ISTのラボとは何か?
ー本日は、情報戦略テクノロジー(以下「IST」)のラボ開発部部長のH.Tさんにお越しいただいています!よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします!
ー今日は「ラボ開発部」という部署の部長さんということで、そもそもラボとは何かを教えていただきたいです!
そうですね、以前の話から少しさせていただくと、ISTのビジネスはもともとお客様先に常駐してお客様の業務をサポートする形が主流でした。お客様の課題を解決するためには現場に近い方が効率的だったからです。
しかし、実際に現場で業務を進める中でいくつかの課題が浮き彫りになりました。例えば、プロジェクトマネージャー(以下「PM」)が先に入って要件定義を行い、その後にチームを集めてプロジェクトを始める流れでは、寄せ集めのチームが多くなりがちでした。こうしたチームでは、能力や人柄を十分に把握しきれないままプロジェクトが進行し、プロジェクト終了後は解散してしまうのです。せっかく築いたチームワークや信頼関係が解散と共に失われるのは非常にもったいないと感じました。
そこで「先にチームを作り、案件を持ち込む方がベストパフォーマンスを発揮できるのではないか」という発想からラボが生まれました。
(左:インタビュアー 右:H.Tさん)
ーなるほど!そのような背景でラボが誕生したのですね。
はい、実際にはたまたま偶然に近い形で始まりましたが、結果的にこのスタイルが定着していきました。
チーム編成と規模について
ーちなみに、ラボのチームはどのくらいの人数で構成されているのでしょうか?
ラボではアジャイルやスクラム開発を採用しているため、基本的には5~8人程度が最適な規模と考えています。一番小さいチームで3人、大きいチームでも8人程度が上限です。
ーありがとうございます。ラボができたのはいつ頃ですか?
私が2016年に入社して2年後、2018年に初めてラボが誕生しました。その当時、お客様の現場が人員不足になり、大規模な案件を持ち帰ったのがきっかけです。それ以降、2020年には「ラボ開発室」として認知され、2024年2月には正式に「ラボ開発部」として生まれました。
ラボの現状と規模の拡大
ー現在、ラボにはどのくらいのメンバーがいるのでしょうか?
現在、ラボ開発部の社員は27名、そのほかラボ開発部以外のメンバーが23名ほど加わっており、全体で約50名が在籍しています。また、ビジネスパートナー(BP)さんを含めると約110名がラボの案件に携わっています。
ー思っていたより大規模でした!案件の数はどのくらいですか?
案件数は初出しですね!今ちゃんと調べます(笑)
ただ、去年(2023年)までは実はお客さんの数で言うと4社くらいだったんです。その中で1社から4,5個くらいの案件をもらっていたので20…多くて30案件だったんですね。
今年ですね、劇的に大きく伸びており、結論から言うとお客様の数は約40社、案件数は約60件に達しています。少人数のチームが複数の案件を掛け持ちするケースもあり、非常に活発にプロジェクトが進行しています。たくさん種まきをした1年というところですね。
ラボの今後
ーすごいですね!ラボの今後の展望も教えていただきたいです!
2026年2月までにラボ開発部の社員を60名規模に拡大し、全体では200名レベルにしたいです。また、IST全体のビジネスを多軸化し、どちらか一方に依存しない体制を目指しています。
ーかなりラボについて分かってきました!次回はラボでのキャリアについてお伺いできればと思います。本日はありがとうございました!
こちらこそありがとうございました!次回もお願いいたします!