週末の休みを楽しみに頑張った
- 日々「できること」が増えるのが嬉しかった
- 同期が楽しくて、毎日出社するのが苦じゃなかった
三か月の研修、ふりかえってみると、いろいろなことがありました。
むずかしいこともあったけど、それぞれがちゃんと向き合って、乗り越えて、少しずつ自信をつけていったようです。
最初は「やれるかな?」だった人たちが、今は「なんとかなる」「次もがんばれそう」って思えているのなら、教育担当としてもうれしいかぎりです。
この研修が、社会人としての土台づくりの助けになっていたらいいなと思っています。
次回は最終回「仲間と未来編──同期との関係、先輩とのつながり、そしてこれから」です。
ぜひご覧ください!