こんにちは!イマジナの早川です。
今回は、誰もが一度は社名を耳にしたことがある「小林製薬」の商品戦略をご紹介したいと思います!
CMでもおなじみの「あったらいいなをカタチにする」というコンセプトのもと、
「熱さまシート」「消臭元」「アイボン」など、
次々と画期的なヒット商品を生み出し、確固たる企業ブランドを築き上げてきた小林製薬。
その成長の秘訣は、同社で大切にされてきた「マーケティングとはアンダースタンディング」という考え方にありました。
「マーケティングとはアンダースタンディング」って、どういう意味?
「マーケティングとはアンダースタンディング」とは、
お客様が商品を見て、「これは何か」「どうやって使うのか」「自分にどんなメリットがあるのか」をパッと理解できれば買ってもらえるという、小林製薬流の考え方のこと。
そのために、どれだけ商品をわかりやすくアピールできるかを、小林製薬はとても重視しています。
わかりやすい商品の条件は、
・ネーミングがわかりやすい
・パッケージがわかりやすい
・広告がわかりやすい
この3つ。
たしかに、代表的な「熱さまシート」をはじめとして、どの商品も用途や効能がわかりやすいネーミング・パッケージになっています。
「小さな池の大きな魚」戦略
小林製薬流のマーケティングとしてもうひとつ、大切にされている考え方が、
「小さな池の大きな魚戦略」というもの。
これはわかりやすく言うと、「ニッチなマーケットでトップシェアを狙う」ということです。
大手など他の競合がたくさんいる大きな市場を最初から狙うのではなく、
ライバルのいない小さな市場を自ら作り出し、そこを小林製薬の「独壇場」にする。
ある程度、最初から大きな市場を見てしまうのは仕方ないとしても、
その一部を切り取って「小さな市場」とし、その範囲をだんだん広げていく。
このやり方で、小林製薬は数々のヒット商品を世に送り出してきました。
例えば、「口臭ケア」という大きな市場の中に「ニンニク臭・アルコール臭」に特化した小さな市場を見つけた「ブレスケア」。
「歯磨き」という大きな市場の中で「歯槽膿漏」にターゲットを絞った歯磨き粉「生葉」。
商品そのものや、そのアピール方法について考えることだけがマーケティングではなく、
そもそもの市場選定から勝負は始まっているのです。
決して立ち止まらず、新たな発想を続ける
小林製薬では毎年必ず、全社員が参加して1日かけてアイデアを出し、議論し合う「アイデア大会」を開催しています。
この機会に加え、普段からもアイデアを考え続ける努力を怠らないため、
新しく上がるアイデアの数は、年間で約4万件にものぼるそう。
大量のアイデアを組み合わせ、今日もまた新たな「あったらいいな」がカタチになっていくのです。
こうした企業努力あって、小林製薬の商品は日本国内のみならず、
中国や台湾をはじめとした海外の観光客からも大人気。
トイレやお部屋のにおいを消す「消臭元」は、売り上げでギネス世界記録に認定されました。
誰もが知っている大企業のブランドを支える努力と知恵、
いかがだったでしょうか?
みなさんの日常生活においても、小林製薬の商品を見かける機会は多いはず。
見つけたらぜひ、その裏にある努力を思い出してみてください!
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