こんにちは、最近花粉に昼夜悩まされています、インターワークス 採用担当の松尾です!
さて「IW内定者 就職活動記」、第四弾は「濱田 直樹さん」です。
大学2年生のとき焦りから早めに就職について考え始めた彼が行きついた価値観とは?そして法律を全力で学んだ彼がなぜインターワークスを選んだのか、語ってもらいました。
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こんにちは、関西大学法学部法学政治学科、2020年新卒内定者の濱田直樹です。大学では留学生に京都や奈良などの古都を案内し日本の文化を一緒に体験するというサークルに入り、様々な文化的な背景を持つ人と触れ合ってきました。
また、2回生から入っているゼミでは刑法を主に学びました。当初は業界でも著名な教授の下で学べるということがきっかけでしたが、選択時に「刑法は『最終的に有罪・懲役何年』に終止するだけではなく、哲学的観点にも話が及ぶ。『人間としてどうあるべきか』を考えないと判決を出せない」といった考えを教授から聞き、非常に奥深い世界であると感じたことを今でも覚えています。このゼミの選択が後に自身の価値観を大きく形付ける経験につながりました。
「人によって正解は違う、正解は一つとは限らない」私の価値観が形成されたきっかけ
学生時代一番のめり込んだのは、ゼミ(刑法を選択)での活動でした。私は刑法を学ぶ以前、「法律なのだから法律上の正解は一つであり、正解を見つけ続けることが大事なのだ」と思っていました。しかしながら刑法を学び続けると「法学者と判決を出す判事の立場や価値観が違うことにより、判決の見方も異なったものになる」つまり、人それぞれの価値観や倫理によって違う結論に達することがある、と気づいたのです。その考えに大きく納得感が持てたのは「カルネアデスの坂」を題材にした議論でした。
※カルネアデスの坂:海に投げ出された二人の前に一人がつかまり浮いていられる板がある時、自分が生き残る為に一人を犠牲にした人を罪に問うても良いのかという問題
この議論をする中で前述したとおり「法においても、また現実世界においても人それぞれ価値観があって当たり前、立場や状況が違うことによって正解や見方は変わってくる。だから人の考えを頭から否定するのではなく、相手の立場に経って俯瞰してみることが必要」という事に気づき、この気付きが私の価値観を大きく形作っていきました。
就活パニックに陥った私が立ち返ったのも、「正解は一つではない」という考え方だった
大学2年生になり、人よりも早く就活を意識し始めた私は、今思うと焦りから少し「就活パニック」のような状態になっていました。普通に皆と同じように就活をするだけでは不安で、とりあえず専攻している「法律」の中でも手の届きやすい「行政書士」の資格を取ろうと勉強をはじめました。
もともと民間企業への就職を希望していたのですが、資格の勉強を進めるほど、その業務内容に興味関心が持てなくなり、また、希望していた「民間企業」ではこの資格を活かせる場所がさほど多くはないことにも気づき、一般的な就職活動にシフトをしていきました。
とはいえ、悶々とした状態は続いていたのですが、その中で出会ったのが人材業界です。「正解は一つではない、人それぞれ正解が違って当たり前」私がゼミで学んだ価値観は「働く」ことにおいても同様のことが言えると感じました。また、終身雇用や年功序列が減りつつある今、人の一生でも大きな転機となる転職や就職において多くの人の力になれるということも人材業界に魅力を感じた理由の一つです。
紆余曲折有りながらも就活を進める中で、一番はじめに内定を獲得したのがインターワークスでした。
入社を決めた理由は、選考中に対応をしてくれた社員の和気あいあいとした様子や、一つ一つの選考で丁寧に対応してくれた様子、質問にもざっくばらんに答えてくれた誠実さを感じ、最も入社後のイメージを描くことができたからです。内定をいただいたあとも面談や懇談会で同僚となる内定者と話すことができたことで社会人として働くことの不安を払拭できたと思います。私のように新社会人になる不安を抱く人が多い中で、内定者に丁寧に対応してくれたことでインターワークスへ入社を決めて良かったと思いました。
「正解は一つではない」だから、焦らず就職活動に向き合ってほしい
働き方改革が進み、終身雇用が約束されない社会において転職や中途採用が当たり前の世の中になってきています。そのような世の中になったからこそ、「正解は一つではない」という価値観のもと、仕事を通じて多くの会社や人の様々な価値観を尊重しながら変化の激しい世界でのビジネスの役に立つことが私の目標です。そのために仕事を通じて、日々新しいことを学んでいきたいです。
いま、就活をしているみなさんには「焦らないで就職活動に向き合って」ということを伝えたいです。就職活動はみなさんにとって初めての経験ですから、不安になったり、ときには私のように「パニック」のような状態になることもあるかもしれません。そんなときは「正解は一つじゃない」という言葉を思い出してみてください。就職活動は人によって「正解探し」になりがちかもしれませんが、人によってその正解は異なります。焦らずじっくりと自分の将来を見据えて就職活動に向き合ってほしいと思います。