「マーケティングってめっちゃ重要じゃん。」地方創生のクラウドファンディングからコンテンツマーケティングへ 石垣実可子の挑戦【社員インタビューVol.1】
メンバーの過去から現在までを探っていく特集企画。
第1回目は、中途入社し、現在は顧客満足度の向上の観点からプロダクト・マネジメント部で
カスタマーサポートを務める石垣実可子が登場します。
様々なキャリアを経験したのちイノーバに参画した彼女は、なぜイノーバを選び、どういった迷いがあったのか。
胸の内を明かしてくれました。
「石垣さんはイノーバに入るまで3社経験をしていたと伺っています。イノーバに興味を持つまでの経緯を教えてください。」
1社目は、地方でコールセンターを運営している企業でした。
コールセンターをつくることで地方にも雇用を創出しようという理念に共感して。
私自身も、秋田で働いてました。あ、生まれも育ちも東京なんですけどね。
そこで私は1年間住んでみて「秋田ってすごく面白いな」って感じたんです。
東京にない文化が根付いていたり、県民性の違いとか。面白いところがたくさんあって。
でも、地元の秋田のひとたちは秋田にいることに対して否定的で。
「東京がいい」「ここには、仕事もないし、人もどんどん減ってる。」って。
東京育ちで秋田の良さを知った側としては、結構ショックだったんです。
それで、地元を愛するとか、地方で生きるってことをもっとみんながポジティブに思っていくといいなと思って。あと、3000人以上の大きい会社だったので、自分で変えられることが少なくて。
大きい会社は、自分がどうしたいかというよりも、組織の中で与えられたことをうまくこなすことがまず大事で。これは変えないといけないと思っても、なかなか難しい。
じゃあ、信頼を得て、出世すればいいって話なんですけど、でもそれっていったい何年かかるのっていうことで。私の中ですごく焦燥感をおぼえてたんです。だから、2社目では地方創成に特化した、クラウドファンディングサービスを提供する企業に入りました。
仕事内容は、地方で面白いことをしたいという人に、クラウドファンディングを1つのツールとして挑戦のきっかけを作っていくということでした。それこそ、個人とか、行政、企業と組んで。そこでは、NPOや起業家と接することが多くて、私自身も独立して、社会貢献を軸に置いた生き方をしたいなと思ったんです。
それで、3年間務めた末に、個人事業主として独立しました。
まずは、中高生向けのキャリア教育支援をしているNPOに業務委託としてジョインして、そこでSNS運用、教育プログラムの設計などを行っていました。具体的な事業内容は、シリコンバレーに小中高生を連れて行って、実際に起業家と交流することで、自分の今後の生き方について改めて考えるというものでした。
事業内容自体は、いいものだったと思ってます。ただ、そこで集客にめちゃくちゃ苦労して。
それまでは、真にいいことをやっていて、情報発信もしていれば大丈夫。そうすれば、自然と人は集まるものだと思っていたんです。でも、ただいいことをやっていても駄目だと。
そもそもマーケティング戦略がしっかりできていないと、私たちのサービスを求めている人にも出会えないぞっていう当たり前のことに気づいたんです。
それで「マーケティングってめっちゃ重要じゃん。」って。
私も、マーケティングスキルを身につければ、いい想いを持ってやってるけど、マーケティングがうまくいかないために苦労している人たちの力になれるんじゃないかと思って。
幸い、2社目のクラウドファンディングの会社にいるときに、コンテンツマーケティングについては、個人的に勉強していて、イノーバのメルマガも定期的に読んでいたので。イノーバでコンテンツマーケティングを極めようと思いました。
「コンテンツマーケティングをサービスとする会社は他にもありますが、どうしてイノーバを選んだのですか?」
とても心に響いた言葉があったんです。イノーバのメルマガで。今でもすべての内容を覚えています。そのメルマガは、“スタートアップの成長に見る『続けることの責任』というタイトルで以下のように書かれていました。
「スタートアップは、強烈な個性や大きな夢をもった個人の思いから製品やサービスが生まれることが少なくありません。
しかし、その創業者の思いの詰まった”私的な”サービスは、いつか顧客を得たときに”公的な”存在へと変化する。
“続けることの責任”が発生するんですね。
私たちイノーバはまだまだ小さなスタートアップですが、それでも頼ってくださり、サービスを利用してくださるお客様がいる。
たくさんの支援者の笑顔が集まったその会社のイベントに参加して、”進化しつづけること”、”価値を高め続けること”の大切さを改めて感じました。」
2社目も立ち上げから経験していたから、分かるんですけど、自社のサービスって最初は創業者の想いに共感してくれて、お客さんが来てくれるんです。
でもその後、もっとたくさんのお客さんにサービスを届けるってなった時に、創業者の想いだけじゃなくて、そのサービスで社会のどんな課題を解決できるのかとか、費用対効果とかそういった面からも訴求していかないといけない。
でも、それがかなり難しくて。だから、すごく共感しました。
このメルマガを読んだときに、いい想いを持った人たちがイノーバにはいるんだなと感銘を受けていたんです。そんな人たちと働きたいと思ったので、イノーバ以外はほとんど考えませんでした。
「イノーバに決める際に、迷いや不安はなかったのですか?」
もちろんありました。
その時には、結婚もしていたので、もっと大きな企業で安定を求めるべきなんじゃないかとか。
変化の激しいベンチャーで働けるエネルギーが今の自分にはあるのかとか。
イノーバに内定をいただいてからも、2社目の企業に戻ろうかなって揺れていて。
そこでは、自分が動けば、様々なものも変えることができましたし。
サービス改善したり、セミナーに社長の代わりに登壇したりもして。
自分としては、すごく全力でやりきれたんです。
信頼できる仲間ともう一度働きたいなとも正直思いました。
「では、そのうえでどうしてイノーバを選んだのですか?」
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