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【メンバーの成長が一番大事】チームを率いてMVPを受賞したエンジニア/社員インタビュー

インティメート・マージャーでは半期に一度、チャレンジングな目標に対して結果を出した人、会社に貢献した人を表彰する制度があります。

今回は、直近の半期で見事「MVP賞」を受賞した社員にインタビュー。インティメート・マージャーに入社した思いや今後の目標などをざっくばらんに聞いちゃいました!

受賞者ってこんな人!

■プロフィール

氏名:渡邊(わたなべ)さん

所属:開発本部

入社年月:2019年10月 中途入社

まずは自己紹介からお願いします!

出身は神奈川県で、趣味はゲーム・相撲観戦です。

趣味に関しては2つとも昔から好きだったのですが、相撲観戦は大人になり、お金を使えるようになってから初めて現地に行き、さらに好きになりました。今の推しは若元春さんです。笑

ゲームは格闘系のゲームが好きで、よくプレイしています。

当社に入社をした理由・経緯を教えてください! 入社前はどのような仕事をしていましたか?

前職はGREEという会社で、ゲームプラットフォームのサーバーサイドエンジニアとして働いていました。例えばサービスの認証情報を ゲームに伝える部分であったり、どうすればユーザーがアイテム目的で色々なゲームをプレイしてくれるというようなところの施策の考案だったり。そのような会社のサービスをより広いユーザーへ利用してもらえるように、様々な施策の実装をする部分を担っていました。

インティメート・マージャーへの入社は、大量のデータを扱う基盤の構築や運用に興味があったことと、クラウド周りをより触っていきたいという思いがあったことが決め手でした。前職では社内にいくつか個別でチームが存在しており、データチームが専門チームとしてあったんです。そのデータチームが作成した基盤を使い、会社で共通のログを扱うチームがサービスのログを閲覧したり、検索や分析を行ったりしていて。実際に仕事内でもクラウド周辺の業務等は結構使い始めていたり、自分自身でも触れる範囲では色々見たりしていたのですが、その際にデータの基盤を作成することや、そのデータをどういった風に貯めていくといったことに関連する技術等に、どことなく「なんかこれすごいな」という面白さを感じていたんです。

特に並列処理のような、膨大なデータを扱うための様々な処理を高速で行う技術に惹かれて。実際にデータを扱って仕事をしたことによって「データって意外と強力なものだな」と思い、更に興味が湧いてきました。ウェブアプリケーション開発のような分野はずっと仕事で行っていたため、エンジニアとしてもウェブのことだけではなくクラウドやデータの基盤周りのニーズ等を知っていると、より幅が広がり、経験としても良いのかなと思って。

勿論実際入社するまでは、データに関する知識をそこまで持っていたわけではなく、データを扱う基盤となる技術の「言葉は知っているかな」ぐらいではあったのですが、前職の仕事のおかげである程度の基盤は出来ていたため、入社してから更に専門的な知識をキャッチアップすることで徐々に身につけていきました。

入社をしてから現在まで、どのようなお仕事をされていますか?

実際に入社してからは、IM-DMP(自社で開発しているデータマネジメントプラットフォーム)に関する機能の開発・運用を始め、データ移行など開発本部として必要な業務は何でも担当しています。入社して2.3年が経った頃に新卒一期生のメンバーが入社したこともあり、そこから徐々にリーダー・マネージャーのポジションを務めるようになり今に至ります。

入社した当時、自主的に初めて受けた仕事はなかなかの大仕事でした。開発本部で行っていたあるデータ移行の業務がちょうど終わりそうなタイミングで引き受けたのですが、このような移行系の業務は結構タイトに期限が決まっており、量も膨大で、決まった期間内に終わらないと契約を延長しなければならず、その分コストが無駄にかかってしまうんです。そのため残りの期間の中でもなるべく前倒しで作成し、作ったら出すの繰り返しだったのですが、様々な想定外の問題が発覚し結局ギリギリになってなんとか完了させた感じです。それがだいたい入社して半年頃のことですね。

そのプロジェクトが無事終わってからは、同じように移行に携わる業務を開発メインで行っています。中でも特に、使用しているサービスのバージョンアップに関わる業務などはデータ量がとても多く、万が一1時間でも遅れてしまうと大きな差分が生まれてしまったり、巻き戻りみたいなことが起こってしまうので、サービスを止めないように作業を行うことがとても難しく、気を遣いますね。

改めて、今回のMVP賞の受賞、おめでとうございます!✨受賞された時はどのようなお気持ちでしたか?

ありがとうございます。今回賞をいただいたきっかけとなったプロジェクトは、私だけでなく開発本部のチームメンバー総動員で成功させたものでもあり、全員で受賞できなかったことに関して少し申し訳なく感じていたのですが、基本的にはこのような賞をいただけて率直に嬉しい気持ちです。このプロジェクトは1年前ぐらいからずっと長い時間をかけて作ってきたものだったこともあり、かつ期限的にも、障害や運用上の不具合も起きずに遂行できたので、そこを含めて評価いただいたことはとても嬉しかったです。

今回のMVP授賞の理由でもあるプロジェクトについて、より詳しく教えてください!

今回のプロジェクトの内容は、今ある各システムやデータベース、及びそれに付随するデータ処理基盤を、コスト最適化のため別々の場所から1つのデータベースサーバーへ移行するというものでした。移行対象のデータベースは、データ量もトランザクション数もかなり多く、かつほとんどのシステムが関わるものであったので、システムを無停止かつデータの巻き戻りがない状態で移行すること自体が大変でした。各システムを十分にテストできるように各データベースサーバーでデータ処理基盤を並行稼働させなければならず、当初はコスト面やデータフローの多様さから難しいかと考えていたのですが、コスト面について早い段階でOKをもらえたことで調査・検討が進んで実施することができたので、多くのエラーを検知でき、パフォーマンス面のチューニングも十分に行うことができました。

今回授賞理由として「チームをよくまとめてくれていた」とのお話がありましたが、どのようにメンバーの方に仕事を任せましたか?

✨上長からの表彰理由コメント✨

・難易度高い重要なことを、事故なくみんなを引っ張ってやり切った
・リーダーとして人を育てることと、プロダクトの品質を担保すること、期限を守るところバランスをとってやり切ってくれた
・このプロジェクトだけではなく、普段の業務を疎かにせずに、自分のできること、やるべきことを広げていきながら対応していた
・ここ数年くらいの組織規模に必要とされる動き方をしてくれていた
・プロジェクトのマネジメントだけにならず、任せられるところは任せて、メンバーの成長の機会をきちんと作っていた
・クオリティを担保するために、自分で面倒なところを巻き取る力を発揮してくれた
・リリースだけでなく、その先の運用をみすえて動けていた

今回の表彰理由として、ありがたいことにマネージャーとしての動きに対するお褒めの言葉があったのですが、私のチームは新卒2人のメンバーなので、どちらかというとメンターっていうぐらいの感じではあるのですが・・・仕事の面でいうと、メンバーへの期待値は高く、結構大変なところを任せつつも、なるべくサポートしながら、エンジニアとしていい経験ができるように、ということは意識していました。リーダーとしてチームの様子を見ながらサポートをしていたのですが、今回のプロジェクトでは本当にメンバーがすごくいい仕事をしてくれて、期限内にもきちんと終わりましたし、エラー等にも随時対処してくれたので、自分が期待する以上のことをやってくれて、すごく助かりました。

この仕事の特性上でもあるのですが、今回は事前に要件や必要なこと、やらなければいけないことを明確に検討期間を設けて決められたので、チームメンバーに迷わずやってもらえたのはよかったポイントかなと思います。また、自分自身も今までエンジニアとして長く経験を積んできたということもあり、知識として教えられることも多かったため、それをメンバーが動きやすいようにロジカルに上手く説明して伝えていくことを意識していました。

あとは何かを指示する際にも、こうしろ、というよりはなるべく論理的にメリットを伝えて、本人がちゃんと納得してもらえるかなというようなことは常に考えながらするようにしていますね。今の段階では、メンバーが成長することが一番だと思っているので、なるべく成長できるような仕事を渡せるようにしたり、仕事を任せる際や修正をお願いする場合はなるべく意図やそれをする意義を伝えられるようにしています。

入社から現在まで、IMに入社後自分が成長した・できるようになったと思うことについて教えてください。

データエンジニアとしての業務を経験できたことは、インティメート・マージャーならではなのかなと思います。エンジニアが少人数なこともあり、フロントエンドからクラウドの設計、情報システムの仕事まで幅広い業務を担当させてもらい経験を積んだことによって、自分の領域がより広がったと思っています。

やはりインティメート・マージャーでは、1人1人に対して任せてもらえる領域がすごく広いんですよね。私も入社当時はそこまでやるとは思っていなかったようなことも任せてもらったりしていて。情報システムの仕事やコーポレートサイトの運用なども行っているのですが、本当に技術的なところは全部対応するんだなと驚きました。でも実際にやってみると、それはそれで楽しいというか、会社のためになるのであれば是非やりたいという思いもありますし、自分自身としても未だやったことのないことに挑戦できるのは、とてもいい経験が出来ているなと思います。

そんな渡邊さんがもし、これから一緒に働くならこういう人と働きたい!と思う人の特徴を教えてください。

やはりどんな仕事でもポジティブに取り組める人ですかね。インティメート・マージャーの開発本部は本当に色々な仕事があるので、それを成長の機会と捉えて何でも進んで取り組んだり、どうしたら効率的になるかを考えられるような人だと仕事も渡しやすいですし、自分も意識したいことだと思います。

それは今インティメート・マージャーにいる社員の方がそういう人が多いというのもありますし、自分の上司にあたる方も、前向きにすごく色々な仕事をこなす方なので、特にそう思います。また、「どうしたら効率的になるかを考えられるような人」というのは、会社の理念として全体でも意識していることなので、そのような文化によりなっていくといいのかなとも感じています。仕事はやはり、やらざるを得ないという面もありつつ、でもどうせやらなければいけないのであれば楽しく、前向きにできる方のほうがいいですよね。

これからチャレンジしたいこと・今チャレンジしていることがあれば教えてください!

会社としてこれから人数が増えていくとなると、やはり考えるべきことも徐々に増えていくかなと思っていて。今までは、新しい人とそれ以外のベテラン・慣れてきた人みたいな大雑把なくくりではありましたが、これが人数が増えて組織が大きくなってくると、必然的に新たなシステムや体制が必要になってきますよね。例えばチームごとに適切な権限を与えるようなアクセス管理の問題であったりとか。なので今すぐに行うわけではないですが、そういった先のニーズを見据えた仕込み・組織を大きくするための体制づくりなんかはトライしていきたいなと考えています。新たなサービスを作るにしても、それをどう作り、どこに設置してどのような権限を付けるといったような意図をしっかり定めたうえで、新しい方針を改めて設定していきたいなと思っています。

また、自分自身の業務のポジションとしては、サーバー側が多いのですぐに表に出て目に見えるようなものではないのですが、今回の賞の受賞の際、上司から「インティメート・マージャーで、もっと影響範囲を広げてもらい、エンジニア人生における代表作を共に作りたい」と仰っていただいたので、私もこの会社でいつか自身のエンジニア人生における代表作を作ってみたいですね。


渡邊さん、ありがとうございました!!

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