この投稿は「新人が本音で語る“ウチの会社”」シリーズ第1弾です。
これから社会人になる人に向けて、入社前の不安や準備について、新人たちの“本音”を紹介します。
新人が本音で語る“ウチの会社”
入社前編──不安だったこと、準備しておいてよかったこと (※この記事)
入社後編──新生活と社会人ギャップのリアル
新人研修編──大変だったこと、学んだこと、そして楽しかったこと
仲間と未来編──同期との関係、先輩とのつながり、そしてこれから
2025年4月に入社した新人たちは、三か月間の新人研修を終え、各配属先に分かれていきました。
研修の最後に振り返って、本音で聞かせてもらいました!
今回の記事は、新人たちが「入社前」に感じていたことをまとめました。
特に、プログラミング未経験でIT業界に飛び込んできたメンバーにとっては、「そもそもやっていけるのか?」という不安が強くあったようです。
それでも皆、それぞれのやり方で社会人になる準備を進め、入社の日を迎えてくれました。
◆社会人になることへの不安
入社前の一番の心配は、やはり「やっていけるのか?」ということ。
初心者ならではの率直な声が多く挙がっていました。
- もう学生に戻れないという現実に、メンタルがもつか不安だった
- 内定者研修課題が終わっておらず、知識面が足りないまま入社してしまうことが心配だった
- 入社前の課題が難しく、これがスタートなら本番はもっと大変そうだと感じた
☆緊張の中で迎えた入社式
◆入社前に取り組んでいたこと
不安を解消しようと、自分なりに準備していた人も多くいました。
最後の学生生活を思いきり楽しんだ人も少なくありません。
- 生活リズムを整えるため、朝起きて夜は日付が変わる前に寝る習慣をつけていた
- 卒業に集中するため、学業を最優先にしていた
- 学生最後の時間を後悔しないよう、旅行や遊びを楽しんだ
◆学生のうちにやってよかったこと/やっておけばよかったこと
いざ入社してみて、学生時代の経験が役立ったと感じたこと、逆に「もっとやっておけば」と思ったことは多かったようです。
やっておいてよかったこと
- 内定者研修に早めに取り組んでおいた
- 長期休暇を活用して旅行に行っておいた
- アイドル遠征など、趣味を存分に楽しんだ
やっておけばよかったこと
- 学割をフル活用して、もっと平日に遊べばよかった
- 海外旅行にチャレンジしておきたかった
- バイトをもっといろいろ経験してみたかった
- 友人との時間をもっと大切にしておけばよかった
- ブラインドタッチの練習をしておけばよかった
◆社会人になってみて感じたギャップ
社会人のイメージと、実際になってみたリアル。意外な“やっていける感”に驚いたという声が多く聞かれました。
- 「5日間働き続けるなんて無理」と思っていたけど、案外やれている
- 「大学生の方が大変かも」と思っていたが、大学がぬるかったと実感
- 社会人はつまらなそうだと思っていたが、意外と楽しく過ごせている
◆初めて会社を知ったときの印象
会社を初めて見たときの第一印象は、決してキラキラしたものばかりではなかったようです(笑)
- 会社名が独特で印象的だった
- 内装がちょっと古い?と思った
- いかにも“会社っぽい”ビルで緊張した
現在、研修会場のある二階は、リノベーション(2025年3月完成)で、ピカピカなおしゃれ空間に生まれ変わっています!
←【Before】去年までの研修エリア。ちょっと…というかだいぶ古くさかった…
【After】今年の研修エリア。フリーアドレスのイマドキ空間です →
◆就職活動中に惹かれたポイント
多くの新人が、「ここなら挑戦できそう」と思える何かに惹かれて入社を決めています。
給与や制度だけでなく、雰囲気や挑戦できる環境を評価する声も目立ちました。
- 成果主義で実力が反映される点(特に3年目以降の給与)
- 雰囲気が良く、社内制度が柔軟だった
- 未経験からでも組み込みに挑戦できる環境
- XRなど先端分野に関われるチャンス
- 奨学金返済や休暇制度など、サポート体制の充実
◆面接の印象
一次面接はオンラインで、穏やかな雰囲気の中、じっくり話を聞いてもらえたという声が多く聞かれました。
最終面接は対面ということもあって「圧」を感じる人も多かったようですが、話してみたら怖くなかった、というのは一致していました。
- 一次面接は穏やかで話しやすい雰囲気だった
- ニコニコ進めてもらえて話しやすかった
- 最終面接はラスボスの威圧感に怯んだが、実際に面接が始まったら話しやすかった
◆採用される人って、どんな人?
自分たちが入社してみて、「きっとこういう人が採用されやすいのでは?」と感じた特徴を挙げてもらいました。
- 真面目にコツコツ頑張れる人
- 学ぶ意欲や熱意がある人
- 明るく、ちゃんと自分の言葉で話せる人
◆内定者研修の実際
入社前に実施した内定者研修は、C言語を中心とした基礎課題と、毎週提出する週報がメインでした。
大変だったとは思いますが、入社後に「やっておいてよかった」という声が多く、教育担当としてはほっとしています。
- C言語の基本用語や演習問題に取り組み、毎週週報を提出
- 課題の前半は簡単だが、後半になると難易度が上がる
- 「とりあえずこなす」より「理解しながら進める」が大事
- 経験者でも油断してサボると入社後に苦労する
- 卒業に向けて多忙な人もいたが、最低限の連絡は必要
- 学業が最優先。ただし余裕があれば、内定者研修にもできるだけ向き合った方がいい
◆今だから言える、入社前の不安
ふりかえれば、あの頃は不安だらけ。でも今はもう笑い話に──そんなリアルな声です。
- 内定者研修あまりやってなかったので怒られないか不安だった
- 大学の単位がやばすぎて入社できないかと思っていた
- 初めての一人暮らしに不安があったけれど、今は楽しく暮らせている
いかがでしたか。
入社前は不安ばかりだったのが、三か月の研修を経て、(初心者でも)なんとかなった、これからもなんとかなりそう、ってなっているようです。
内定者研修についても、いろいろな声がありました。
実際、めんどうとは思いますが、教育担当としては、「やってよかった」と思ってもらえるようにがんばっています。
「入社後編──新生活と社会人ギャップのリアル」に続きます。ぜひご覧ください!