栗田 克典(くりた かつのり)
山形県出身。新卒で入社した賃貸仲介会社では営業を担当。退職後に友人からの紹介で「いいオフィス」に参画、店舗運営を行う。趣味は女性アイドルのダンスを真似すること。「いいオフィス」のマスコットキャラクター(非公式)を務める。
店舗運営やSNS発信を通して「いいオフィス」利用者や加盟店との架け橋に
ー「いいオフィス」での仕事内容を教えてください。
コワーキングスペースの運営として受付業務や電話対応、備品の管理など運営に必要な雑務も全般行っています。店舗での店番をしながら、電話・メールでのお問い合わせ対応やSNS運用なども担当しています。
そのほかには「いいオフィスのマスコットキャラクター(非公式)」をしています(笑)。
ー「いいオフィスのマスコットキャラクター(非公式)」とは?
公式のSNSで積極的に顔出しをして投稿をしたり、勝手にInstagramで非公式のいいオフィスアカウントを作成して、「いいオフィス広告塔 by かっちゃん」として情報発信をしています。これは代表にも会社にも許可を取らず勝手に始めましたが(笑)、アカウント開設から半年で2,000フォロワーを突破しました!
僕の顔写真と各店舗ごとに公式サイトには掲載していないキャッチフレーズを独自でつけて紹介をしています。最初は派手すぎるかな?勝手にコピーつけて大丈夫かな?などの不安もありましたが、紹介した店舗さんに顔を覚えてもらえたり、キャッチフレーズをつけてもらえて嬉しいとのお声がけをいただけて、店舗さんとのコミュニケーションのきっかけづくりにもなりました。
「いいオフィス」は2021年12月現在で全国に600店舗以上もあり、どんどん増え続ける店舗の中で、自分なりの表現で紹介することで、新たな発見や店舗様と利用者様の出会いが増えるきっかけになったらいいなと思っています!
きっかけは「いいオフィス」という名前が可愛かったから
ー「いいオフィス」にジョインしたきっかけを教えてください。
前職の賃貸仲介会社を辞めようと考えていた時、「いいオフィス」で働いている友人に誘われたことがきっかけです。
話を聞いた第一印象は「『いいオフィス』って名前が可愛いところが良い!」でした(笑)
きっかけは単純ですが、実際に面談をして「いいオフィス」のコワーキングスペースがコンビニのように身近になることをビジョンの一つとして掲げていることを知り、身近で親しみやすい名前とビジョンがぴったりリンクしていて、ビビッときたことが決め手となり、次の日には退職することを会社に伝えました。
ー新しい仕事をする上で不安はありませんでしたか。
パソコン操作に苦手意識があったため、コワーキングスペース=パソコンに詳しい人が使う場所、パソコンをたくさん使う仕事というイメージがあり最初は不安もありました。
賃貸仲介会社に勤めていた頃は、デスクワークよりも実際にお客様をお部屋に案内することが多く、店舗に置いてあるパソコンをたまに使う程度でした。他の「いいオフィス」メンバーがすごいスピードでタイピングしている姿を見て不安になったことを覚えています。
ですが、「いいオフィス」の先輩方に聞いたり、パソコンを操作するうちに意外とわからないことがあってもネットで調べれば解決できることも多いと知り、まずは自分で調べる習慣をつけたことで恐怖心を払拭できました。
利用者との距離の近さを活かしてコミュニケーションを大切に
ー「いいオフィス」の仕事で意識していることやこだわりは何かありますか。
店舗運営の際に意識していることは、利用者様とのコミュニケーションをとるタイミングです。
利用者様とのコミュニケーションはもちろん大事なのですが、「いいオフィス」にいらっしゃる方の大半はおしゃべりではなくお仕事をするために来ているので、お話しするときは貴重なお時間をいただいているという自覚を持って接しています。
むやみやたら話しかけたりせず、席を立ったタイミングなど、できる限りお仕事の邪魔にならないタイミングを見計らって声をかけるようにしています。
また、自分から話しかけるだけでなく、「話しかけやすい人」になるよう意識しています。デスクに向かい続けるのではなく歩き回ってみたり、座っている時もきれいな姿勢ややわらかい表情でいることを心がけています。
邪魔にならないタイミングを見計らって店舗内で踊ることもあります(笑)。そうすると話しかけずにはいられないみたいで、自然にコミュニケーションが生まれることもあります。
ー初めてお話する利用者様とはどのようにコミュニケーションを取られているのでしょうか。
初めてお話しする方にはたくさん質問をするよう心がけています。例えば「コワーキングスペースのご利用ははじめてですか?」や「この後オンライン会議入っていますか?」などです。
オンライン会議が入っている方ならお話ししやすい場所をご案内したり、時間が迫っている可能性が高いのであらかじめご予定を伺ったりしています。それに初めて来られる際は使い方に不安を感じる方も多いですし、質問しづらいこともあると思います。そんな方でも安心してご利用していただけるよう、店舗内でできることを積極的にこちらからお伝えするようにしています。
業務全般に関しては、自分の中で効率できることはないか、逆に利用者様とのコミュニケーションなど効率化しすぎてはいけないところはどこかを常に考えています。その上で「いいオフィス」メンバーには経験豊富な先輩方がたくさん在籍しているので、真似できるところは真似するなどして日々勉強中です。
特に言葉遣いはできる限り丁寧にするよう、心がけています。
先輩メンバーや利用者様とのコミュニケーションが糧に
ー「いいオフィス」の仕事の中で印象に残っていることは何かありますか。
特別楽しかった思い出が浮かばないほど、毎日が楽しいです。「仕事が嫌だな」と思うことがあまりないです。
嬉しかったことを挙げるなら「いいオフィス」の先輩方と1対1でお話しする機会があり、その時に仕事のことはもちろん、仕事以外のことも相談できたことです。
出張先でお話を聞いてくださる先輩や、日頃から声かけをしてくださる方もいて、これまでたくさん助けていただきました。「分からないことがあれば何でも聞いてね。」という言葉に嘘がなく、安心して質問できます。
業務で印象に残っていることは、SNSの投稿に力を入れることで自分が関わっている店舗はもちろん、それ以外の店舗利用者様とも繋がることができたことです。
SNS上でコミュニケーションを取ったことがある方と実際にお会いできるのは自分自身の楽しみにもなり、会話も弾みます。
ー仕事が嫌だと感じることがあまりないとのことですが、もしつらいことがあった時はどのように乗り切りますか。
元々落ち込みやすい性格なため、つらいことがあった日はしっかり落ち込みます。しかしよく睡眠をとって、次の日には引きずりません。
僕は「細胞が生まれ変わることで毎日違う自分になっている」と思っていて、次の日は別人になった気持ちで過ごしています。
他の「いいオフィス」メンバーも次の日まで引きずらない方が多いので、僕自身も毎日生まれ変わることができています。
お互いの良いところを見つけて伝える合う習慣をつけたい
ー「いいオフィス」のいいところと改善した方がいいと思うところを教えてください。
いいところは先ほどもお話ししましたが、「いいオフィス」という親しみやすい名前であるところ。シンプルですがとても好きな部分の1つです。
それから働いている人の責任感が強く、切り替えが早いところです。みなさんがフリーランスとして活躍されているので、一人ひとりが何かしらのプロフェッショナルなスキルを持っていて、学ぶ機会がたくさんあります。
改善した方がいいところといいますか、もったいないなと感じるところはあります。それはお互いの良いところを口に出して伝える人が少ないところです。困っている人がいたら声をかける方はたくさんいますが、日頃から良いところを積極的に伝えることが少ないように感じます。
プロフェッショナル同士ですし、当たり前に思うことも多く、あえて褒め合う必要はないと感じるかもしれませんが、僕から見るとみなさんとても優秀で、責任感もあり自身にも厳しくなりがちだと思うので、時にはお互いに褒め合うのも大事じゃないかなと感じています。
自分はまだ人を褒めるほどの自信はないのですが、ありがたいなと思うことや、すごいなと感じたことは積極的に伝えるようにしています。
「いいオフィス」を世界に知らしめることがミッション
ー「いいオフィス」では「どこでもいい世界」という理念を掲げていますが、この理念を達成するためにどのようなミッションを掲げていきますか。
自分なりの「どこでもいい世界」を表現し、「いいオフィス」を世界に知らしめることです。
それぞれ自分の考え方や理念の捉え方があると思うので、全員がすべての方向を見る必要はないと思いますが、自分なりの「どこでもいい世界」を持つことが大事だと思っています。
僕にとっては、自分独自のフィルターを通して積極的に発信することで、「いいオフィス」の人って楽しいな、例えばコワーキングスペースで踊ったって、どこでもどんな表現をしても良いんだなと思ってもらいたいです。
この「知らしめること」という表現も本来であれば良い意味ではないと思うのですが、発言をしたときに「かっちゃんらしくて熱意も伝わって良いね」と褒めてもらえたので、気に入ってます(笑)
ー個人的に掲げている夢や解決したい課題はありますか。
人助けをすることにやりがいを感じるタイプなので、たくさんの人のサポートができるようになりたいと思っています。
店舗様や利用者様をサポートした際に「助かりました。」「親切にしていただきありがとうございます。」など声がけいただけると、とても達成感を感じます。
SNSなどの活動を通して自分の名前を知ってもらい、より多くの人と繋がり、手助けできるような存在になりたいです。
プライベートでは年齢を理由に落ち着くことなく、一生ふざけていたいです。この年齢になったら落ち着かなければいけないと決めつけられるのが苦手なので、何歳になっても自分の好きなものを貫ける人でありたいと思います。
年齢や社会に流されず自分が好きなものに対して「私はこれが好きです。」と貫き続けたいです。
何でも挑戦できるピュアさを大切に
ー栗田さんが一緒に働いてみたい方はどんな方ですか。
全部ではなくていいので、一旦受け入れて何でもやってみるピュアさを持った方です。
「いいオフィス」にはたくさんの業務があります。営業担当の方でも運営に関わる業務に携わっていたり、各担当ごとの業務がはっきり区別されている訳ではありません。
「特にこれがやりたい」と明確な目標がない方でも大丈夫です。いろいろなことにチャレンジできるピュアさがあれば、やりたいことを見つけた時にチャレンジさせてもらえる環境が「いいオフィス」にはあります。一旦やってみる気持ちを大切に、いろいろなことに挑戦できる方がいいですね。
ー最後に今後入ってくるメンバーにメッセージをお願いします。
自分自身「会社名が可愛いから」という理由で「いいオフィス」に入ることを決めましたが、結果としてその直感を信じて良かったと思っています!
今は明確な理由がなくても、少しでもピンとくるきっかけがあればまずはお話しを聞いてみてください!
撮影場所
いいオフィス神田小川町 by Gotham
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町1-8-7 Gothamビル1-5F
小川町駅、新御茶ノ水駅 B4出口 徒歩10秒
[Googleマップで開く]
店舗ページ:https://e-office.space/ogawamachi-by-gotham/