石井食品|note
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石井食品の部門紹介シリーズ。今回は顧客サービス部南関東チームをご紹介します。
石井食品の顧客サービス部は国内5つの営業所があり、北関東チーム(埼玉県)、南関東チーム(千葉県船橋本社)、名古屋営業所、大阪営業所、九州・中四国チーム(福岡県)に点在しています。
「顧客サービス部」という部署名に「何をしている部署?」と思った方がいらっしゃるかと思いますが、こちらはいわゆる「営業部」にあたります。石井食品が「顧客サービス部」と名乗る理由は「商品価値を創造し、パートナー企業およびお客さまへ提案すること」を営業活動の中心に位置づけており「目標数値だけを追いかけるお客さま不在の営業活動」を志向していないためです。
※注釈:石井食品にとって「お客さま」とは当社の商品やサービスを購入していただく方を指します。
石井食品には「願い」や「想い」から名付けられる部署名がこの他にもありますので今後の部門紹介記事でお話できたらと思います。
今回は南関東チームからマネージャーの中村さんと、キャリア(中途)入社の恒屋さんにご協力いただき、南関東チームのお仕事、活動について深堀りして聞いてみました。
(お写真:左手が恒屋さん、右手が中村さん)
(発話者:)
菊池:本日はお時間いただきありがとうございます。いつも笑い声がたくさん聞こえ、メンバー間の対話が盛んな印象の南関東チーム。その魅力をしっかりお伝えさせてください。
中村:よろしくお願いします!改めまして南関東チームの中村です。石井食品には1996年に入社しました。
恒屋:同じく南関東チームの恒屋です。石井食品には2023年1月に入社しました。今日はよろしくお願いします。
菊池:今回インタビューを相談した際に初めて知ったことなのですが、南関東チームでは月に1回対面で全体ミーティングをしているとのこと。総勢14名のメンバーが一同に集まるのは結構大変なことだと思いますが、昔からこの文化があるのでしょうか?
中村さん:そうですね。コロナ禍においては、リアルミーティングができない時期もありましたが、コロナが落ち着いてからは復活し月1回のリアルミーティングが復活しました。リモート会議では、活発な意見交換や悩みの解消などが不足するので、みんなと顔を合わせ集まる場は重要と考えています。
菊池:リアルで会う大切さ、私も日々の業務で痛感しています。
菊池:続けて、月例ミーティングのアジェンダについて教えてください。
中村:「今月の進捗」と「活動共有」を、全体→エリア→個人の順で話していき、相互にフィードバック、意見交換をします。過去の活動を整理したあとは未来の話として向こう3か月の計画について共有を行い、また各企画イベントに関する情報共有をしています。
チームが集まる会議場はこのほかに週に1度、1時間ほどオンラインで週の進捗と情報交換を行う場がありますが、この月例ミーティングではしっかり半日の時間をとってメンバー全員とじっくり話すことを大切にしています。
菊池:今回見学した月例ミーティングでとても印象的だったのは、マネージャーの中村さんが沢山お話されていたこと。なんとなく「営業会議」は部下がたくさん話し、報告して、マネージャーがフィードバックする形式のイメージがあったのですが、中村さんは各チーム、メンバー個々人の取組みや進捗状況をミーティング前にしっかり掴み、中村さんの言葉でチーム全体に共有している点が印象的でした。また、労いの言葉をメンバーの目を見てしっかり伝えているのも素敵だと感じました。
中村:ありがとうございます。「営業」と聞くとメンバー同士で競い合うイメージがあるかもしれませんが、イシイの営業は「チームで成果をあげていく」ことを重視しています。そのためマネージャーの役割としてメンバー全員の考えと活動を正しく理解したいと思い、日々会話の時間を増やそうとしています。
菊池:同じフロアで勤務している私ですが、中村さんと南関東メンバーの会話は本当によく耳にします。とある南関東メンバーの方と以前給湯室で雑談していた際に「中村さんは本当に自分たちのために時間を作ってくれる、気にかけてくれる人」と仰っていたのも印象的でした。
菊池:どんどんと仕事の話に踏み込みたいと思いますが、石井食品の「営業」にはどのような特徴がありますか?
中村:石井食品の目標として「日本一、生産者と地域に貢献する食品会社になる」とあるように、大量生産し、多く販売するという事ではなく、安心安全なものづくりを基本に、小さなお子さまから大人まで喜んで頂けるよう価値の訴求を行っています。また、地域貢献に関わる商品づくりも営業が担っておりますので、やりがいはすごくあります。
菊池:恒屋さんはいかがでしょうか?
恒屋:私は中途入社で石井食品に入社しましたが前職と比較して、「数字に固執しすぎないアットホームな職場」というのが第一印象でした。
業務としてはスーパーなどの販売店本部に伺い商談することも重要な活動ですが、実際に食べていただいているお客さまに最も近い販売店へ訪問し様々な話を聞いたり、売場のメンテナンスをしたり、時には店舗独自企画の商談をしたりなど販売店さまにもお客さまにも近い会社だと感じています。
菊池:石井食品の商材は何といっても「ミートボール」や「チキンハンバーグ」。これらを前面に押し出す営業というイメージなのですが・・・この印象は合ってる or 間違っている、いかがでしょうか?
中村:そうですね。やはり商談の際には「ミートボールのイシイさんだよね」「子供のころよく食べたよ」といったお声をいただくことが多いので、前面に押し出すというのもあるかもしれません。ただ現在は2030年に向けて「農と食卓をつなぎ 子育てを応援する企業に」という中期経営計画を掲げていますので、ミートボールやチキンハンバーグだけでなく、生産者さまや子育てに悩むお客さまのお声を聞きながら広く商品を提案していきたいと思っています。
恒屋:私も転職するまでは「石井食品=ミートボール」という印象が強かったです。ただ実際に入社して勉強していくと、常温の商品や冷凍の商品など幅広いラインナップがあり、全てにお客さまの課題を解決する想いが詰まっていることを知りました。商談のきっかけはミートボールやチキンハンバーグかもしれませんが、それだけを前面に押し出すのではなく、広い視野で得意先さま・お客さまの課題を解決できる営業になっていきたいと思っています。
菊池:私も入社してから「こんなものも作ってるの?また新しい商品が出るの?」と驚きの連続です。「生産者の想いがつまった」「アレルギー持ちの方の声から生まれた」「被災地の方の声から生まれた」商品を製造する石井食品は本当に生産者、喫食者目線で「おいしさ」を追求している会社だと思います。
菊池:改めて顧客サービス部の仕事内容についても教えてください。どういったチーム編成で動いていますでしょうか?
中村:仕事内容は主に、
・既存得意先への提案営業
・商品の販売企画
・地元企業や生産者との連携
・商品の店頭販売、売り場づくり
といったところでしょうか。前述のとおり地域貢献に関わる商品づくりも行えるので仕事の幅は広いと思います。チーム編成ですが、南関東チームは千葉・東京・神奈川・静岡の4エリアが担当となっています。そのためそれぞれにリーダーを選出し、4チームで活動しています。
菊池:コロナ禍を経て様々なイベントに参加していることも多いと思いますが、イベント参加をしてみて、来場者の反応はいかがですか?
恒屋:やはり「ミートボール子供の頃食べてた!」というお客さまと会うことがとても多いですね。私自身もよくお弁当に入っていましたし、子どもにも食べさせていますので、イベントに来場してくださったお客さまと「半分お弁当に入れて半分は朝ごはんに使いますよね」「余ったソースはどうしていますか」などあるあるトークをしています(笑)。その際に「この商品にはお世話になったよ」と言っていただけるととても嬉しくなります。
菊池:中村さん、長きにわたって石井食品でご活躍されてきたと存じますが、これまでのご経験で最も印象に残っているエピソードを教えていただけますでしょうか?
中村:15年位前ですが、近隣住民の方を八千代工場に招待し、従業員みんなで対応した工場見学です。沢山のご家族が参加してくれたんですが、みんな「出来立てミートボールってすごく美味しい」と言ってくれたんです。その笑顔はいまでも忘れられないですね、すごく感動しました!
菊池:素敵なエピソードですね。私は採用活動していて多くの方が「昔、工場見学に行きました」と話してくださるのですが、それだけ工場見学は思い出に残る、印象的なイベントなのだなと感じています。
菊池:チームの雰囲気についても教えてください。ここは恒屋さんに伺います。ずばり南関東チームを一言で表すとどういったチームでしょうか?
恒屋:「ファミリー」ですね。なれ合いではなく「良いことは良い、悪いことは悪い」と遠慮なく皆が言える。声の掛け合いがあり、助け合うことができる環境です。
菊池:素敵な「ワンチーム」ですね。続けて仕事の面白さ、やりがいを教えていただけますか?
恒屋:顧客サービス部なので、自社の商品を取引先さまに提案し採用いただく→実際に売り場に商品が並んでお客さまに購入していただく、という流れが原則となります。その中で「どうしたらお客さまに喜んでいただけるだろうか」「取引先さまに採用いただけるだろうか」を考え抜いた提案が通り、売り場に商品が並んでお客さまが購入している姿を見たときにとてもやりがいを感じます。
菊池:反対に苦労することも教えていただけますか。
恒屋:嬉しいことに「イシイのミートボール」を採用いただいている取引先さまは多いのですが、その分売上を上げるためには新規採用ではなく「どうお客さまの食卓にミートボールが並ぶ頻度を増やすことができるか」を考える必要があり、この分析には時間がかかってしまうことが面白い反面苦労していることです。
菊池:お客さまの食卓のことまで考えて提案、企画する。とても素敵なお仕事だなと感じます。
菊池:石井食品、または顧客サービス部にはどんな人が合うと思いますか?
中村:石井食品の顧客サービス部は「チームで成果を上げていく」ことを重視しているので「協調性がある方」は営業経験のない方でも大歓迎です。
恒屋:良くも悪くも数字に縛られることが少ないので、「自主的に行動できる方」に向いていると思います。
菊池:ありがとうございます。世間一般にみる「数値を追い求める人」に適性がありそうな営業求人とは少し違う要件のように感じます。これもまた一つ石井食品の魅力の一つと感じます、今後の採用活動の参考とさせていただきますね。
菊池:お二人のおススメの商品とその理由を教えてください。
中村:地域の素材を使用したハンバーグシリーズですね。なかでも「神奈川三浦のキャベツハンバーグ」です。開発に携わった事も大きいですが、地域の方に喜ばれ、お客さまにも喜ばれている商品ですし、自分自身でもすごく美味しいと思います。
恒屋:私は「お子さまミートボールカレー」という常温のミートボール入りレトルトカレーがおすすめです。子ども向けの商品なので子どもに食べさせることが多いのですが、子どもも私も夢中になるおいしいカレーです。小さく刻んだ野菜がたっぷりはいっているのも嬉しいですね。
菊池:お二人のプライベートにも少し触れさせてください。中村さんは釣りがお好きと普段フロアでの談笑から勝手に盗み聞きしていたのですが笑、これは正しいでしょうか?
中村:アウトドア全般好きです。なかでも「釣り」「キャンプ」「登山」などは家族や社員と行く事は多いですね。私は、参加していませんが他に「マラソン」や「野球」など色々同好会があります。
菊池:恒屋さんはどうですか?趣味など、休日の過ごし方について教えてください。
恒屋:私は家族で過ごす時間が好きなので休日はよく家族ででかけています。元々料理を作ることが好きなので、休日には手作り弁当を持参して公園などに出かけたりしています。もちろんミートボールは必須です(笑)
菊池:お二人ともアクティブですね。インドア派の自分は(笑)、見習おうと思います!
菊池:石井食品は第4創業期と謳い「地域と旬」の活動に積極的に取組んでいますが、これに対する南関東チームの目標は何でしょうか?
中村:地域食材を使用した商品を開発販売をしておりますが、地域の方が「石井食品と取り組んで良かった」と言ってくれたり、地域貢献に一役買うことが出来れば良いと考えております。
菊池:同じフロアにいて、地域の名前が日々たくさん聞こえてくるのは、本当に皆さんが地域貢献を追求されていることの表れだと感じています。読者の皆様、石井食品の地域と旬に関する活動や想いはnoteに記事がありますので、ぜひそちらもあわせてお読みいただければと思います。
菊池:最後に、お二人から今後石井食品で実現したいこと、目標、夢を教えてください!
中村:目標としては「子供に胸をはれる仕事にする」ですね。手前みそですが、私の子供も「サッカー選手」か「パパの会社で働きたい」と言ってくれています。(笑)いつまでもそう思ってくれるように仕事もプライベートも充実させていきたいです。
恒屋:いまの40代以上の方は子どものころ「イシイのおべんとクンミートボール」CMを見ているので一定の商品認知をしていただいていると思っています。しかし30代以下になると一気にイシイのミートボールを知らない層が増えてしまうので、これから親になる世代にしっかりとイシイのミートボールを始め、子育てを応援できる商品をお伝えしていくことが私の目標です。
菊池:お二人とも素敵なお話をありがとうございました。普段聞けないお二人の仕事観や人生観を伺うことができて本当に良い機会になりました。南関東チームとお二人の魅力が十分に伝わる記事になったと思います。
いかがでしたか。
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