「ニューズウィーク日本版」SDGsアワード2025にて社会部門賞を受賞するなど、急成長を続ける よぶぞー事業部。その裏側には、徹底した現場主義と「やったもん勝ち」という会社のバリューを体現した文化がありました。事業部長の坂本が語る、具体的な組織体制や日々の業務、そして求める人物像についてインタビューしました。
Profile
坂本(Sakamoto)
よぶぞー事業部 事業部長
1992年にSEとしてキャリアをスタート。大手SIerや大手プラットフォーム事業者を経て、2022年5月にIT FORCE入社。現在は、よぶぞー事業部の責任者として、プロダクトマネジメントから組織・事業運営までを一手に担う。
「ファブレス」な体制が生む、圧倒的なスピード感
ーーよぶぞー事業部はどのようなチーム構成なのでしょうか。
特徴的なのは、ある種の「ファブレス」な体制を構築している点です。少数のコアメンバーで意思決定を行い、実務を動かしています。開発は大連にある100%子会社のエンジニア5名が担当。その他、コールセンターやインフラ運用、広告運用などは外部パートナーと連携しています。
ーー開発チームとの連携はどうされていますか?
SlackやBacklog(バックログ)を使い、常に密なコミュニケーションを取っています。現場のサポートから上がってきた改善要望は、即座にチケット化し、次のリリースでどこに入れ込めるかを判断します。現場の声をプロダクトへ反映させるサイクルの速さは、大企業ではなかなか実現できない、我々の大きな強みです。
営業の9割は「カスタマーサクセス」。信頼を積み上げる泥臭い仕事
ーー現場のスタッフ(営業)の方は、どのような業務をされているのですか?
私たちの営業は、いわゆる「売っておしまい」の新規開拓ではありません。業務の9割以上が「カスタマーサクセス」に振り切っています。新規契約においても無理に契約を迫るのではなく、サービスを納得して導入していただき、その後の利用をしっかりサポートすることに重きを置いています。
ーーサポートは、具体的にどのようなタイミングで行っていますか?
問い合わせを待つだけでなく、こちらから動くことが多いですね。サービスの利用状況を常にモニタリングし、「使い方が少しおかしいな」「トラブルになりそうだな」という兆候があれば、こちらからお電話をして事前に解消します。
ーー非常に手厚いですね。他社と比較した際の強みもそこにあるのでしょうか。
そう思います。システム自体は今の時代、AIなどを使えばすぐに作れてしまうかもしれません。しかし、実際に提携して動いてくださるドライバーさんとの「信頼関係」を築くことは、一朝一夕にはいきません。4年間かけて、お一人おひとりと泥臭く構築してきた関係性こそが、他社が簡単に真似できない我々の財産と考えています。
失敗を恐れず、即座に改善する「やったもん勝ち」の文化
ーーチームの1日の仕事の流れを教えてください。
出社後、自分の作業を整理して10時半から全員で「デイリー・スタンドアップ(朝会)」を行います。前日の振り返りと本日やるべきタスクを整理し、11時から一気に業務を開始しています。
ーーよぶぞー事業部を象徴するキーワードなどはありますか。
当社のバリューの一つである「やったもん勝ち」です。代表からは細かな指示はありません。事業部側で「今これが必要だ」と判断したことは、自分たちの責任でどんどん実行に移します。
例えば、過去に相場感がわからないまま実装した料金設定について、事業者様からご意見をいただいたことがありました。いただいたご意見はすぐに取り入れるべきと判断し、1週間後には新しい設定に改定しました。まずやってみて、フィードバックを糧にどんどんブラッシュアップしていく。この「やったもん勝ち」の精神がチームに根付いています。
※お客様の声をもとに、機能を随時改善・追加しています。
求める人物像:マニュアルを超えて考えられる方
ーー最後に、どのような方と一緒に働きたいか教えてください。
第一に「新しいことを楽しめる人」です。よぶぞーはアプリとはいえ、介護業界は人対人のサービスですから、マニュアル通りにいかないケースが山ほどあります。その時に「ここまではマニュアルにあるのでやりますが、ここからはできません」と線を引くのではなく、どうすれば解決できるかを自分で工夫して取り組める方に来ていただきたいですね。ちなみに、よぶぞーはマニュアルが完備しており、サポートとしてAIも導入しているので、その点はご安心ください(笑)
それを踏まえつつも、マニュアルだけでは対応できないところがあるという意味ですね。
ーー指示を待つのではなく、自ら考え、変化を面白がれることが大切ということですね。
現在はAIなども活用して、今までにないサービスを提案をしていける土台を作っている変革期でもあります。どんどん新しいことにチャレンジし、やった分だけ成長できる環境があると思います。私自身、よぶぞーを始めてから国内旅行業取扱責任者、AWSソリューションアーキテクチャーなどを取得したということもあり、事業と自身の成長が連動している実感があります。
また、仕事を通して、大企業とは異なるスピード感で、直接社会のインフラを創っているという実感を味わえるはずです。このフェーズならではの面白さを、ぜひ一緒に味わいましょう。
<参考リンク>
「ニューズウィーク日本版」SDGsアワード2025 社会部門賞を受賞した『よぶぞー』が、介護移動のインフラを目指す理由